Netflixドラマ『シスター戦士』はアメコミ原作の“シスターフッド”ドラマ。7月2日配信開始【あらすじ・予告編】 | VG+ (バゴプラ)

Netflixドラマ『シスター戦士』はアメコミ原作の“シスターフッド”ドラマ。7月2日配信開始【あらすじ・予告編】

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Netflix『シスター戦士』が7月配信開始

アメリカのコミック作品『Warrior Nun Areala』(1994-2002)を実写ドラマ化した『シスター戦士』が2020年7月2日(木)よりNetflixで配信を開始する。『シスター戦士』はそのタイトルの通り、スーパーパワーを手に入れて修道女になった主人公エヴァが、次々と現れる敵と対峙していくという内容だ。コミック作品の原作者は、『鉄人28号』のリメイク作品『Gigantor』を手がけたベン・ダン。以前はトリロジー (三部作) として映画化される話もあった人気シリーズだけに、ドラマ化には大きな期待が集まっている。

『シスター戦士』のあらすじ

物語はいきなり遺体安置所から始まる。主人公エヴァは、ずっと“死”を夢見てきた少女。フルネームはエヴァ・シルヴァ。年齢は19歳。ある日、遺体安置所で目を覚ましたエヴァは、“最悪な形”でその夢が現実のものになったことを知る。

そんな中、戦うシスターたちリーダー、シャノンが瀕死の状態で運ばれてくる。シャノンは同じくシスターのメアリーに「みんなを絶対に信用しないで」という意味深な遺言を遺して息絶えてしまう。シャノンから取り出された“力”の源は、偶然近くにいたエヴァの体内に取り込まれる。

いつの間にかスーパーパワーを身につけていたエヴァは、突然目の前に現れたあっさり敵を倒してしまう。状況を理解できないエヴァだったが、古代からはびこる悪者たちと戦っているという“十字剣修道会”を名乗る集団の神父が、「ヘイローの保持者はシスター戦士だ」と語る。

「ごめん、この話、私に関係ある?」とこの語りを一蹴したエヴァだったが、彼女が手に入れたスーパーパワーは、実は悪を倒す切り札なのだとか。“地獄”の勢力はその力を恐れ、“天国”の勢力はその力が“不信者”の手に落ちたと主張し、エヴァを狙う。選ばれし者に与えられる“ヘイロー”と呼ばれる力を高めるため、エヴァは“十字剣修道会”で訓練を受けることになる。

“十字剣修道会”には、「苦しみが私を変えた」と話すクラブ使いのベアトリス、酒豪でショットガン使いのメアリー、「誰よりも訓練した」と言い張るダガー使いのリリス、マシンガンを乱射するカミラと、個性豊かな面々が揃う。この秘密結社で、スーパーパワーを持つエヴァは“シスター”たちと共に怪物との戦いに挑んでいく。

『シスター戦士』の監督&出演者は?

ドラマ『シスター戦士』の全体の指揮をとるのは、ロンドン生まれ、カナダ出身のプロデューサーであるサイモン・バリー。2016年にはドラマ版『ヴァン・ヘルシング』のプロデューサーと各話監督及び脚本を手がけた。カナダのSFドラマ『コンティニュアム』(2012-2015)では原案、企画、制作総指揮、ショーランナーを務め、2016年のサターン賞最優秀SFドラマ賞を受賞するなど、高い評価を受けた。

サイモン・バリーは既に『シスター戦士』シーズン2製作の可能性について語っている

主人公エヴァを演じるのは1997年生まれのアルバ・バチスタ。ポルトガルのリスボン生まれの俳優で、今回が初の大役となる。神父のヴィンセント役をフランスの俳優で『ターミネーター:ニュー・フェイト』(2019)にも出演したトリスタン・ウヨアが演じる。ベアトリス役をクリスティーナ・トンテリ・ヤング、メアリー役をトーヤ・ターナー、リリス役をロレーナ・アンドレア、カミラ役をオリビア・デルカンが演じる。

Netflixでは、『アンブレラ・アカデミー』(2019-)や『ノット・オーケー』(2020)など、近年はコミックの実写化を成功させている。『シスター戦士』もまた、Netflixの看板ドラマに仲間入りを果たすのだろうか。

Netflixオリジナルドラマ『シスター戦士』は2020年7月2日(木)より配信開始。

『シスター戦士』(Netflix)

VG+編集部

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