アニメ版『ブレードランナー』 女性コミック作家が脚本手がける

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『ブレードランナー: ブラック・ロータス』の脚本家が判明

フィリップ・K・ディック原作、リドリー・スコット監督によるSF史に残る名作映画『ブレードランナー』(1982) のアニメシリーズ『ブレードランナー: ブラック・ロータス (邦題未定、原題: Blade Runner – Black Lotus)』の脚本を、女性コミック作家のアレックス・デ・キャンピが手がけていることが分かった。アレックス・デ・カンピが、自身のTwitterで明らかにした。

二つのエピソードを担当

アレックス・デ・カンピが手がけたのは、『ブレードランナー: ブラック・ロータス』に収録される二つのエピソード。『ブレードランナー: ブラック・ロータス』は全13話で構成され、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』(2002-2003) の神山健治と、神山とNetflixアニメ『ULTRAMAN』(2019) でタッグを組んだ荒牧伸志によるダブル監督体制で製作される。

「優れた破壊工作員」との評も

アレックス・デ・カンピは、コミック『アーチーvsプレデター』(2015) の作家として知られ、『ワンダーウーマン』のコミック制作に携わった経験もある。イギリスのSF誌『Vector』は、「SFがこれまで男性のジャンルであり、コミックがこれまで男性のメディアだったとすれば、デ・カンピは優れた破壊工作員である」とその役割を評価している。また、デ・カンピは、ミュージックビデオ監督としても活躍しており、イギリスのポップバンドFlipronらのミュージックビデオも手がけている。アレックス・デ・キャンピが手がけた脚本は、アニメ版『ブレードランナー』でどのように映像化されるのだろうか。

なお、近年は、SFコンテンツ間で横断的に原作を担当するSF作家達の活躍が注目されている。

拡大を続ける『ブレードランナー』

『ブレードランナー』は、フィリップ・K・ディックの小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』(1982) を原作としたSF映画シリーズ。その独特の世界観は、後年のSF作品に多大な影響を与えた。2017年には35年ぶりの続編となる『ブレードランナー2049』が公開され、アカデミー賞視覚効果賞を含む2部門を受賞した。

また、同年には『ブレードランナー』と『ブレードランナー2049』の間のストーリーを描いた短編映画「2036: ネクサス・ドーン」「2048: ノーウェア・トゥ・ラン」と短編アニメ「ブレードランナー ブラックアウト2022」が公開されている。

『ブレードランナー2049』を製作アルコン・エンターテインメントは、今後、コミックやアニメなどを通して、『ブレードランナー』のフランチャイズを拡大していく予定。アニメ『ブレードランナー: ブラック・ロータス』は、2032年を舞台として、『ブレードランナー』シリーズでおなじみの面々が登場するという。同作はアメリカのアニメ配信プラットフォーム・クランチロールと、カートゥーンネットワーク内の大人向けの放送時間帯であるアダルトスイムで公開される予定となっているが、日本での放送・配信予定は未定だ。

日本では、『ブレードランナー ファイナル・カット』2019年9月6日(金)から二週間限定で、全国のIMAX®劇場で公開される予定だ。

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