ゴア・ザ・ゴッド・ブッチャー登場! 『ソー:ラブ&サンダー』公式予告が公開 解説&考察 | VG+ (バゴプラ)

ゴア・ザ・ゴッド・ブッチャー登場! 『ソー:ラブ&サンダー』公式予告が公開 解説&考察

© 2022 Marvel

『ソー:ラブ&サンダー』予告第2弾公開

2022年7月8日(金)公開の映画『ソー:ラブ&サンダー』より公式予告映像が公開された。予告されていた通り、NBAイースタン・カンファレンスのヒート対セルティックス戦の第4戦の中継で新映像が公開され大きな話題を呼んでいる。MCUにおいては、今では予告もコンテンツの一つだ。

『ソー:ラブ&サンダー』は2011年にスタートした「マイティ・ソー」シリーズの第4弾にしてMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)映画の第29弾。『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019) 以来となるソーのカムバック、そしてナタリー・ポートマン演じるジェーン・フォスターの“ソー姿”が描かれる。

2022年4月18日には初映像となる特報映像が公開されていたが、今回の予告が公式予告になる。各シーンをじっくり見ていこう。

2分16秒に及ぶ今回の予告編。冒頭で「宇宙海賊、ソー・オーディンソンの話を聞かせよう」と語り出すのはタイカ・ワイティティ監督演じるコーグだ。「彼は神だった」と過去形で紹介されている。ソーが襟を立てる様はドクター・ストレンジを想起させる。

「500回地球を救った後、ソーは新しい旅に出た」「お父さんから神様の体型に」と語られている。そして、映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』で破壊されたムジョルニアが登場。誰かが接着したようだ。「唯一無二のソーとして、彼が称号を取り戻そうとした時、」と語られたところでジェーン・フォスター版のソーがムジョルニアを掴む。コーグは「おっと、早とちりだった」と言葉を引っ込めている。

ジェーンと再会したソー。その頭には奇抜なヘルメットを被っている。ジェーンのことを「昔の元カノ」と話すソーだが、久しぶりに会って「3、4年経った?」と聞くジェーンに「8年7ヶ月と6日。大体ね」と具体的な数字で回答している。ジェーンに会えなくなってから日々を指折り数えていたようだ。

そしてニューアスガルドの王となったヴァルキリーに続き登場したのは、『ソー:ラブ&サンダー』のヴィランであるゴア・ザ・ゴッド・ブッチャー。演じるのはクリスチャン・ベールで、『ダークナイト ライジング』(2012) 以来のスーパーヒーロー映画出演となる。

神に恨みを持つゴアは「神が気にかけるのは自分自身だけ」と、剣に手を掛ける。原作コミックに登場するオールブラック・ザ・ネクロソードだろうか。ゴアはその名の通り、あらゆる宇宙の神を狩ろうとするヴィランだ。原作コミックにも登場するファリガーという生き物が倒れているシーンで「挨拶がわりだ」と言い、ゴアは遂に姿を現す。「すべての神は死ぬ」と言い放つのだった。

原作コミックで登場するヤギのタングリスニとタングニョーストも特報に続いて登場。ソーが「あの時、君がしたことに感動した」と語りかけると、ジェーンがムジョルニアをバラバラにして敵の大軍を攻撃する姿が映し出される。ジェーンが「私にとって初めての悪者」と言うと、ソーは「初めての相手は忘れないよね」と言い気まずい空気が流れている。

一方のゴアは星に剣を突き立てている。これはもしかすると星から生まれるセレスティアルズを殺しているのだろうか。ラッセル・クロウ演じるゼウスと思われる人物の横顔も見える。ゴアとヴァルキリーが剣を交える姿も。

ゴアは「私が殺してきた他の神々とは違うな」と、神を引退したソーのことを認めているような発言をしている。ソーは「なぜなら戦う価値のあるものがある」と話し、前回の特報映像で「もう戦いはやめた」とは反対のセリフを口にしている。ゴアと戦う場面は白黒の世界が印象的だ。

予告映像の“おまけ”は、ゼウスの初セリフ。「変装を取ろう」と言いゼウスが指を振ると、ソーは全裸になってしまう。思わず「取りすぎだろ!!」とツッコミを入れるが、ソーの裸を見たゼウスの周囲の人々は性別にかかわらず気を失ってしまうのだった。ジェーンは「助けるべき?」とヴァルキリーに聞くが、ヴァルキリーは「最終的にはね。ぶどういる?」と返答するのだった。

このシーンでは、ソーの背中にロキのツノを思わせるタトゥーが入っているとして話題を呼んでいる。詳細はこちらの記事にまとめている。

遂に初公開となった公式予告。クリスチャン・ベール演じるゴア・ザ・ゴッド・ブッチャーは原作の痩せているが筋肉質な姿を見事に再現している。一方でクリスチャン・ベールらしさも残した演技を見せており、ゴアがどのように描かれるのか期待が高まる。

通常のヴィランと同じく、ゴアは一回限りの登場ということになるのだろうか。ゴアは原作と同じく神を狩るキャラクターとして登場することが確定したが、MCUでは『エターナルズ』(2021) 『ムーンナイト』(2022) と神にまつわる物語が続いている。神が増えすぎている感もあるMCUでのさらなる活躍に期待したいところだが、果たして。

今回の予告編公開に合わせ、ゴア・ザ・ゴッド・ブッチャーの姿も捉えた新ポスターが公開されている。

映画『ソー:ラブ&サンダー』は2022年7月8日(金) 劇場公開。

『ソー:ラブ&サンダー』公式サイト

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特報映像の解説はこちらから。

特報公開に際しての主演クリス・ヘムズワースのコメントはこちらから。

6月8日(水)配信開始のドラマ『ミズ・マーベル』の最新映像はこちらから。

8月17日(水)配信開始のドラマ『シー・ハルク:ザ・アトーニー』の公式予告とその解説はこちらの記事で。

ドラマ『シー・ハルク』の注目ポイントの考察はこちらから。

齋藤 隼飛

社会保障/労働経済学を学んだ後、アメリカはカリフォルニア州で4年間、教育業に従事。アメリカではマネジメントを学ぶ。名前の由来は仮面ライダー2号。編著書に『プラットフォーム新時代 ブロックチェーンか、協同組合か』(社会評論社)。
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