中国人SF作家 劉慈欣へ、米ブランダイス大学が名誉博士号を授与 | VG+ (バゴプラ)

中国人SF作家 劉慈欣へ、米ブランダイス大学が名誉博士号を授与

via: Brandein University

劉慈欣に米大学が名誉博士号

タイトルは“Doctor of Arts”

アメリカのブランダイス大学が、SF作家の劉慈欣 (リュウ・ジキン) に名誉博士号を授与すると発表した。授与式は2019年5月19日に開催され、劉慈欣を含む7名に名誉博士号が贈られる。博士号のタイトルは“Doctor of Arts”。

「さまよえる地球」で更に脚光

劉慈欣は2015年に『三体』で、SF最高賞の一つであるヒューゴー賞でアジア初の長編小説部門を受賞。2019年2月には、自身の短編小説「さまよえる地球」を実写映画化した『流転の地球 (原題: 流浪の地球、英題: The Wandering Earth)』が公開され、中国初のブロックバスターSF映画として大きな注目を集めていた。
2018年には、イギリスのSF最高賞とされるアーサー・C・クラーク賞にて、作家活動を通した社会貢献が評価され、“Imagination in Service to Society”の表彰を受けている。

ユダヤ系の名門大学

ブランダイス大学は、マサチューセッツ州ウォルサムに位置する私立大学。1948年に設立されたユダヤ系の大学として知られるが、元環境庁長官の広中和歌子など日本人の卒業生も少なくない。今回名誉博士号が贈られる7名は、内5名が同大学の卒業生。ユダヤ系の面々が並ぶが、2012年にはインド人経済学者でアジア人初のノーベル経済学賞受賞者、アマルティア・センが、2013年には香港生まれの中国系アメリカ人チェリスト、ヨーヨー・マが名誉博士号を贈られている。

コンピューターエンジニアからSF小説家へ

1963年生まれの劉慈欣は、1988年に中国の華北水利水電大学を卒業。数年前までは上海の発電所でコンピューターエンジニアとして働いていた。エンジニアとして働きながら書いていたSF小説が世界中で評価され、今や科学の世界や映画界にまで影響を与えるようになった。

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Source
Brandein University

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