ドラマ『ロキ』予告編公開
『ワンダヴィジョン』『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』に続くDisney+オリジナルMCUドラマ最新作『ロキ』が2021年6月11日(金)6月9日(水)より配信を開始する。マーベルが米時間4月5日(月) に公開した2分16秒の『ロキ』公式予告編では、同作の内容が明らかになっている。
ネタバレありの『ロキ』第1話の解説&考察はこちらから。
『ドラマ』のあらすじ&考察
TVA (Time Variance Authority) という名のマルチバースを監視する組織に捕らえられたトム・ヒドルストン演じるロキは、オーウェン・ウィルソン演じるTVA職員のメビウスと言葉を交わす。「我々は時間の流れを守っている」と話すメビウス。ロキは四次元キューブを使って現実を改変したことを咎められているようだ。
画面に映し出されるのは、時間の流れと思われる線が無数に枝分かれしている様子。『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019) における“タイムトラベル”の余波でMCU世界の時間軸が分裂し、収拾がつかなくなりつつある。
メビウスはロキの力を使ってこの事態を収束させるよう依頼する。この任務を受けて、ロキは次々と別次元の世界を飛び回るよが、アベンジャーズ・タワーが破壊されたニューヨークの街や、ブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフと思われる人物が佇む惑星ヴォーミア、『ソー・ラグナロク』(2017) に登場する惑星サカールなど、今までのMCU作品に登場した舞台の“別世界”を訪れているように見える。
分裂していく世界線の“修正”がロキの任務だが、MCU本編におけるロキ自身やブラック・ウィドウの運命を変えるような展開もあり得るかもしれない。
なお、ブラック・ウィドウと思われる人物は座っている後ろ姿しか映されていないが、最後に『エンドゲーム』に登場した時と髪型が異なる。本来は赤髪を束ねているはずだが、この動画では金髪のボブになっており、全く違う人物である可能性も否めない。
ロキ役のトム・ヒドルストンとメビウス役のオーウェン・ウィルソンは、3月に実施されたドラマ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』のバーチャル・ローンチ・イベントにサプライズ登場し、見事な“漫才”を披露している。この動画では、トム・ヒドルストンが「ロキは神様、メビウスは官僚」と二人の違いを強調している。詳しくはこちらの記事から。
ようやく本筋が明らかになったドラマ『ロキ』。MCU初のヴィラン主演作品が、このユニバースを救うのか、それとも……? 配信を楽しみに待とう。
ドラマ『ロキ』の出演者と日本語吹き替えキャストはこちらの記事にまとめている。
なお、『ロキ』は米時間の5月5日(水)に突如配信日の変更を発表。6月11日(金)ではなく、6月9日(水)より配信を開始することが明らかになった。詳しくはこちらの記事で。
ドラマ『ロキ』は2021年6月9日(水)よりDisney+で配信開始。
また、公開延期が発表となった映画『ブラック・ウィドウ』は、2021年7月8日(木)の劇場公開、7月9日(金)からのDisney+ プレミア アクセスでの配信開始を予定している。こちらも4月4日(日)に最新予告が公開された。
ネタバレありの『ロキ』第1話の解説&考察はこちらから。