『ヴェノム3』は「スパイダーマン」から繋がる? 初公開の画像にヒントが… | VG+ (バゴプラ)

『ヴェノム3』は「スパイダーマン」から繋がる? 初公開の画像にヒントが…

Via Tom Hardy Instagram @tomhardy

『ヴェノム3』画像が公開

映画「ヴェノム」シリーズの第3弾『ヴェノム3(仮)』の制作が進められている。2018年公開の『ヴェノム』、2021年公開の『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』に続く第3作目で、本作もトム・ハーディが主人公エディ・ブロック/ヴェノム役を続投する。

『ヴェノム3』は2024年10月の公開が予想されており、主演のトム・ハーディは2023年6月29日に自身のInstagramアカウントで撮影現場の画像を公開。『ヴェノム3』を意味する「V3」というコメントが添えられている。

実はこの画像の中には、『ヴェノム3』の内容に関わるヒントが写り込んでいる。今回はその要素について考察してみよう。なお、以下の内容は過去のSSUシリーズと映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021) に関するネタバレを含むので注意していただきたい。

ネタバレ注意
以下の内容は、SSU作品と映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の内容に関するネタバレを含みます。

Tシャツに注目

トム・ハーディがアップした『ヴェノム3』のセットの画像で注目したいのは、エディ・ブロックが着ているTシャツだ。「The CITY」という文字の下に円形のロゴがあることが分かる。これは、サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジを模ったNBAゴールデンステイト・ウォリアーズの1969-1971年に使用されたロゴで、エディは前作『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』のラストでこのTシャツを着ているのだ。

『レット・ゼア・ビー・カーネイジ』のポストクレジットシーンでは、ホテルのベッドでヴェノムがエディにシンビオートの世界を見せようとした途端にエディとヴェノムは別の世界に飛んでしまう。テレビには世界に正体を晒されたMCUのスパイダーマンことピーター・パーカーが映っており、「ヴェノム」がMCUの世界と合流したことが示唆された。

そして、直後に公開された映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のミッドクレジットシーンでは、ヴェノムとエディはバーでこの世界の情報収集をしている。しかし、そうしている間にドクター・ストレンジがマルチバースの扉を閉じてヴェノムとエディは元の世界に飛ばされてしまう。このバーのシーンでエディはシャツを羽織っているが、その下にはやはりウォリアーズのTシャツを着ている。

つまり、今回公開された画像のエディは、『ノー・ウェイ・ホーム』のラストで元の世界に戻った直後の姿だと考察できる。『ヴェノム3』の詳細はまだ明らかになっていないが、撮影はスペインからスタートしたとされている。『ノー・ウェイ・ホーム』のラストでエディは「メキシコ」と書かれたキャップを被っており、同じスペイン語圏で撮影が始まったことは偶然ではないのかもしれない。

ソニー・ピクチャーズが映像化の権利を持つ「スパイダーマン」関連キャラクターで展開するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)では、「ヴェノム」シリーズに続き、『モービウス』が2022年に公開。2023年10月には『クレイヴン・ザ・ハンター』が米国で公開される。ユニバース化が進められていく中で、『モービウス』でもMCUのキャラであるバルチャーことエイドリアン・トゥームスが登場するなど、MCUとのマルチバース要素も取り入れている。

『ヴェノム3』ではエディとヴェノムのMCUの世界での経験がフォーカスされることはあるのだろうか。何より、旅に出た二人が米国に戻ってくることはあるのだろうか。戻ってこないとすれば、海外でどんなキャラクターと出会うことになるのか、続報を楽しみに待ちたい。

映画『ヴェノム3』では、前2作で共同脚本・製作を担当したケリー・マーセルが監督を務める。前作に続きトム・ハーディが製作も務め、本作では脚本の原案も手がける。SSUとしては2023年秋の『クレイヴン・ザ・ハンター』公開後に、2024年2月に『マダム・ウェブ(原題)』を公開予定。2024年10月に『ヴェノム3』が公開されると予想されている。

Source
Tom Hardy Instagram

『クレイヴン・ザ・ハンター』予告の解説&考察はこちらの記事で。

『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』ラストの解説はこちらから。

『モービウス』監督が語ったラストの意味はこちらから。

『レット・ゼア・ビー・カーネイジ』の未公開シーンはこちらから。

齋藤 隼飛

社会保障/労働経済学を学んだ後、アメリカはカリフォルニア州で4年間、教育業に従事。アメリカではマネジメントを学ぶ。名前の由来は仮面ライダー2号。編著書に『プラットフォーム新時代 ブロックチェーンか、協同組合か』(社会評論社)。
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