モンスター・ヴァースの事件や出来事の時系列まとめ | VG+ (バゴプラ)

モンスター・ヴァースの事件や出来事の時系列まとめ

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『ゴジラxコング:新たなる帝国』を前に映像作品時系列を確認

2024年に70周年を迎える「ゴジラ」シリーズ。そのハリウッド版リメイクである「モンスター・ヴァース」も2024年に10周年を迎えることになる。そして、その記念すべき10周年に映画最新作『ゴジラxコング:新たなる帝国』が公開される。

本記事では『ゴジラxコング:新たなる帝国』の公開を前に映像作品の時系列を確認していこう。なお、本記事は「モンスター・ヴァース」映像化作品のネタバレを含むため、本編視聴後に読んでいただけると幸いである。まず、これまで公開されたモンスター・ヴァース作品は以下の5作品だ。

『GODZILLA ゴジラ』(2014)

『キングコング:髑髏島の巨神』(2017)

『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019)

『ゴジラvsコング』(2021)

『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』(2023-2024)

しかし、モンスター・ヴァースでの事件や出来事の時系列や作中の時代設定は公開順とは異なっている。それではこれ時系列順に並び変えたものを見ていこう。

ネタバレ注意
以下の内容は、モンスター・ヴァース映像化作品の内容に関するネタバレを含みます。

これまで映像化された「モンスター・ヴァース」作品の時系列

 

2億7000万年前 ペルム紀

ペルム紀にゴジラ族が怪獣(タイタン)の頂点を極める。(『GODZILLA ゴジラ』『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』)

古代文明の時代 怪獣との共存

人類とゴジラたち怪獣が共存する。(『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』)

1915年 原子力の夜明け

アルバート・アインシュタイン博士が発見した相対性理論により、核分裂を利用した原子力の時代が進む。その原子力の実験により、ゴジラなどの怪獣(タイタン)たちの一部が目覚めだす。

1939年 第二次世界大戦開戦

9月1日のドイツのポーランド侵攻をきっかけに第二次世界大戦がはじまる。

1943年 ロートン号襲撃

駆逐艦ロートン号が怪獣イオン・ドラゴンに襲撃される。そしてアンダース・ホルム演じるウィリアム・“ビリー”・ランダのみが生き残り、ビリーは怪獣の存在を確信する。(『キングコング:髑髏島の巨神』『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』)

1944年 髑髏島への不時着

コング族の生息する髑髏島にジョン・C・ライリー演じるハンク・マーロウ中尉MIYAVI演じる碇軍平が不時着する。敵対国の兵士同士だったが友情を深め、共に髑髏島からの脱出を目指す。(『キングコング:髑髏島の巨神』)

1945年 第二次世界大戦終戦

8月6日に広島市に原爆が投下、8月9日に長崎市に原爆が投下される。そして、8月14日にポツダム宣言を受諾したことによって第二次世界大戦が終戦となる。

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1946年 MONARCH発足

ハリー・S・トルーマン大統領により駆逐艦ロートン号の沈没事件がもみ消される。だが、そこでのビリーの目撃情報により、怪獣を専門に研究する特別研究機関MONARCHの原形が発足する。その突飛な発想から同盟国は怪獣の存在を信じなかった。(公式X、『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』)

1952年 ロートン号発見

フィリピンに派遣されていたワイアット・ラッセル演じる若き日のリー・ショウ山本真理演じる研究者のミウラ・ケイコの護衛任務に就く。そこでビリーと出会う。そして沈没したはずの駆逐艦ロートン号を発見。3人は怪獣イオン・ドラゴンに襲撃される。(『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』)

同じ頃、ロンドンでは大スモッグにより死傷者が出る事故が起きる。特別研究機関MONARCHはこの事故が怪獣の羽ばたきによるものだと推測し、調査を開始する。(公式X)

1954年 キャッスル作戦

クリストファー・ヘイエルダール演じるパケット将軍に怪獣のことをリー、ケイコ、ビリーの3人が報告する。そして、軍を巻き込みゴジラなどの怪獣対策の重要性を説く。しかし、軍上層部はゴジラの危険性から第五福竜丸事件を引き起こした水爆実験“キャッスル作戦”を実行する。(『GODZILLA ゴジラ』『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』)

キャッスル作戦以降、ゴジラが目視されたことで特別研究機関MONARCHがグローバル化する。しかし、第二、第三の広島や長崎を生み出す可能性を危惧したケイコ、リー、ビリーは怪獣の情報を軍上層部にすべて渡さず、重要性の高い情報は秘匿にすることにする。(『GODZILLA ゴジラ』『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』)

1955年 公民権運動

軍上層部と軍事企業による夏舞踏会が開かれ、ケイコが差別的発言を受ける。同年、ローザ・パークスがバスで白人に席を譲らなかったことで逮捕され、キング牧師などによる公民権運動が起きる。(『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』)

夏舞踏会と同日にビリーが放射性同位体を日本で発見し、レオ・アシザワ演じる鈴木博士ガンマ線シミュレーターにより波照間島でゴジラの生存が確認される。しかし、リーが予算会議よりも、ケイコがゴジラを確認することによる身の危険を重要視してしまったため、特別研究機関MONARCHの指揮権がアメリカ海軍に移ってしまう。(『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』)

左遷させられるケイコ、ビリー、リーだったが、ビリーは左遷先の地下室で地球空洞説を発見する。そして、それを伝えるべくケイコの自宅を訪ねるが、そこで幼いヒロシと出会う。リーは特別研究機関MONARCHの存続のため、秘匿する約束だったゴジラが今も生存しているという情報をパケット将軍に渡す。(『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』)

1959年 ケイコの失踪

若き日のリーとケイコ、ビリーがカザフスタンの原子力跡地の研究に訪れる。そこで怪獣エンドスワーマーに襲われ、ケイコが地下世界に通じる亀裂に落ちる。同年、シベリアで特別研究機関MONARCHが前哨基地を建設し始めたことをソ連のスパイが確認する。(『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』)

1962年 リーの失踪

ガンマ線シミュレーターで怪獣をおびき寄せ、その誘導で地底世界に行くという砂時計〈アワーグラス〉作戦が実行される。砂時計〈アワーグラス〉作戦は失敗に終わり、作戦の参加者だったリーが消息を絶つ。(『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』)

1973年 髑髏島調査隊派遣

アメリカ軍がベトナム戦争から撤退し、その兵士たちを中心に構成された髑髏島調査隊が髑髏島に派遣される。そしてコングたち怪獣と遭遇する。一方、髑髏島調査隊の派遣を提案したジョン・グッドマン演じる特別研究機関MONARCHに所属する地質学者ウィリアム・“ビル”・ランダ自身も髑髏島に赴き、そこでマザーロングレッグスに襲撃され、研究資料を海に投げ捨てる。(『キングコング:髑髏島の巨神』『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』)

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1982年 リーの帰還

リーが地底世界より東出雲の古い神社に帰還する。しかし、次元の歪みによる浦島太郎効果により、若いまま20年の歳月が流れてしまう。リーは病原体や放射線の危険性により、社会法人フタバ憩いの里に軟禁される。(『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』)

1991年 ラドン発見

アメリカ領プエルトリコのモナ島に特別研究機関MONARCHが前哨基地を建設し始める。そして、メキシコの火山島イスラ・デ・マーラの活火山で怪獣ラドンを発見し、第56前哨基地を建設する。(『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』)

1995年 髑髏島の秘密

ジョー・モートン演じる特別研究機関MONARCHに所属する地質学者ヒューストン・ブルックスの息子アーロン・ブルックスが、特別研究機関MONARCHが隠す髑髏島の秘密を明らかにしようとする。(公式X)

1999年 ムートー発見

日米により建設された雀路羅市原子力発電所でメルトダウンが発生する。その原因は雀路羅市に眠るムートーによるものだった。雀路羅市原子力発電所のメルトダウンでジュリエット・ビノシュ演じるサンドラ・ブロディが死亡する。(『GODZILLA ゴジラ』)

それにより、姉妹であったエリサ・ラソウスキー演じるミッシェル・デュバルは特別研究機関MONARCHに所属する。ブライアン・クランストン演じる妻であるサンドラを喪った核物理学者ジョー・ブロディが真相究明に執着する。(『GODZILLA ゴジラ』『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』)

フィリピンでの炭鉱崩落事故の調査の中で、ゴジラと同種の骨に産み付けられたムートーの卵を渡辺謙演じる芹沢猪四郎博士が発見する。(『GODZILLA ゴジラ』)

2005年 アラン・ジョナの活動開始

チャールズ・ダンス演じる元英国陸軍大佐でMI-6のアラン・ジョナと彼の雇った傭兵が壁画の破壊を企み、パキスタンの刑務所に収容される。おそらく、特別研究機関MONARCHによる怪獣の情報隠蔽だと考察される。(公式X)

2009年 モスラ発見

中国の雲南省の密林の古代遺跡で蛾に似た怪獣の壁画が発見される。特別研究機関MONARCHは雲南省の密林の古代遺跡で怪獣モスラの繭を発見し、第61前哨基地を建設する。(『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』)

2012年 サイバネティック・ニューロ・インターフェース

カーシー・クレモンズ演じるメイことコーラがIT企業AETのスカウトを受ける。そこでメイはAETの実態がエイペックス・サイバネティクスの子会社かつ特別研究機関MONARCHと蜜月の関係であることを知る。そして、怪獣の神経組織を使って他の生物を操る計画を進めていたことも知り、その危険性を見てサーバーをクラッシュさせて逃亡する。(『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』)

また、ヒューストン・ブルックス博士が息子のアーロン・ブルックスから機密データの入ったボトルを受け取る。(公式X)

2013年 資料回収

ウィリアム・“ビル”・ランダが投げ捨てた研究資料が日本の漁船によって回収される。(『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』)

2014年 G-Day

ゴジラがサンフランシスコを襲撃するG-Dayが起きる。アンナ・サワイ演じる元教師のケイト・ランダは恋人と教え子を喪う。東京ではメイとケンタロウが出会う。ゴジラとムートーが死闘を繰り広げ、サンフランシスコが崩壊する。ここで核弾頭をアメリカ軍は使用し、それを見てリーがフタバ憩いの里からの脱出を決意する。(『GODZILLA ゴジラ』『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』)

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2015年 地下世界への探検

平岳大演じるヒロシ・ランダの遺産(レガシー)を巡り、カート・ラッセル演じるリー・ショウと特別研究機関MONARCHが意見の相違により対立する。リーはゴジラの生存を確認したのち、地球上に存在する地下世界に通じるすべての亀裂を閉じようとするが、その最中、ケイト、メイ、リーが怪獣エンドスワーマーと共に亀裂に落ちる。地底世界で若いままのケイコと再会する。(『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』)

2016年 ギドラ発見

サリー・ホーキンス演じるヴィヴィアン・グレアム博士怪獣モンスターゼロことギドラを南極の氷の下に発見。その研究施設である第32前哨基地を再建する。(『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』)

2017年 ケイトたちの帰還

リーの犠牲により、ケイト、ケイコ、メイの3人が地底世界から髑髏島へと帰還する。特別研究機関MONARCHの資金援助は打ち切られており、救出作戦はエイペックス・サイバネティクスのもとで行われていた。そこでケイトたちはコングと遭遇する。(『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』)

2019年 真の王を決める戦い

ヴェラ・ファーミガ演じる特別研究機関MONARCHの純古生物学者エマ・ラッセル博士とエコテロリストのアラン・ジョナがギドラを目覚めさせる。それにより世界中の怪獣がギドラのもとに集まりゴジラと真の怪獣の王を決める激戦が繰り広げられる。(『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』)

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その中でヴィヴィアン・グレアム博士や芹沢猪四郎博士など主要な特別研究機関MONARCHのメンバーが死亡し、ワシントンD.C.が壊滅する。また、ギドラが台風を引き起こしたことで、カイリー・ホットル演じる髑髏島の先住民イーウィス族の少女ジア以外のイーウィス族が死亡する。(『ゴジラvsコング』)

2024年 メカゴジラ出現

何かに反応するようにゴジラが暴れまわる。その中、エイペックス・サイバネティクス主導で地球空洞説を実証すべく、コングを用いた実験が行なわれる。実際は、エイペックス・サイバネティクスはギドラの頭蓋骨からメカゴジラを製造しており、地底空洞説の実証実験もその一端だった。ゴジラとコングは激闘の末に共闘し、香港にてメカゴジラを倒す。(『ゴジラvsコング』)

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『ゴジラxコング:新たなる帝国』はいつの時代が舞台となる?

2024年までの「モンスター・ヴァース」の事件や出来事の時系列を確認してみたが、映画最新作『ゴジラxコング:新たなる帝国』ではいつが舞台になるのだろうか。「モンスター・ヴァース」では既に2024年が描かれていることから、『ゴジラxコング:新たなる帝国』は近未来が舞台になると考察できる。

『ゴジラvsコング』が2021年の映画であるため、公開年が3年後の2024年であることを考慮すると2027年が舞台の可能性が高いとも考察できる。新たなる帝国とはいつ時代の帝国なのだろうか。今後の展開に注目していきたい。

『ゴジラxコング:新たなる帝国』は2024年4月26日全国公開。

『ゴジラxコング 新たなる帝国』公式サイト

『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』公式サイト

『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』第1話「余波」のネタバレ考察&解説記事はこちらから。

『『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』第10話「論理を超えて」のネタバレ考察&解説記事はこちらから。

『ゴジラxコング 新たなる帝国』の公開日と邦題解禁はこちらから。

アダム・ウィンガード監督が米IGNに『ゴジラxコング:新たなる帝国』ついて語ったインタビュー記事はこちらから。

『ゴジラxコング:新たなる帝国』で描かれる昭和後期の「ゴジラ」シリーズのリスペクトとイースター・エッグについてはこちらから。

鯨ヶ岬 勇士

1998生まれのZ世代。好きだった映画鑑賞やドラマ鑑賞が高じ、その国の政治問題や差別問題に興味を持つようになり、それらのニュースを追うようになる。趣味は細々と小説を書くこと。
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