「大阪/京都SFアンソロジー」先行予約開始!
大阪/京都を拠点にするSFレーベル Kaguya Books より、待望の地域アンソロジー第1弾、正井 編『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』と井上彼方 編『京都SFアンソロジー:ここに浮かぶ景色』が2023年8月中旬に刊行されます!
2023年8月の刊行に先立ち、6月2日(金)〜 6月12日(月)の間、Kaguya Books 公式サイト限定の先行予約を受け付けます。先行予約には、お得なセット割引と豪華な先行予約特典があります。奮ってご予約ください!
『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』に収録されるのは、大阪を知る10名が綴る2045年の大阪の物語。万博・AI・音楽・伝統、そして、そこに生きる人々――。そこにあるのが絶望でも、希望でも、この場所の未来を想像してみよう。
『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』
編者:正井
発売:社会評論社
刊行日:2023年8月中旬
価格:1,500円(税込1,650円)
目次
- はじめに
- 北野勇作「バンパクの思い出」
- 玖馬巌「みをつくしの人形遣いたち」
- 青島もうじき「アリビーナに曰く」
- 玄月「チルドボックス」
- 中山奈々「Think of All the Great Things」
- 宗方涼「菊の声」
- 牧野修「復讐は何も生まない」
- 正井「みほちゃんを見に行く」
- 藤崎ほつま「かつて公園と呼ばれたサウダーヂ」
- 紅坂紫「アンダンテ」
- 編者あとがき
※収録作のタイトルおよび収録順は変更になる可能性があります。
装画・装幀:谷脇栗太
発行:Kaguya Books
発売:社会評論社
サイズ:文庫本 240頁(予定)
『京都SFアンソロジー:ここに浮かぶ景色』は京都にゆかりのある8名の作家が綴るアンソロジー。1000年の都? いえいえ、わたしたちの棲む町。アート、池、記憶、軒先駐車、松ぼっくり、物語——。妖怪もお寺も出てこない、観光地の向こう側をお届けします。
『京都SFアンソロジー:ここに浮かぶ景色』
編者:井上彼方
発売:社会評論社
刊行日:2023年8月中旬
価格:1,500円(税込1,650円)
目次
- はじめに
- 千葉集「京都は存在しない」
- 暴力と破滅の運び手「クラーク・ワークス」
- 野咲タラ「おしゃべりな池」
- 鈴木無音「聖地と呼ばれる町で」
- 織戸久貴「春と灰」
- 溝渕久美子「第二回京都西陣エクストリーム軒先駐車大会」
- 麦原遼「立看の儀」
- 藤田雅矢「シダーローズの時間」
- 編者あとがき
※収録作のタイトルおよび収録順は変更になる可能性があります。
装画・装幀:谷脇栗太
発行:Kaguya Books
発売:社会評論社
サイズ:文庫本 240頁(予定)
先行予約特典&先行予約限定セット
6月2日(金)~6月12日(月)の先行予約期間にご予約いただくと、以下の特典をお付けします。
『大阪SFアンソロジー:OSAKA 2045』先行予約特典
★ 編者・正井のサイン
★ 齋藤隼飛による「OSAKA 2045 ネタバレ解説」
齋藤隼飛氏は、月間150万PVのSFメディア バゴプラで様々な作品の解説&考察を手掛けています。大阪で生まれ育った同氏が、本アンソロジーで描かれる未来の大阪をガイドします。
『京都SFアンソロジー:ここに浮かぶ景色』先行予約特典
★ 編者・井上彼方のサイン
★ ここに浮かぶマップ
『京都SFアンソロジー:ここに浮かぶ景色』の舞台となった場所を描いた井上彼方氏によるオリジナルマップをお付けします。小説の外へと広がっている京都の土地とその記憶を可愛いマップで体感することができます。
また先行予約期間限定で、正井 編『大阪SFアンソロジー:OSAKA 2045』と同時刊行の井上彼方 編『京都SFアンソロジー:ここに浮かぶ景色』のお得なセットをご予約いただけます!
セット予約では両作の先行予約特典をお付けして、セット価格の3,000円(消費税・送料込)でご購入いただけます! 別々でご購入いただくよりも660円もお得なセットで、ぜひご予約ください。
8月の刊行まで今しばらくお待ちください。
地域SFアンソロジー第2弾は徳島SF!
そして、この度、大阪/京都SFアンソロジーに続く地域SFアンソロジー企画を発表します。Kaguya Booksから刊行する地域SFアンソロジー第2弾は、なかむらあゆみ 編「徳島SFアンソロジー」です!
なかむらあゆみさんは徳島県在住。2017年に第15回とくしま文学賞の随筆部門にて『フツウ?』が最優秀賞を受賞しました。2020年には短編小説「檻」が第3回阿波しらさぎ文学賞にて徳島新聞賞を受賞。そして翌年の2021年には「空気」が第4回阿波しらさぎ文学賞にて大賞を受賞しました。その後Kaguya PlanetのジェンダーSF特集に「玉田ニュータウンの奇跡」を寄稿。
また、第二回ブンゲイファイトクラブの本戦出場作品「ミッション」など、いくつかの掌編小説の英訳を海外の媒体で発表しています(翻訳はいずれもToshiya Kamei)。現在は『文学+web』にてエッセイ「考えるあゆみ」を連載中。
2022年では阿波しらさぎ文学賞の賞金を使って「今、徳島で暮らしている女性たち」による文芸誌『巣』(あゆみ書房) を刊行。ひとり出版社「あゆみ書房」を立ち上げました。『巣』では、小説、随筆、写真、短歌など様々な手法で徳島のことが綴られています。
なかむらあゆみ編「徳島SFアンソロジー」は、『巣』の第二弾『巣 徳島SFアンソロジー』として制作される予定となっており、2023年12月の刊行を目指しています。『巣 徳島SFアンソロジー』には徳島で暮らす女性作家にくわえて徳島にゆかりのある作家に参加いただき、「そ(S)っとふ(F)みはずす」をテーマにしたSFアンソロジーを目指します。
『巣』
徳島で暮らす女性たちの創作! 文芸! ことば!
企画・編集:なかむらあゆみ
価格:1,100円(税込)
サイズ:A5判
頁数:124ページ
田丸 まひる/田中 槐/なかむらあゆみ/久保訓子/髙田友季子/竹内紘子/前川朋子/杉原じゅん/菜実