2024年に刊行するKaguya Booksの単著の著者を発表!
2024年、SFレーベルKaguya Booksは社会評論社から大木芙沙子さんの単著を刊行します!
2023年11月18日に開催されたかぐやフェス2023にて、大木芙沙子さんの単著を含む、Kaguyaの新プロジェクトを発表しました。発表した新プロジェクトはKaguya Planetのマガジン創刊、2024年に刊行する書籍の紹介、Kaguyaの新理念の発表など。新プロジェクトの全貌はこちらをお読みください。
大木芙沙子さんの単著刊行!
大木芙沙子さんは1988年生まれ。2019年からオンライン文芸誌「破滅派」にて活動しています。余韻の残る少し不思議な短編小説が魅力の書き手で、『kaze no tanbun 夕暮れの草の冠』(柏書房)に寄稿している「親を掘る」や、自身の短編集『花を刺す』(惑星と口笛ブックス) に収録されている作品は不穏さや優しさや寂しさがないまぜになった作品たちです。
最近では、同人雑誌優秀作に選出された「ふくらはぎ」が『文學界 2022年12月号』に転載されたり、『水都眩光 幻想短篇アンソロジー』(文藝春秋)に短編小説「うなぎ」(初出『文學界 2023年5月号』)を寄稿したり、『小説すばる 2023年5月号』に掌編小説「トイレットペッパー」を寄稿するなど、活動の場を広げています。
2021年、”Neighs and Cries” (原題:馬娘婚姻譚) のNew World Writing への掲載を皮切りに『Mythical Creatures of Asia』(Insignia Stories)など英語圏の媒体でも活動してきました。(翻訳はいずれもKamei Toshiya)。
Kaguya Planetにはこれまで「かわいいハミー」と「二十七番目の月」を寄稿しています。どちらもたくさんの方から感想をいただき、複数のSF作家からも賛辞をうけました。作品の中にある余白のようなものによって、読んだ後に感想を共有したい、人に紹介したいという気持ちにさせてくれる書き手です。
大木さんの新刊は連作短編
Kaguya Booksから刊行する大木芙沙子さんの単著は連作短編を予定しています。舞台はまもなく滅びることが決まっている星。避けられない滅びを前に生きるものたちを描きます。「かわいいハミー」や「二十七番目の月」が好きだった方にも楽しんでいただける内容になると思いますのでどうぞお楽しみに!
またKaguya Booksでは、2024年に5本のSFアンソロジーの刊行を予定している他、Kaguya Planetのマガジンを創刊します。こちらもぜひチェックしてみてください。
蜂本みささんの長編をKaguya Planetにて連載中
Kaguya Planetでは現在、Kaguya Booksから刊行予定の蜂本みささんの長編小説『遊びの国のモシカたち』を連載しています。
『遊びの国のモシカたち(仮)』はぬいぐるみのカモノハシ、モシカと、ごっこ遊びが大好きな女の子ミミの物語。連載一覧はこちらから。