Netflixアニメ版『トランスフォーマー』が登場
日本でもお馴染みの「トランスフォーマー」シリーズから新たなアニメシリーズが登場する。これまで、2DアニメにCGアニメ、コミックに漫画作品、そして大ヒットを記録した実写映画版と、様々な展開を見せてきた同シリーズ。Netflixオリジナル作品として2020年に登場するのは、完全新作の3DCGアニメシリーズ『トランスフォーマー: ウォー・フォー・サイバトロン・トリロジー』だ。
本シリーズは、タイトルにある通り、トリロジー=三部作として製作される。手始めに2020年7月30日(木)より「第1章: シージ」の配信を開始する。全6話、1話22分で構成される。かつて『超ロボット生命体 トランスフォーマー プライム』(2010-2013)を手掛けた日本のアニメーションスタジオ、ポリゴン・ピクチュアズが『ウォー・フォー・サイバトロン・トリロジー』のCGアニメ制作を手がけている。
Netflix版『トランスフォーマー』のあらすじ
「第1章: シージ」では、「トランスフォーマー」の歴史における最も重要な局面が描かれる。オプティマスプライム率いるオートボットと、メガトロンが率いるディセプティコンは、それぞれ異なる理想を掲げ、惑星サイバトロンの統一を目指していた。この星を二分する戦争は最終局面を迎えており、メガトロンはこの戦争を終わらせるために“オールスパーク”の力を使おうとしていた。
オールスパークとは、この星の生命の源であり、これを使うことはサイバトロンという星に重大なダメージを与えることになりかねない。だが、メガトロンはオールスパークを使うことでオートボットをディセプティコン化することを企んでいた。
一方で、オートボットは劣勢に立たされており、オプティマスプライムは自らの選択によって全滅を招くことを恐れている。第1章のタイトルである「シージ」とは、「籠城」や「立てこもり」を意味する言葉で、オプティマスが置かれた厳しい状況を示唆している。オプティマスもまた、惑星サイバトロンを犠牲にする決断を下してしまうのだろうか……。
オプティマスプライムがこれまでにないほどに追い詰められた状況で幕を開けるトランスフォーマー: ウォー・フォー・サイバトロン・トリロジー』。オプティマスプライムとメガトロンが信じた異なる未来の姿とは……「トランスフォーマー」の歴史を紡いできたてきた二人の知られざる物語が明らかになる。
Netflix版『トランスフォーマー』の声優陣は?
日本語版の吹き替えでは、長年、実写版を含む「トランスフォーマー」シリーズでオプティマスプライム(コンボイ)役を演じてきた玄田哲章が、本作でもオプティマスプライム役を演じる。オートボット軍では、これまでのアニメ版、実写版でもバンブルビー役を演じていた木村良平がバンブルビー役、井上喜久子がエリータ-1役を、井上和彦がウルトラマグナス役を演じる。ディセプティコン側の陣営は、大塚芳忠がメガトロン役、佐藤せつじがスタースクリーム役を、乃村健次がジェットファイヤー役を演じる。
2020年に新たに描き出される「トランスフォーマー」は、どのような物語を提示してくれるのだろうか。
『トランスフォーマー: ウォー・フォー・サイバトロン・トリロジー』第1章: シージは、Netflixで2020年7月30日(木)より配信開始。