『ザ・ボーイズ』新作スピンオフ『ザ・ボーイズ:メキシコ』制作が進行中 製作総指揮にディエゴ・ルナら | VG+ (バゴプラ)

『ザ・ボーイズ』新作スピンオフ『ザ・ボーイズ:メキシコ』制作が進行中 製作総指揮にディエゴ・ルナら

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広がる『ザ・ボーイズ』ユニバース

大人気の中、シーズン2と『ザ・ボーイズ』本編シーズン4へと繋がるラストを迎えた『ザ・ボーイズ』スピンオフの学園ドラマ『ジェン・ブイ』シーズン1。アニメーション作品『ザ・ボーイズ:ダイアボリカル』に続くスピンオフ作品第2作目となった『ジェン・ブイ』シーズン1だが、それに続く第3のスピンオフ作品『ザ・ボーイズ:メキシコ(原題:THE BOYS:MEXICO)』の制作を米DEADLINE Hollywoodが報じた。

『ザ・ボーイズ:メキシコ』はラテンアメリカを舞台とした作品になるとのことで、『ザ・ボーイズ』本編ではこれまでアメリカ中心で物語が進み、アントニー・スター演じるホームランダーなどMAGA(Make America Great Again、アメリカ合衆国を再び偉大な国にするという意味)気質のキャラクターが中心となっていた。『ザ・ボーイズ:メキシコ』はそれとは異なるヴォート社の海外展開などが描かれる作品になりそうだ。

製作総指揮はスターウォーズのスピンオフドラマシリーズ『キャシアン・アンドー』(2022-)で主人公キャシアン・アンドーを演じたディエゴ・ルナと、MCUドラマシリーズ『ウェアウルフ・バイ・ナイト』(2022-)で主人公ジャック・ラッセルを演じたガエル・ガルシア・ベルナルが務めるとのことだ。ディエゴ・ルナとガエル・ガルシア・ベルナルの二人は本編にも俳優として参加することも明らかになっている。

また、はDCEU(DCエクステンデッドユニバース)映画作品『ブルービートル』(2023)やSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)で現在無期限延期中となっている『エル・ムルエト(原題:El Muerto)』の脚本家を務めたガレス・ダンネット=アルコセルも製作総指揮と脚本を務めるになる。現在、ガレス・ダンネット=アルコセルは共同ショーランナーを探しており、現時点では脚本執筆に加え、予算編成などが行なわれ、まだキャスティングなどは決まっていない。

『ブルービートル』といえば、ワーナー・ブラザーズ・ディスカバリーの経営方針の転換により、映画そのものの方針も二転三転して経緯があり、『バットガール(原題:Batgirl)』のお蔵入り騒動の際には監督を務めたアンヘル・マヌエル・ソト監督が『バットガール』のSNS上のお蔵入り反対投稿に「イイね」を押すなど現場にも混乱が広がっている。さらに『エル・ムルエト』では全米脚本家組合と全米俳優組合の2つのストライキによって主演が降板するなど、ガレス・ダンネット=アルコセルは現実で『ザ・ボーイズ』本編のような混乱に巻き込まれた人物だ。

『ザ・ボーイズ:メキシコ』はドラマ版『ザ・ボーイズ』の生みの親ともいえるエリック・クリプキとクリプキ・エンタープライズ、 『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(2023)のドンキーコング役や『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』(2023)を制作したセス・ローゲン、セス・ローゲンと共に数多くの映画を製作してきたエヴァン・ゴールドバーグらがポイント・グレイ・ピクチャーズとして支援するとのことだ。

『ザ・ボーイズ』で制作に携わった「ワイルド・スピード」シリーズや「プリズン・ブレイク」を制作したニール・H・モリッツ率いるオリジナル・フィルムソニー・ピクチャーズ・テレビジョンアマゾンMGMスタジオも『ザ・ボーイズ:メキシコ』に参加する。『ザ・ボーイズ』本編からも多くのスタッフが参加することになるようだが、『ザ・ボーイズ:メキシコ』制作全体のメインはメキシコ出身者たちによって構成されるようだ。

『ザ・ボーイズ』本編ではヒスパニック系のヒーローとしてマイルズ・ガストン・ビリャヌエバ演じるスーパーソニック/アレックスが登場していたが、メキシコ系という理由で侮辱的な行為を受けた上、良心からホームランダーに立ち向かう作戦に参加したが悲劇的な結末を迎えた。アメリカにおけるヒスパニック系の置かれている立場をスーパーソニックを通して描いた『ザ・ボーイズ』だったが、メキシコを舞台にした『ザ・ボーイズ:メキシコ』ではどのようにメキシコの社会問題を描くのだろうか。

また、このような形で『ザ・ボーイズ』ユニバースが広がっていけば、アメリカで「パワーレンジャー」シリーズなどで特撮ヒーロー文化が存在していることが知られている日本でも『ザ・ボーイズ:ジャパン』の制作も夢ではないかもしれない。ちなみに、すでに『ザ・ボーイズ』公式でパワーレンジャーはネタにされている。今後の『ザ・ボーイズ』ユニバースに注目していきたい。


Source
DEADLINE Hollywood

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『ジェン・ブイ』シーズン2についての情報はこちらから。

『ザ・ボーイズ』シーズン4と『ジェン・ブイ』のつながりに関する記事はこちらから。

『ザ・ボーイズ』シーズン4のポスターと現時点で明らかになっている情報はこちらから。

「ザ・ボーイズ」フランチャイズの更なるスピンオフ展開についてはこちらの記事で。

『ジェン・ブイ』シーズン1最終話第8話のネタバレ解説はこちらから。

鯨ヶ岬 勇士

1998生まれのZ世代。好きだった映画鑑賞やドラマ鑑賞が高じ、その国の政治問題や差別問題に興味を持つようになり、それらのニュースを追うようになる。趣味は細々と小説を書くこと。
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