スティーヴン・キング最新作『ドクター・スリープ』
ホラー界の巨匠スティーヴン・キング原作映画の最新作『ドクター・スリープ』が2019年11月29日(金)に日本公開を迎える。スティーヴン・キングといえば、原作を手がけた『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』が公開されたばかり。『IT』は原作小説から33年の時を経て新作映画が制作されたが、『ドクター・スリープ』はキング原作の名作映画『シャイニング』(1980) から40年後を舞台とした作品。前作で指揮をとったスタンリー・キューブリック監督から、『ジェラルドのゲーム』(2017) を指揮したマイク・フラナガン監督がバトンを受け継ぐ。
3本のスポット映像が公開
今回は、3週間後に日本公開を控えた『ドクター・スリープ』より、3種類のスポット映像が到着した。いずれの映像も、「『ショーシャンクの空に』以来最高のスティーヴン・キング映画」とも言われる『ドクター・スリープ』の恐怖と魅力をたっぷり味わえる映像となっている。
映画『ドクター・スリープ』30秒CM(ダニー編)
一本目のオンラインスポット映像は、前作『シャイニング』の惨劇を生き延び、今作『ドクター・スリープ』ではユアン・マクレガーが演じるダニーの視点で描かれる。ダニーは彼と同じ不思議な力を持っている少女アブラと出会い、『シャイニング』のホテルに戻る。前作以上の恐怖に直面するダニーの姿が次々と映し出されている。
映画『ドクター・スリープ』15秒CM(ミステリー編)
15秒間のスポットCMのうち、「ミステリー編」と銘打たれた映像では、「『IT』のスティーヴン・キングが仕掛ける最大の謎」というナレーションと共に、バスタブの老人、双子の少女、大量の血が流れ出すエレベーターなど、『シャイニング』でも見られた仕掛けが次々登場し、『ドクター・スリープ』で前作の謎が明かされることが示唆されている。
映画『ドクター・スリープ』15秒CM (シャイニング編)
「シャイニング編」と題されたもう一つのスポット映像では、少女たちの「おかえりダニー」というセリフで幕を開ける。『シャイニング』のあの音楽と共に「遊びましょう——ずっと、ずっと、永遠に」と囁きかけ、次々と恐怖のシーンが映し出される。最後には『ドクター・スリープ』のタイトルと共に「呪われたホテルが、目を覚ます」との文字が……。
今回公開された15秒のスポットCMはテレビでも放送されることになる。原作者のスティーヴン・キング、監督のマイク・フラナガン、主演のユアン・マクレガーがダニーの抱える恐怖と『ドクター・スリープ』の魅力について解説した特別映像は、以下の記事からご覧いただきたい。
『ドクター・スリープ』の原作小説は上下巻で文春文庫から発売中。鬼才スタンリー・キューブリック監督が手がけた前作『シャイニング』はAmazonプライムビデオで鑑賞できる。