『ソニック・ザ・ムービー』続編はある?
世界的人気を誇るゲーム「ソニック」シリーズを実写映画化した『ソニック・ザ・ムービー』。アメリカでは2020年2月14日(金)に公開され、ゲーム原作映画史上最高となるオープニング興行収入約5,700万ドルを記録した。日本では新型コロナウィルスの感染拡大防止対策として公開が延期され、2020年6月26日(金)公開になった。
一足先に公開されたアメリカでは、『ソニック・ザ・ムービー』は高い評価を得ており、ファンからは早くも続編製作を望む声が上がっている。果たして、『ソニック・ザ・ムービー』の続編は製作されるのか。
米Varietyは、2020年5月28日に、『ソニック・ザ・ムービー』の続編製作について企画が進んでいることを報じている。また、監督を務めたジェフ・ファウラーは自身のTwitterでこの報道を肯定するようなツイートを投稿している。
ROUND TWO WITH THE BLUE!! 🤟💙https://t.co/YTabuZy08C
— Jeff Fowler (@fowltown) May 28, 2020
また、Varietyは、劇中ソニックの相棒になるトム・ウォシャウスキーを演じたジェームズ・マーデンが、『ソニック・ザ・ムービー』の複数の続編作品について既に契約を交わしているとも報じている。ただし、その続編作品が『ソニック・ザ・ムービー』の「2」なのか、ユニバース化を見据え、他のキャラクターを主人公に据えた作品になるのか、詳細は不明だ。
3/9は #感謝の日✨
地球🌏に来てから、ひとりぼっちで
寂しく過ごしていたソニックだったけど・・・大切な仲間に
出会えたことに感謝ですね👏#映画ソニック pic.twitter.com/o3dI7TQF0U— 『ソニック・ザ・ムービー』公式 (@Sonic_MovieJP) March 9, 2020
ジェフ・ファウラー監督が語る
『ソニック・ザ・ムービー』の続編製作の可能性についてジェフ・ファウラー監督は、ロシア人ジャーナリストのウィル・キングのインタビューで語っている。
(続編が) 実現すればそれ以上に嬉しいことはありませんよ。アイデアはあって、ジム (・キャリー) や脚本家とは話をしているんです。ただ、今は (続編製作決定を) 祈っている状態です。
ドクター・ロボトニックを演じたジム・キャリーの名前があがっているが、ジム・キャリーからのジェフ・ファウラー監督への信頼は厚い。ジム・キャリーはソニックのデザイン変更騒動を振り返り、こう語っている。
ジェフ・ファウラー監督はオープンで、世界で一番思いやりのある人物なんです。とても想像的ですしね。ファンが違うデザインを望んだ時、彼は即決しました。キャラクターはファンのものだからです。
デザイン変更騒動から大逆転
『ソニック・ザ・ムービー』は初公開となったトレーラーで原作ゲームとは似ても似つかぬ姿で登場し、世界のファンから批判が噴出した。この批判を受けて、ジェフ・ファウラー監督はすぐにデザイン変更を決断。11月に予定していた米公開日を2月に延期して対応していた。この騒動の詳細は以下の記事に詳しい。
デザイン変更騒動から、ゲーム原作映画史上最大のヒットという逆転劇を演じたジェフ・ファウラー監督。パラマウントによって映画版「ソニック」がシリーズ化、ユニバース化される日は近い……?
映画『ソニック・ザ・ムービー』は2020年6月26日(金)日本公開。
Source
Variety 1, 2 / Will King YouTube 1, 2