『ウエストワールド』シーズン4の予告公開 テーマは「逆転」、新しい世界が舞台に | VG+ (バゴプラ)

『ウエストワールド』シーズン4の予告公開 テーマは「逆転」、新しい世界が舞台に

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『ウエストワールド』シーズン4予告公開

米HBOの人気SFドラマ『ウエストワールド』(2016-)シーズン4より予告編が公開された。『ウエストワールド』はリサ・ジョイとその夫のジョナサン・ノーラン、そしてJ・J・エイブラムスが製作総指揮を務めるSFドラマシリーズ。2016年にシーズン1、2018年にシーズン2、そして2020年にシーズン3が公開された人気作だ。

『ウエストワールド』シーズン4では、エヴァン・レイチェル・ウッド演じるドロレス・アバーナシーが前3シーズンに続きカムバック。2022年6月26日(日)よりHBOで放送を開始し、HBO Maxでも配信される。

ルー・リードの楽曲「パーフェクト・デイ」(1972) から幕を開けるこの予告編では、最初に登場するのはタンディ・ニュートン演じるメイヴ。アーロン・ポール演じるケイレブ、ルーク・ヘムズワース演じるアシュリー、エド・ハリス演じるウィリアムなど、おなじみの面々が登場している。だが世界は至って平和そうで、何でもない平穏な1日の素晴らしさを歌った 「パーフェクト・デイ」の歌詞がマッチしている。

しかし、ドロレスが登場したところで雰囲気は一変。タッグを組んで謎に挑むメイヴとケイレブと血を垂らすウィリアムの姿、ジェフリー・ライト演じるバーナード・ロウの目の前で燃え盛る木などが映し出されていく。シャーロットを演じるテッサ・トンプソンやクレメンタイン役のアンジェラ・サラフィアンの再登場。次々血に塗れたシーンが映し出され、シーズン4も間違いなく事件が起きることが示されている。

今回の予告編は、「自分で蒔いた種を自分で刈り取る」という歌詞が二回歌われたところで幕を閉じる。これは人間の罪を指しているのだろうか。今回の予告編にはシーズン4までに退場したはずのキャラクターの姿も見られた。これらの世界は現実世界なのか、それとも“パーク”の中が舞台なのか、答え合わせを楽しみに待とう。

シーズン4のテーマは?

製作総指揮のリサ・ジョイは、米Deadlineに『ウエストワールド』シーズン4の特徴について語っている。シーズン4を一言で表すなら「逆転」と話すリサ・ジョイは、自身初監督を務めた2021年公開の映画『レミニセンス』と絡め、『ウエストワールド』シーズン4の舞台となる世界について以下のように語っている。

(シーズン4では)新たな世界を見ることができます。私が本当に楽しいと思っている世界です。そこでは私が『レミニセンス』から誘拐してきた人物が、面白い形で登場します。

映画『レミニセンス』には、『ウエストワールド』にレギュラー出演しているメイヴ役のタンディ・ニュートンと、クレメンタイン役のアンジェラ・サラフィアンが出演。予告でも示された通り、シーズン4ではこの二人が何らかの役割を担うことになりそうだ。同時に、『レミニセンス』に出演したヒュー・ジャックマン、レベッカ・ファーガソン、ダニエル・ウー、クリフ・カーティス、ブレット・カレンらの『ウエストワールド』出演もあり得るのか、シーズン4の出演者にも注目だ。

一方で、『ウエストワールド』シーズン4の物語としては、「新しい世界」を描くという点がポイントになるだろう。また、テーマを「逆転」としていることから、アンドロイドであるホスト達が人間を管理している世界など、これまでのシリーズの常識を覆す展開を見ることができそうだ。

拡大し続ける『ウエストワールド』

ドラマ『ウエストワールド』シーズン1では、人間のゲストが“ホスト”と呼ばれるアンドロイドに欲望のまま好き勝手できるテーマパーク“ウエストワールド”を舞台に、自我を持ち始めたホスト達の反乱を描いた。シーズン2では更に広がる反乱を通して、パーク内の新たな場所が紹介された。シーズン3では遂に外の社会が舞台に。人類を制御するAIが登場し、より巨大な陰謀が明らかになった。

「ジュラシック・パーク」の原作者として知られるマイケル・クライトンが1973年に発表した同名映画を原作にした『ウエストワールド』は、近未来を舞台に“自由”や“意志”を問う哲学的なテーマが設定されている。リサ・ジョイが会話や詩的な部分を担当し、兄のクリストファー・ノーランと共に『メメント』(2000) 『プレステージ』(2006) 『ダークナイト』(2008) といったシリーズを手掛けてきたジョナサン・ノーランが構成の部分を担当している

『レミニセンス』で初監督

『ウエストワールド』の成功によってその名を轟かせたリサ・ジョイは、2021年9月17日(金)より日本で公開されたSF映画『レミニセンス』で初監督を務めた。『レミニセンス』は海面が上奏した近未来のマイアミを舞台に、ヒュー・ジャックマン演じる主人公のニコラス・“ニック”・バニスターが、あらゆる記憶を追体験させる仕事をこなしていく中で、愛する人を凶悪犯罪に巻き込んでしまうというストーリー。『ウエストワールド』全シーズンでメインロールを演じているタンディ・ニュートンも出演した。

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なお、タンディ・ニュートンは『ウエストワールド』シーズン2でエミー賞助演女優賞を受賞している

『ウエストワールド』シーズン4は製作がスタートしていたが、2021年7月に撮影スタッフに新型コロナ感染者が出たため制作が中断されていた。8月に入り撮影が再開され、2022年6月に晴れて米放送隣。

『ウエストワールド』シーズン3まではU-NEXTとAmazonプライムビデオで配信中。

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Blu-rayもシーズン3まで発売中。

 

『ウエストワールド』シーズン3のあらすじはこちらから。

衣装に込められたこだわりはこちらの記事で。

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