『サンダーボルツ』は2025年5月2日米公開
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MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の世界における鼻つまみ者やヴィラン、アウトローなどが政府のもとでチームアップしたサンダーボルツ。その映画化作品である『サンダーボルツ』の撮影が開始されたことが、エレーナ・ベロワ役のフローレンス・ピューの口から明らかになったのを米Comicbook.comが報じた。エレーナ・ベロワはブラック・ウィドウと同じくレッドルームで教育された暗殺者ウィドウの1人で、映画『サンダーボルツ』の主役の1人だ。
サンダーボルツはハルクを追うサディアス・“サンダーボルト”・ロスが率いるチームの名前で、自身の愛称が名前の由来だ。サディアス・“サンダーボルト”・ロスはこれまでMCU作品ではウィリアム・ハートが演じてきたが鬼籍に入ったため、2025年2月14日(金)米公開の『キャプテン・アメリカ:ブレイヴ・ニュー・ワールド(原題:Captain America: Brave New World)』でハリソン・フォードが代わりに演じることが発表されている。
サディアス・ロス将軍? サディアス・ロス大統領?
「ハルク」関連作品ではサディアス・“サンダーボルト”・ロスは将軍だったが、一部海外メディアの間では『キャプテン・アメリカ:ブレイヴ・ニュー・ワールド』で大統領になっているとの考察もある。そのため、サンダーボルツもより重要なチームになるかもしれない。米The Hollywood Reporterの報道ではサンダーボルツはヴィランとアンチヒーローが、彼らの死で終わるはずだったミッションに挑むストーリーになるとのことだ。
もし、このストーリー通りだとすればDCコミックの「スーサイド・スクワッド」のようなチームよりも、『THE BOYS』(2019-)のようなアンチヒーローチームになるのかもしれない。これまでの多くの作品でヴァルことコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがアウトロー寄りの人材をリクルートする姿が描かれてきたが、ヴァルとサディアス・ロスはサンダーボルツに何をさせるつもりなのだろうか。
セントリーなど新キャラクターも登場
全米俳優組合ストライキの影響で撮影時期が変更になり、キャスト変更後の新キャストも明らかになった。セントリー役と言われていたスティーヴン・ユァンがスケジュールの都合で降板したが、ルイス・プルマンが代わりにセントリーを演じるとされる。セントリーはゴールデン・セントリー血清によって誕生した100万の太陽の爆発と同じパワーを持つヒーローで、内なる邪悪な人格のヴォイドを抱えるなど複雑な設定を持つキャラクターだ。
他にも謎めいたキャラクターとしてキャスティングされていたアイオウ・エディバリーもキャスト変更になった。アイオウ・エディバリーが演じるはずだったキャラクターは、ジェラルディン・ヴィスワナサンが演じることになる。
また、キャスト変更だけではなく、公開日も変更されている。2025年7月25日(金)から2025年5月2日(金)に変更になった。これは『ファンタスティック・フォー』と公開日が入れ替えになった形になっている。公開日が早められた『サンダーボルツ』。今後の情報解禁に期待していきたい。
『サンダーボルツ』は2025年5月2日(金)より米公開。
Source
Comicbook.com/The Hollywood Reporter
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