誰がバットマンと戦うことになるのか考察合戦が進む展開に
2025年10月3日(金)に全米公開予定が予定されているマット・リーヴス監督、ロバート・パティンソン主演『ザ・バットマン2(原題:The Batman Part II)』。2024年にMaxで配信予定の『ペンギン(原題:Penguin)』と共にDCエルスワールドの1つ「バットバース」の中核を担う作品になる『ザ・バットマン2』だが、ヴィランは発表されていなかった。そのため様々な考察が飛び交っていたが、一部をDCスタジオのジェームズ・ガン共同CEOが否定した。
ジェームズ・ガン共同CEOが否定したのは米ニュースサイト「Comicsgig is now The Playblend!」の投稿だ。その内容は『ザ・バットマン2』のヴィランと初代ロビンのディック・グレイソンに関するもので、中でもヴィランについては複数のヴィランの名前を登場候補として挙げていた。
クレイフェイス、ハッシュ、ディック・グレイソンと共に、ピッグ教授とスケアクロウが『バットマン2』に登場する。
ソース: DanielRPK
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クレイフェイスとは誰にでも変身できる泥のメタヒューマンで、多くのキャラクターがその名前を名乗ったが、主な設定としては「落ちぶれた俳優が過去に演じた泥人間の恰好で犯罪を繰り返すうちに本当の怪物になった」というものが多い。ハッシュはトレンチコートを身に纏い、顔中を包帯で巻いているヴィランで、その正体はバットマン/ブルース・ウェインの幼馴染のトーマス・エリオット。バットマンの正体を知りながら、バットマンが絶望するように仕向けるヴィランがハッシュだ。
また、スケアクロウは本名をジョナサン・クレーンという精神科医であり、恐怖に対して強い執着を持つヴィランだ。クリストファー・ノーラン監督作『バットマン ビギンズ』ではキリアン・マーフィーがスケアクロウ/ジョナサン・クレーンを演じ、街を恐怖ガスで混沌の世界へと変えた。このような名だたるヴィランや、バットマンのサイドキックである初代ロビンのディック・グレイソンの登場を報じたComicsgig is now The Playblend!だったが、ジェームズ・ガン共同CEOはぴしゃりと反論した。
いや。まったくの作り話です。
投稿者: @jamesgunnThreadsで見る
この一言で、『ザ・バットマン2』にディック・グレイソン、スケアクロウ、ハッシュ、ピッグ教授の登場は絶望視する声もある。しかし、ジェームズ・ガン共同CEOは大量のカメオ出演のある『ザ・フラッシュ』(2023)を褒めたが、自身が監督・脚本の『スーパーマン:レガシー(原題:Superman : Legacy)』のインタビューでカメオ出演について「私はそれを『カメオポルノ』と呼んでいますが、これは最近のスーパーヒーロー映画の最悪の要素の一つです」と返すなど、その場に合わせた対応を取ることもある。
そのため、今回の投稿もリーク防止のためにその場に合わせたものなのかもしれない。また、前作『THE BATMAN-ザ・バットマン―』でジョーカーを演じたバリー・コーガンはジョーカー再演を匂わす発言をするなど、『ザ・バットマン2』のヴィランの考察合戦は尽きない。ジェームズ・ガン共同CEOは活発的にSNSを活用し、DCU(DCユニバース)やDCエルスワールドについて発信しているので、今後もジェームズ・ガン共同CEOのSNSと発表に注目していきたい。
『ザ・バットマン2(原題:The Batman Part II)』は2025年10月3日(金)より全米公開予定。
Source
Comicsgig is now The Playblend! Threads/James Gunn Threads/Deadline
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スピンオフドラマ『ザ・ペンギン』は2024年米配信。