『アクアマン』オーシャンマスターは“環境戦士” パトリック・ウィルソンとワン監督が語る魅力 | VG+ (バゴプラ)

『アクアマン』オーシャンマスターは“環境戦士” パトリック・ウィルソンとワン監督が語る魅力

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環境問題を扱った『アクアマン』

オーシャンマスターに注目

『アクアマン』が2019年2月7日(金)より日本でも全国公開され、大きな話題を呼んでいる。日本でも人気を集めているのが、パトリック・ウィルソン演じるオーシャンマスターことオームだ。演じたパトリック・ウィルソンは、『アクアマン』の公開時点で45歳だったが、劇中では若々しい姿を見せ、その演技力でも観客を圧倒した。

“怒り”が原動力

オーシャンマスターことオームは、“怒り”に突き動かされるキャラクターだ。海底王国アトランティスの若き王として君臨するが、海洋汚染を続ける人類に憎しみを抱いている。オームは地上を征服することを画策するが、そこに異父兄弟であるアーサーが現れ、アトランティスの王座を巡る争いに発展していく。

パトリック・ウィルソンが解説

環境汚染への怒り

そのオーシャンマスターを演じたパトリック・ウィルソンが、自身が演じたキャラクターについて、興味深い解説を行っている。彼が抱く怒りの根源について、パトリック・ウィルソンは、/Filmにこう話している。

生態学的に言えば、彼は環境に突き動かされているんです。地上の人々によって行われている、数世紀に渡る環境汚染と環境破壊にです。

「家族の問題」と共に、オームを突き動かすのは、やはり人類による環境破壊に対する怒りだ。劇中にも、次の世代に残すべき海を破壊する人間に対して、怒りを表明するスピーチを行う場面が登場する。

環境汚染に触れずに作ることは不可能

ウィルソンは、こう続ける。

「私たちは海を汚していない」と主張する人は、一人もいないでしょう。もしそんな人がいるなら、その人は無知で、その人こそがヴィランです。

ウィルソンは、多くのコミックで環境問題や政治的問題、社会問題が扱われており、現実に起きている海洋汚染に触れずに『アクアマン』の映画を作ることは不可能だと述べている。

オーシャンマスターことオームの魅力

“環境戦士 (エコウォリアー)”としてのオーシャンマスター

更にパトリック・ウィルソンは、Entertainment Weeklyに、「彼 (オーシャンマスター) は、ある種の“環境戦士 (エコウォリアー)”なんです」と語っている。エコウォリアーとは、熱心に環境保護活動に取り組む活動家のことだ。

彼は、数世紀に渡って彼の海を汚染し続けてきた地上の世界に対して、明白な不満を抱いている。それはそうですよね、簡単な話です。もし私たちの吸う空気をずっと汚染し続けている人々がいて、私たちの生活を破壊する人がいたら……。

真っ当な意見だろう。優れた文明を持ち、長く海底で暮らしてきたアトランティスの人々の立場からすれば、自分たちの住む環境を地上人達が自由気ままに汚染し続けている、ということになる。それに対して怒りを持つのも無理はない。

ワン監督も「完全な悪者ではない」

『アクアマン』の指揮をとったジェームズ・ワン監督も、オーシャンマスターを擁護する人物の一人だ。SciFiNowのインタビューでは、オーシャンマスターは「完全な悪者ではない」と語っている。

環境問題に触れずに『アクアマン』を作ることはできません。世の中がヒドくなればなる程、このキャラクター (オーシャンマスター) には価値が生まれるのです。だからこそ、パトリックが演じたキャラクターは面白いのです。もちろん、彼は悪役です。でも、完全な悪者だとは思っていません。ただ、私たち地上人のバカな行いに気を病んでいて、疲れているだけなのです。

『アクアマン』は、海洋保護団体のオセアナとパートナーシップを締結しており、海洋保護を訴えるプロモーション動画も公開されている。そしてこの動画に登場するのが、他でもないパトリック・ウィルソンだ。海を守ることの重要性を人々に呼びかけている。ウィルソンからのメッセージは、以下の記事からご覧いただきたい。

映画『アクアマン』は、2019年2月7日(金)より全国でロードショー。

Source
Entertainment Weekly / SciFiNow / Fim

VG+編集部

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