M・ナイト・シャマラン監督の実子初監督『ザ・ウォッチャーズ』
『シックス・センス』(1999)で名を馳せ、二度のアカデミー賞ノミネート経験を持つM・ナイト・シャマラン監督。彼がプロデューサーを務め、彼の娘であるイシャナ・ナイト・シャマランが監督と脚本を務めるリアリティーホラー映画『ザ・ウォッチャーズ』が2024年6月21日(金)より日本公開されることが決定した。イシャナ・ナイト・シャマランにとって『ザ・ウォッチャーズ』は長編初監督作品であり、A・M・シャインの小説を脚色して脚本にも挑む。
『ザ・ウォッチャーズ』は、ダコタ・ファニング演じる孤独な28歳のアーティストのミナは贈り物を届け来るところから始まる。地図の無い森に迷い込んでしまったミナは避難したガラス張りの部屋に閉じ込められ、見知らぬ3人と過ごすことになる。3人はこの部屋にルールがあり、監視者と呼ばれる謎の存在に毎晩監視されていると語る。
・ 日が暮れたら部屋を出てはいけない。
・ 監視者に背を向けてはいけない。
・ 決してドアを開けてはいけない。
この3つのルールを守らなければならないミナ。いったい監視者とは何者なのだろうか。衝撃のラストへと向かうリアリティーホラーが幕を開ける。ミナと共にガラス張りの部屋に捕らえられている人物にはオルウェン・フエレが60代のマデリン役、オリヴァー・フィネガンが19歳で衝動的なダニエル役、ジョージナ・キャンベルが20代の若妻シアラ役を務める。
「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」シリーズや「アナベル」シリーズを世に送り出してきたワーナー・ブラザーズは、イシャナ・ナイト・シャマラン監督とタッグを組んでどのようなホラーを世に送り出すのだろうか。その衝撃のラストにも期待していきたい。
『ザ・ウォッチャーズ』は2024年6月21日(金)より劇場公開。
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