ロバート・デ・ニーロ「『ジョーカー』は『タクシードライバー』『キング・オブ・コメディ』とは違う」 | VG+ (バゴプラ)

ロバート・デ・ニーロ「『ジョーカー』は『タクシードライバー』『キング・オブ・コメディ』とは違う」

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『ジョーカー』公開!

いよいよ2019年10月4日(金)から日米で上映を開始した映画『ジョーカー』。「バットマン」シリーズに登場する最狂ヴィランの誕生秘話が遂に描かれる。アメコミファンから大きな注目が集まっていることはもちろん、古くからの映画ファンにとっても『ジョーカー』は特別な作品だ。

ロバート・デ・ニーロが出演

トッド・フィリップス監督が指揮をとる『ジョーカー』には、大物俳優のロバート・デ・ニーロが出演している。『ジョーカー』は、マーティン・スコセッシ監督、ロバート・デ・ニーロ主演の名作映画『タクシードライバー』(1976)『キング・オブ・コメディ』(1982) に影響を受けて製作されており、トッド・フィリップス監督は両作品の大ファンであることも公言している。

『タクシードライバー』『キング・オブ・コメディ』との繋がりは?

『ジョーカー』でロバート・デ・ニーロが演じたマーレイ・フランクリンは、人気番組の司会者という設定。ロバート・デ・ニーロの代表作の一つである『キング・オブ・コメディ』では、ロバート・デ・ニーロは人気司会者にすがりつく駆け出しのコメディアンを演じていただけに、映画ファンにとっては、両作に繋がりはないと考えろと言う方が無茶である。『ジョーカー』の善良な人間が腐った街で狂っていくという設定も、ロバート・デ・ニーロが主演男優賞を受賞した『タクシードライバー』のシナリオを想起させる。

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「『ジョーカー』は別物」

ところが、9月28日にVerietyが公開した『ジョーカー』プレミア上映の場でのインタビューでは、ロバート・デ・ニーロは以下のように語っている。

彼ら (トッド・フィリップス、ホアキン・フェニックス) と一緒に仕事をするのは素晴らしいことでしたよ。ご存知のように、私の役はほんの小さなものです。『タクシードライバー』と『キング・オブ・コメディ』との繋がりもその一部ですが、これ (『ジョーカー』) は別物です。 映画を見れば分かりますよ。

2019年4月に公開されたIndieWireのインタビューでは、『キング・オブ・コメディ』と『ジョーカー』には「全体として、はっきりした繋がりがある」と述べていたロバート・デ・ニーロ。実はこの時にも「ストーリーが繋がっているわけではない」という説明を付け加えていた。公開を目前に控えて、『ジョーカー』という作品と、自身が主人公を演じた『タクシードライバー』『キング・オブ・コメディ』は別物だと、改めて宣言したようだ。
その理由は、この二作にスポットライトが当たりすぎることをよく思わなかったからなのか、『ジョーカー』が両作品とは全く異なるメッセージを抱えた作品だからなのか——ロバート・デ・ニーロはその答えを「見れば分かる」と煙に巻いた。

『ジョーカー』はどんな作品に?

ジョーク好きなベトナム帰還兵の悲劇が描かれた『タクシードライバー』と、「喜劇でありながら悲劇」であった『キング・オブ・コメディ』。トッド・フィリップス監督がこの二作から影響を受けたと言いながら、ロバート・デ・ニーロが「別物」と強調する『ジョーカー』は、果たしてどのような作品に仕上がっているのだろうか。

ロバート・デ・ニーロの動向にも注目

なお、『ジョーカー』およびマーティン・スコセッシ監督の『ジ・アイリッシュマン』への出演を控えているロバート・デ・ニーロは、9月29日にCNNのニュース番組に出演し、以前から批判しているドナルド・トランプ米大統領を改めて厳しく批難し、メディアから注目を集めている。一方で10月4日には、元従業員の女性を「オフィス妻」として扱い、彼女に性差別発言を浴びせていたとの告発を受けている。『ジョーカー』の内容とともに、ロバート・デ・ニーロの動向にも注目が集まる。

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Source
Variety Twitter / IndieWire

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