【発売前重版】『SFアンソロジー 新月/朧木果樹園の軌跡』が8月29日発売 25編収録の新SFシリーズ | VG+ (バゴプラ)

【発売前重版】『SFアンソロジー 新月/朧木果樹園の軌跡』が8月29日発売 25編収録の新SFシリーズ

『SFアンソロジー 新月/朧木果樹園の軌跡』発売

Kaguya Booksより、井上彼方 編『SFアンソロジー 新月/朧木果樹園の軌跡』2022年8月29日(月)に発売される。本作は3,000字から20,000字程度の短編小説を25編集めたSF短編小説のアンソロジーで、オンラインSF誌 Kaguya Planet のコーディネーター井上彼方が編者を務める。装丁を手掛けたのは、リトルプレス専門ショップ「犬と街灯」の谷脇栗太。

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SF書籍レーベル Kaguya Books は、2020年と2021年にウェブ上で開催された「かぐやSFコンテスト」と、2020年12月に開設した Kaguya Planet の成功を経て、これらウェブ上のプロジェクトの成果を書籍に落とし込み、発展させていく目的で設立された。

『SFアンソロジー 新月/朧木果樹園の軌跡』は、Kaguya Books から刊行される書籍第一弾。二度のかぐやSFコンテストの受賞者と最終候補者を中心に、選外佳作の筆者を対象にした公募から選出された5編を加えた25編の書き下ろしSF小説が収録される。

収録作は「時を超えていく」「日常の向こう側」「どこまでも加速する」「物語ることをやめない」の四章に分けて掲載される。参加筆者には、第1回かぐやSFコンテストで大賞を受賞した勝山海百合、読者賞の佐伯真洋、審査員長賞の大竹竜平、審査員特別賞の坂崎かおる、第2回かぐやSFコンテスト大賞受賞の吉美駿一郎、読者賞の枯木枕、審査員特別賞の一階堂洋らが並んでいる。

『SFアンソロジー 新月/朧木果樹園の軌跡』目次

 

はじめに

 

<第一章 時を超えていく>

三方行成「詐欺と免疫」 詐欺師が語る、未来から来た爺の話
一階堂洋「偉業 」 偉業には愛も死もいらない
千葉集「擬狐偽故」  生きたまま襟巻きになったキツネのお話
佐伯真洋「かいじゅうたちのゆくところ」 祖母の遺言を探しに〈情報層〉へダイブする
葦沢かもめ「心、ガラス壜の中の君へ」 オレンジ様を育てる私は気球ドローン
勝山海百合「その笛みだりに吹くべからず 」 あなたが地球で発見したのは怪異の笛

 

<第二章 日常の向こう側>

原里実「バベル」 ある日突然、誰とも言葉が通じなくなったら
吉美駿一郎「盗まれた七五」 「跳ねた血が」に続く七五が出てこない
佐々木倫「きつねのこんびに」 真夜中のお客さまはきつねでした
白川小六「湿地」 以前ここには幾千の半鳥人達が生息していた
宗方涼「声に乗せて」 もし理想的な声が出せたら何を伝えますか
大竹竜平「キョムくんと一緒」  私たち夫婦と虚無の透明な暮らし
赤坂パトリシア「くいのないくに」 彼人を育ててくれたのは白金に輝く一本の杭

 

<第三章 どこまでも加速する>

淡中圏「冬の朝、出かける前に急いでセーターを着る話」 セーターの中がこんなに広いだなんて……
もといもと「静かな隣人」 人類が出会った隣人が最高すぎた件
苦草堅一「握り八光年」 修行は辛い。ましてや相手は時を駆ける寿司
水町綜「星を打つ」 宇宙からの止まぬ砲撃に秘策で立ち向かう!
枯木枕「私はあなたの光の馬」 亡くした息子の代わりにあなたをつくった
十三不塔「火と火と火」 その日検閲は、全てのものを再創造し始めた

 

<第四章 物語ることをやめない>

正井「朧木果樹園の軌跡」 ふねになったさかなに乗って新しい星に渡る
武藤八葉「星はまだ旅の途中」 私は演者オブジェクトたちを育てるオタク
巨大健造「新しいタロット」 新しいタロットが教える星の記憶
坂崎かおる「リトル・アーカイブス」 数キロバイト分の小さな記憶を君に渡すよ
稲田一声「人間が小説を書かなくなって」 ひとつの書き出しから分岐していく世界たち
泡國桂「月の塔から飛び降りる」 月へのトンネルを長いこと補修し続けている

 

『SFアンソロジー 新月/朧木果樹園の軌跡』ができるまで

シリーズ名『新月』の由来 久永実木彦

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8月29日(月)の発売日を前に、Kaguya Books は『SFアンソロジー 新月/朧木果樹園の軌跡』の重版を決定。版元の社会評論社からは初めて刊行されるSF小説であり、新レーベルの新シリーズにもかかわらず、Amazonの新着ランキング SF・ホラー・ファンタジー部門で最高8位まで上昇。本書は2022年3月に実施された Kaguya Books 立ち上げのクラウドファンディングのリターンにも設定されており、一足早く本書を手に入れた人の間でシリーズ名の「新月(読み方:ニュームーン)」に由来するハッシュタグ「#にゅむん」をつけたSNSでの投稿も賑わっている。

ウェブ上の取り組みから始まり、クラウドファンディングによる後押しを経て、遂に開花したSFアンソロジーシリーズ「新月」。新時代の幕開けをお見逃しなく。

Kaguya Books が刊行する『SFアンソロジー 新月/朧木果樹園の軌跡』は、2022年8月29日(月)より全国の書店およびネット書店で発売。

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収録作の正井「朧木果樹園の軌跡」千葉集「擬狐偽故」は全文を期間限定で公開中。

オンラインSF誌 Kaguya Planet では、『SFアンソロジー 新月/朧木果樹園の軌跡』の刊行と連動して、果樹園が出てくるSF短編小説の公募を実施中。採用された作品は9月の Kaguya Planet で先行公開される。詳細はこちらから。

VG+編集部

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