ドラマ『アソーカ』8月配信開始
「スター・ウォーズ」シリーズ最新作となるドラマ『アソーカ』が2023年8月23日(水)よりディズニープラスで配信を開始する。『アソーカ』は、アニメ『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』(2008-2020) や『スター・ウォーズ 反乱者たち』(2014-2018) で中心的な役割を果たした人気キャラクターのアソーカ・タノを主人公に据えた作品。ドラマ『マンダロリアン』(2019-)、『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』(2021-2022) に続き、実写版アソーカをロザリオ・ドーソンが演じる。
ドラマ『アソーカ』を指揮するのは、「スター・ウォーズ」シリーズを熟知しているデイヴ・フィローニだ。長年に渡りアニメシリーズを手がけ、『マンダロリアン』『ボバ・フェット』の制作にも携わってきた。そのデイヴ・フィローニが作る『アソーカ』は、どんな作品になっているのだろうか。
アナキンとのつながり、アソーカ自身の道
英Empire Magazine 2023年7月号でインタビューに答えたデイヴ・フィローニは、ドラマ『アソーカ』制作にあたっての苦労を「彼女を知っている人もいれば、知らない人もいること」としている。確かに4月のインタビューでは、デイヴ・フィローニは「(過去作の)どのエピソードも『観なければならない』ということはない」としながらも、「『反乱者たち』のシーズン4だけ観ても準備は万端」と話していた。
Empire Magazineでは、デイヴ・フィローニはアソーカの特徴について以下のように話している。
彼女はアナキンとの繋がりによって、多くの人が知る「スター・ウォーズ」に片足を突っ込んでいますが、それでも彼女は新顔でもあり、彼女自身の方向性で彼女自身の道を歩むことができます。それにより、彼女自身が過去と今後の可能性をつなぐ面白いブリッジになると思います。
確かに、アソーカはこれまでジェダイの師であるアナキン・スカイウォーカーとの関係性の中で語られることが多かった。ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』(2022) ではアソーカとダース・ベイダーの対決をオマージュする演出が見られたほどだ。『オビ=ワン・ケノービ』はオビ=ワンと弟子のアナキンとの関係性を描き直したが、『アソーカ』ではアソーカ自身の道を描く作品になるようである。
一方で、ドラマ『アソーカ』にはアナキン・スカイウォーカー/ダース・ベイダー役のヘイデン・クリステンセンが出演することが判明している。だが、メインの舞台は『マンダロリアン』と同じ新共和国時代になるということなので、ヘイデン・クリステンセンの登場は限定的なものになりそうではある。
また、デイヴ・フィローニは『マンダロリアン』『アソーカ』と同じ新共和国時代を舞台にした「スター・ウォーズ」の長編映画を監督することが発表されている。アソーカが「架け橋」になると表明した同監督。『アソーカ』ではどのようにして「アソーカの道」を描くのだろうか。
ドラマ『アソーカ』は2023年8月23日(水)よりディズニープラスで配信開始。
Source
Empire Magazine
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