ドラマ『ロキ』よりサントラ公開!
Disney+で大好評配信中のドラマ『ロキ』より、劇中の音楽を集めたオリジナルサウンドトラックの第1弾が公開された。『ロキ』と同じく全6話で配信されていたMCUドラマ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』(2021) と同じく、前半1〜3話と後半4〜6話に分けてサントラが公開される。
『ロキ』のサントラ第1弾『Loki: Vol. 1 (Eposodes 1-3)』は、米時間の2021年7月2日(金)に配信を開始。既にシングルカットで発表されているエンディングテーマ曲「TVA」をはじめ、全25曲が収録されている。
『ロキ』のサントラ第1弾に収録されている曲は「New York, 2012」「Roxxcart, 2050」「Lamentis-1, 2077」など、第1話から第3話までの舞台となった場所にリンクしたタイトルの曲が並ぶ。
「Roxxcart, 2050」は第2話で大きく物語が動いたあの場面で流れた曲だ。
「Lamentis-1, 2077」は第3話の緊迫のあの場面で流れる一曲。
第1話のミス・ミニッツによるタイムライン解説でおなじみのあの曲は、「Miss Minutes」というタイトルで収録されている。
ドラマ『ロキ』の音楽を手掛けたのはイングランド出身の音楽家であるナタリー・ホルト。映画『ヘル・フロント 地獄の最前線』(2017) では、後に『ジョーカー』(2019) の音楽で知られることになるヒドゥル・グドナドッティルと作曲を担当。2020年公開の映画『サンドラの小さな家』の音楽も担当している。
また、ナタリー・ホルトは人気オーディション番組で有名音楽プロデューサーに生卵を投げつけたことでも知られる。この事件の詳しい経緯とその後については、こちらの記事で。
『ロキ』監督のケイト・ヘロンはマーベル公式サイトで「ナタリー・ホルトは素晴らしい作曲家です」とコメント。「彼女の影響力はとても面白いものがあります。このスコアは何層にもなっていて、電子的でありながらダークで、奇妙なエネルギーを持っていて、まさにロキのようです」と称賛している。
また、ナタリー・ホルト自身は「MCUで、しかもロキのようなキャラクターの仕事ができるのは、本当に素晴らしいことでした。この世界に身を置き、音楽によってストーリーを紡ぎ出し、感情と意味の層を重ねていくことで、MCUが発展していくエキサイティングなチャプターの一部になれることを、とても楽しんでいます」とコメントしている。
『ロキ』のサントラ第1弾『Loki: Vol. 1 (Eposodes 1-3)』は、Spotify、Apple Music、Amazon Music Unlimited、iTunesで配信中。YouTube Musicでも全曲無料で聴くことができる。『ロキ』第4話から最終回第6話までの曲を収録したサントラの第2弾は米時間7月23日(金)に配信される。
ドラマ『ロキ』はDisney+で独占配信中。
第1話のあらすじ&ネタバレ解説はこちらから。
第4話のエンディングの解説と考察はこちらから。
『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』の音楽についてはこちらから。