『ワンダーウーマン 1984』で流れた音楽をチェック。サントラ全曲公開中! 作曲はハンス・ジマー | VG+ (バゴプラ)

『ワンダーウーマン 1984』で流れた音楽をチェック。サントラ全曲公開中! 作曲はハンス・ジマー

© 2020 WATER TOWER MUSIC

『ワンダーウーマン 1984』で流れた音楽に注目

2020年12月18日(金)より、待望のDC映画最新作『ワンダーウーマン 1984』が日本で公開された。前作『ワンダーウーマン』(2017) 以来約3年ぶりの続編にあたり、パティ・ジェンキンス監督が続投。同監督と公私ともに関係の深いガル・ガドットが引き続き主演を務めた。

『ワンダーウーマン 1984』の予告編では、ニュー・オーダーの名曲『ブルー・マンデー』(1983) のリミックスが話題に。同曲の詳細は、こちらの記事に詳しい。

では、劇中ではどのような音楽が流れたのだろうか。今回は、『ワンダーウーマン 1984』の劇中で触れられた曲とサウンドトラックに注目してみよう。

『ワンダーウーマン 1984』で流れた音楽は?

ダイアナとスティーブがデートをする場面では、モーツァルトのオペラ『フィガロの結婚』(1778) から、「恋とはどんなものか」が流れている。この曲の内容は、「こんな気持ちは初めて」「ある時は喜びで、ある時は苦しみ」「知らず知らずのうちにむめが高まる」と、ダイアナの心を映し出すように純粋な恋心が歌われている。

また、曲自体は流れていないが、劇中に登場するテレビ画面には、Duran Duran「Rio」(1982)のミュージックビデオが流れている。

一方、音楽の面で『ワンダーウーマン 1984』のメインを飾ったのは、期待されたような80年代ソングたちではなく、サントラを手掛けた巨匠ハンス・ジマーの音楽だった。ハンス・ジマーがDCEU (DCエクステンデッド・ユニバース) 作品の音楽を手がけるのは『マン・オブ・スティール』(2013)、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016) に続く三度目。DCEU作品ではないが、クリストファー・ノーラン監督の「ダークナイト」シリーズでも音楽を手掛けている。

『ワンダーウーマン 1984』では、映画冒頭のセミッシラのシーンでの「Themyscira」や、印象的な「Open Road」など、流石のクオリティでサウンドトラックを仕上げている。そして、ワーナーの音楽レーベルWaterTower Musicは、『ワンダーウーマン 1984』で流れたハンス・ジマーのサントラ全曲をYouTubeで無料公開している。

なお、WaterTower Musicは、2020年9月に公開された『TENET テネット』ではサントラ全曲に加え、全曲の逆再生音源もYouTubeにて公開していた

『ワンダーウーマン 1984』のサントラは、海外では既に高い評価を得ている。『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021)、『DUNE/デューン 砂の惑星』(2021) の音楽も手がける巨匠ハンス・ジマーの仕事に、ファンは満足している様子だ。『ワンダーウーマン 1984』の音楽が気に入った方は、2020年12月16日(水)に発売されたサントラをチェックしておこう。

『ワンダーウーマン 1984』のオリジナルサウンドトラック『Wonder Woman 1984 (Original Motion Picture Soundtrack)』はMP3で購入できる他、Amazon Music Unlimitedでも聴くことができる。

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映画『ワンダーウーマン 1984』は2020年12月18日(金)より全国でロードショー。

『ワンダーウーマン 1984』公式サイト

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