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『ワンダーウーマン 1984』予告編で流れていた曲は? ニュー・オーダーの名曲が復活

©2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC Comics

DCコミックスから『ワンダーウーマン 1984』

2020年も大物アメコミ映画が次々と公開される。2019年は、DCコミックスから『ジョーカー』がR指定作品としては異例の大ヒットを記録。2020年3月20日(金) には『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』が公開される。

そして、満を辞して『シャザム!』(2019) 以来のヒーロー主役映画としてDCコミックスから公開されるのが『ワンダーウーマン 1984』だ。シリーズとしては前作『ワンダーウーマン』(2017) 以来3年ぶりの新作となり、パティ・ジェンキンス監督と主演のガル・ガドットの名コンビが復活。『ワンダーウーマン 1984』は2020年6月に公開される予定で、2019年12月には予告編も公開された。

予告編で流れた音楽に注目

『ワンダーウーマン 1984』の予告編で注目したいのは、その音楽だ。1984年を舞台にした同作では、80年代的な資本主義に対する素朴な価値観がベースに置かれているように見受けられる (同じ80年代を描いた『ジョーカー』とは全く異なるアプローチだ)。同時に、ファッションと音楽も80年代を思わせるテイストとなっている。1995年を舞台にした『キャプテン・マーベル』(2019) では、90年代のヒットソングが贅沢に使用されていたが、『ワンダーウーマン 1984』では80年代の名曲たちを聴くことができるのだろうか。

曲はニュー・オーダーの「ブルー・マンデー」

お気付きの方もいるかもしれないが、『ワンダーウーマン 1984』では、その予告編で既に80年代の名曲が使用されている。予告編で流れている曲は、1983年に発表されたニュー・オーダーの「ブルー・マンデー (Blue Monday)」をリミックスしたものだ。

原曲の「ブルー・マンデー」は約7分半のボーカル入りの曲だが、『ワンダーウーマン 1984』予告編で流れるリミックスバージョンはインストのみ。「ブルー・マンデー」は、ニュー・オーダーの前身であるジョイ・ディヴィジョンというバンドのボーカル イアン・カーティスの死がコンセプトになっている。バンドメンバーがカーティスの死を知ったのは月曜日のこと。突然の訃報に触れたメンバーの複雑な心境が音楽に込められている。

楽曲「ブルー・マンデー」に込められたメッセージは?

「ブルー・マンデー」は7分半に及ぶ楽曲だが、歌詞は8つのラインしか歌われていない。「私をこんな目にあわせて、どんな気分?」という内容が歌われている。壮大な雰囲気に反して『ワンダーウーマン 1984』の雰囲気とは異なるコンセプトの曲となっているが、どのような意味が込められているのだろうか。
なお、史実においては、1987年10月19日(月) に世界的な株価の大暴落“ブラック・マンデー”が発生している。楽曲「ブルー・マンデー」が予告編に使用されたことは、『ワンダーウーマン 1984』では、予告編で示されたような好景気の終焉、資本主義の夢が敗れ去るまでが描かれるということが示唆されているのかもしれない。

音楽を手がけるのはハンス・ジマー

なお、『ワンダーウーマン 1984』の音楽を手がけるのは、「パイレーツ・オブ・カリビアン」のテーマ曲で広く知られる巨匠ハンス・ジマーだ。DC作品では「ダークナイト」トリロジー、『マン・オブ・スティール』(2013)、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016) などを手がけてきた。直近では2019年に公開された『X-MEN: ダーク・フェニックス』も手がけるなど、スーパーヒーロー作品でもお馴染みの存在になりつつある。

なお、『ワンダーウーマン 1984』版「ブルー・マンデー」をプロデュースしたのは、ハンス・ジマーと同じくドイツ出身のセバスチャン・ベーム (Sebastian Böhm)。これまでに『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016) や『パシフィック・リム: アップライジング』(2018) にも携わってきた音楽家だ。

果たして、『ワンダーウーマン 1984』はどのような音楽に彩られることになるのだろうか。日本公開を待とう。

映画『ワンダーウーマン 1984』は、2020年6月公開予定。

『ワンダーウーマン 1984』公式サイト

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