リブート版『デューン』砂虫のデザインが初公開——ポイントは「実在していてもおかしくないように」 | VG+ (バゴプラ)

リブート版『デューン』砂虫のデザインが初公開——ポイントは「実在していてもおかしくないように」

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『デューン』から砂虫のデザインが公開

『メッセージ』(2016)や『ブレードランナー 2049』(2017)といった作品で知られるドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が映画化を手がける『デューン (邦題未定、原題: Dune)』。フランク・ハーバードの同名小説を、デイヴィッド・リンチ監督による『デューン/砂の惑星』(1984) 以来、36年ぶりに劇場映画化する作品だ。

この度、『デューン』という作品にとって象徴的な存在である砂虫 (サンドワーム) のデザインが明らかになった。英Empire誌が2020年10月号の定期購読者限定版の表紙として公開した画像に大写しの砂虫が映し出されている。

デイヴィッド・リンチ監督が映像化した砂虫と大きく異なるのは、その歯である。口そのものの形状は判断できないが、歯の形状はひげクジラのひげのようで、円形に配置されている。青い衣類に身を包んだ人物に向かって突き進む姿は、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督版『デューン』でも砂虫が勇猛にその存在感を発揮することを示唆している。

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ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は、『デューン』の製作にあたって砂虫のデザインに丸一年を費やしたことを明らかにしている。そのポイントは、「実際に生物として存在していてもおかしくないように」というもの。以前よりSFファンで、ようやくSF映画で指揮をとる夢が叶ったというドゥニ・ヴィルヌーヴ監督。SF界のクラシック作品『デューン』へのこだわりが少しずつ明らかになろうとしている。

なお、Empire誌の通常版の表紙では、ティモシー・シャラメ、オスカー・アイザック、ゼンデイヤ、ジェイソン・モモアらを含む主要キャスト8人の姿が映し出されている。

映画『デューン』は2020年12月18日(金)米公開予定。

VG+編集部

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