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『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 2nd-覚醒前夜-』放送中!!
2011年にTV放送され、当時社会現象とも呼べるヒットを記録した『魔法少女まどか☆マギカ』(以下、まどマギ)。その外伝作品である『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』(以下、マギレコ)の2期作品、『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 2nd-覚醒前夜-』が2021年7月31日よりTOKYO MX、MBSその他でTV放送中、ABEMA、dアニメストア他でネット配信中だ。
遂に明かされた”噂”の正体。マギウスの翼の目的が明らかになっていく中で、いろははねむや灯花とどのように関わっていくのだろう。早速第4話を振り返っていきたい。
以下の内容は、アニメ『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』第4話の内容に関するネタバレを含みます。
第4話「お前はそれでいいのかよ」 あらすじ・感想
万年桜の声
無事にやちよ、黒江との再会を果たしたことを喜ぶいろは。その時、三人の前で万年桜の枯れ木から声が聞こえる。「たとえすべての物語が終わっても、私はあなたたちを待っていますよ」と語るその声の主は誰なのだろう。一瞬現れたイメージではいろはと同じピンク色の髪の人物が描かれていたが、もしかしてこれがういなのだろうか? いろはと再会できてめでたしめでたし、とはいかないようだ。
声とともに万年桜は姿を消し、周囲の景色は元のアーケードへと戻る。
潜入、ホテル・フェントホープ!
みかづき荘に戻ったいろはは鶴乃やさなといった他の仲間が居ないことに気付く。黒江の口からねむがもうすぐ死ぬと言っていたことを聞かされ、黒江の案内でマギウスの本拠地であるホテル・フェントホープへと仲間を探しに行くことを決意するいろは、やちよ。
先導する黒江が鍵となるアイテムを取り出すが、扉はそれを使う前に開いてしまった。驚く黒江たちの前に現れたのは”白羽根”の天音姉妹だった。即座に臨戦態勢に入るやちよに促され、いろはと黒江は先に扉の中へと入っていく。
フェントホープへと向かう列車の中でマギウスの翼に入った理由を黒江に問ういろは。
自分は弱く、ドッペルを使わないと生き延びられなかったと言う黒江にいろはは他の魔法少女と手を取り合ってドッペルに頼らずとも済む方法を探そうと言う。
レナ、かえでとの再会
二人が列車を降りてフェントホープへと歩いている途中、物陰から飛び出してきたのはレナだった。マギウスの翼の”黒羽根”となったレナは、しかしかえでを連れて脱走する途中だった。ソウルジェムの濁ったかえでは、「調整屋の言うことを聞かなかった」ことを悔いる。
歩き出すレナの背に、天音姉妹に見付かったことにより出口を塞いでしまったことを告げるいろは。レナたちにも追手が居るらしく、二組は合流し遠回りでフェントホープへと戻って新たな出口を探すことにする。
かえでを気遣い、いろはが調整屋に診てもらうことを提案するが、レナは「絶対行かない」と拒む。果たして調整屋との間に何があったのだろうか?
線路を歩くかえでの影には、何らかの異変を感じさせる予兆が。黒江はそれに気付いてハッとする。
マギウスの魔女プラント
一方、まどか、さやか、ほむらの三人はマミの消息を追って街中に貼られたマギウスのポスターを調べるが手掛かりは得られない。ポスターを見るにマギウスは魔法少女を勧誘しているようだが、自分たちは避けられているのではないかと訝るほむら。
地下道を歩く途中、走り出した小さいキュゥべえの後を追ういろははそこで無数の球場のドームの中に魔女が閉じ込められているのを発見する。レナによればそれは魔女の飼育施設なのだそうだ。マギウスが”魔女プラント”と呼ぶその施設では、グリーフシードを得るために魔女が飼育されていた。そしてマギウスが“噂”を使って人間を捕獲していたのは魔女の餌を確保するためだったのだ。
いくら「ドッペルによって魔法少女の魔女化を防ぐ」目的のためとは言え、結局は人間もそして魔女も自分たちの犠牲として用いようとするのがマギウスだったということか。これではやちよが「マギウスを許さない」と言ったのも無理はない。
とは言え、それではドッペルも使わず、魔女にもならずに魔法少女が生き延びていく方法はあるのだろうか?
いろはがどのような形でまどかたちと出会い、その結果どのような新しい道が開けていくのかに注目したい。
迫る追手
魔女プラントの真実を知ったいろはたちの前にレナとかえでを追っていた”噂”が迫る。窮地に立たされた黒江はソウルジェムを握り締めてドッペルを使おうとするが、いろははその手を掴んで「ダメ!」と制する。
自らの持つグリーフシードに黒江のソウルジェムの濁りを移し取ったいろはは黒江に「コネクトしよう」と誘う。その言葉に応じて黒江がいろはの手を取るとコネクトは発動し、見事”噂”は倒される。
合体技の相性が良いとはしゃぐいろはがレナを振り向くと、そこではかえでの容態が急変していた。
ドッペル症患者隔離施設
ドッペルに乗っ取られて暴走するかえでの前からレナを救い出すいろは。
レナ、いろは、黒江の三人のコネクトによりどうにかかえでのドッペルの動きを封じると、そこにももこと調整屋のみたまが現れる。みたまは球状のドームにドッペルごとかえでを収容するとある場所へと運ぶ。
調整屋によれば、ドッペルを使い過ぎると人格を乗っ取られてしまうらしい。そこはそんな「ドッペル症患者」になってしまった魔法少女たちが隔離される空間だった。
ドッペル症について知ってて黙っていたのかと問うももこを飄々と受け流すみたま。
いろはがここでの”療養”はいつまで続くのかと訊ねると、みたまはマギウスの計画が完遂するまでだと答える。だが、それでかえでが元に戻る保障はないとのことだ。
調整屋が中立であらねばならないというのは分かるが、それにしてはみたまはいろはたちよりはマギウスの方に肩入れしているように見受けられる。あるいはマギウスの計画を利用して、みたまはみたまで何か叶えたい欲望や思惑があるということなのだろうか?
自らもドッペルに取り込まれた経験から、いろはは黒江に恐怖から間違った方法を選んでしまう気持ちも分かると語る。だからこそ、魔法少女の真実を知って恐怖するねむたちを救いたいと決意する。
一方、ねむ、灯火、アリナのマギウスの三人は、「魔法少女にとっての本当の幸いを勝ち取る最後の戦い」に向けて準備を続けていた。
待て、次回。
アニメ『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 2nd-覚醒前夜-』は、TOKYO MXで2021年7月31日より毎週土曜24時から放送中。
ABEMAでは24:30より配信中。その他放映情報については公式サイトをチェック。
『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 2nd-覚醒前夜-』のBlu-rayは予約受付中。
『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 2nd-覚醒前夜-』第5話のネタバレ感想はこちらの記事で。
第1話のネタバレ感想と過去シリーズの振り返りはこちらの記事で。
第2話のネタバレ感想はこちらの記事で。
第3話のネタバレ感想はこちらの記事で。