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『ガンダムブレイカー バトローグ』とは
2021年10月19日(火)から『ガンダムブレイカー バトローグ』の新作ショートフィルムがガンダム公式 YouTube チャンネル「ガンダムチャンネル」にて配信開始された。
『ガンダムブレイカー』は2019年より展開する「ガンプラ」をテーマとするアクションゲームアプリだ。その『ガンダムブレイカー』とガンプラのコラボプロジェクト、「ガンダムブレイカー バトローグ プロジェクト」において作られた新作フィルムが『ガンダムブレイカー バトローグ』である。
劇中登場機体は実際にガンプラとして発売され、関節構造の統一などにより実際に劇中同様の組み替え遊び”ミキシングビルド”を楽しむことができる。
今回は『ガンダムブレイカー バトローグ』第5話の登場機体を”元ネタ”とともに紹介していきたい。
『ガンダムブレイカー バトローグ』第5話「強者たち」あらすじ
ガンダムパーフェクトストライクフリーダムvsウィングガンダムスカイゼロ
サナの駆るガンダムパーフェクトストライクフリーダムの前に立ちはだかるのはウィングガンダムスカイゼロだ。パイロットは『機動戦士Zガンダム』(1985-1986)に登場した悲劇の強化人間、「フォウ・ムラサメ」が務める。ウィングガンダムスカイゼロに搭載された「ゼロシステム」とフォウの強化人間としての能力が合わさることでかなりの強敵となった。
ガンダムリヴランスヘブンvsガンダムアストレイレッドフレームインバージョン
ウィングガンダムスカイゼロに苦戦するサナに助太刀すべくトウマはガンダムリヴランスヘブンでウィングガンダムスカイゼロの背中を狙う。しかしそこに突如現れたのはガンダムアストレイレッドフレームインバージョンだ。限界まで機体の追従性を高めたガンダムアストレイレッドフレームインバージョンには、執念を仮面に忍ばせた「ミスター・ブシドー」こそが相応しいと仮面の男は語る。
初代『機動戦士ガンダム』(1979-1980)のシャア・アズナブル以来、ガンダムシリーズには「仮面キャラ」が付き物だが、仮面の男にとっての”心の象徴”は『機動戦士ガンダム00』第2期(2008-2009)に登場したミスター・ブシドーであるようだ。
ガンダムヘリオスvs陸戦型ガンダム(市街地戦仕様)
崖の下で陸戦型ガンダム(市街地戦仕様)と相対するリュウセイの駆るガンダムヘリオス。
陸戦型ガンダム(市街地戦仕様)は単に黒を基調とした夜間迷彩に塗られるのみではなく、頭部には『機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY』(1996-1997)登場の「ブルーディスティニー」シリーズおよび「イフリート改」に搭載された「EXAMシステム」が搭載されている。
EXAMシステムは一般人パイロットでもNT(ニュータイプ)に対抗できる程の戦闘力を発揮できる対NT戦用のシステムだ。しかし、例によって使いこなすには相当の負荷に耐えねばならないのでパイロットを選ぶシステムとなっている。
そして、そのシステムを積んだ陸戦型ガンダム(市街地戦仕様)のパイロットは、勿論『機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY』の主人公「ユウ・カジマ」だ。本編『機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY』では「ジム・ブルーディスティニー1号機」および「ガンダム・ブルーディスティニー3号機」に搭乗。
ブレイジングガンダムvsグフクリムゾンカスタム
空中で格闘戦特化のブレイジングガンダムと互角の蹴り合いを演じたグフクリムゾンカスタム。パイロットは『機動戦士ガンダムAGE』(2011-2012)に登場したゼハート・ガレットが務める。
『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』(1996-1999)登場の「グフカスタム」は、初代『機動戦士ガンダム』でランバ・ラルが乗ったグフ以来の「強いグフ」として根強いファンを持つ機体だ。それを赤く塗り、ガンダムファンならば誰もが妄想するシャア専用機を髣髴させる「赤いグフ」を公式の映像で見せてくれたのには感無量だ。
チームプレー
個人戦では分が悪いというトウマの呼び掛けにより、連携プレーによって一網打尽にする作戦に打って出るリュウセイたち。サナはウィングガンダムスカイゼロを誘き出し、リュウセイの下へと向かう。リュウセイはガンダムヘリオスを加速させ、崖の上で「ヘリオスセステットキャノン」の射撃体勢を取る。
ネオバードモードに変形したウィングガンダムスカイゼロの背中に乗る陸戦型ガンダム(市街地戦仕様)、ガンダムリヴランスヘブンに左腕を切り落とされたガンダムアストレイレッドフレームインバージョン、ブレイジングガンダムに投げ飛ばされたグフクリムゾンカスタムの四機はヘリオスセステットキャノンを浴びて破壊される。だが、グフクリムゾンカスタムは完全には破壊されず、最後にブレイジングガンダムの「ブレイジングキック」を浴びて大破する。
いよいよ最後の一機となったガンダムバルバタウロスはしかし単機でリュウセイらを圧倒する。ミサのブレイジングガンダムに迫るガンダムバルバタウロスの尻尾の一撃を、どこからともなく撃ち込まれたミサイルが防ぐ。
真打登場、現れたのはナギツジ・タクマ駆る「ガンダムダブルオーコマンドクアンタ」だ。
勝敗の行方は如何に?
待て、次回。
『ガンダムブレイカー バトローグ』第5話「強者たち」登場機体
以上、『ガンダムブレイカー バトローグ』第5話「強者たち」のあらすじをざっと振り返ってみた。
今回は新規登場機体はなし。
折角のカスタマイズガンプラなのだから強いビームで一網打尽というよりは、個々の長所を活かした戦い方で個別に決戦を描いて欲しかった思いもあるが、如何せん10分強のショートフィルムの枠内では仕方のないことだろう。
さて、いよいよ『ガンダムブレイカー バトローグ』も次回で最終回。
戦いの結果を皆で見届けよう!!
『ガンダムブレイカー バトローグ』は毎週火曜日21時30分にガンダム公式YouTubeチャンネルの「ガンダムチャンネル」で配信中。
『ガンダムブレイカー バトローグ』第6話の登場機体の紹介はこちらから。
第1話の登場機体の解説はこちらから。
第2話の登場機体の解説はこちらから。
第3話の登場機体の解説はこちらから。
第4話の登場機体の解説はこちらから。