『三体』の劉慈欣、初の映画脚本を執筆——『末日拯救』の製作を発表

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『三体』劉慈欣が映画脚本に挑戦

『末日拯救』の製作を発表

2019年6月16日、中国で北京市文化投資友展集団有限責任公司 (Beijing Cultural Investment Development Group Co., LTD.) がプレスカンファレンスを開催し、映画やドラマを含む今後のラインナップを発表した。この中で、中国SFの金字塔三体』の原作者である劉慈欣 (リュウ・ジキン) が原作・脚本を手がける映画『末日拯救』の製作が発表された。中国の複数のメディアが報じている。主演は香港人俳優のニック・チョンこと張家輝と胡軍 (フー・ジュン) が務め、ベテラン監督の沈悦が指揮をとる。

『末日拯救』の構想期間は10年

同カンファレンスでは劉慈欣もビデオ出演し、『末日拯救』への期待を語った。実は『末日拯救』の脚本は『三体』以前に執筆されたもので、10年間の構想期間を経て実現するという。劉慈欣作品の元祖とも言える作品のようだ。『末日拯救』は、“終わりの日”と“救済”という意味の言葉で構成されたタイトルだが、一体どのような作品になるのだろうか。

初の映画脚本

劉慈欣は、自身の短編SF小説「さまよえる地球 (原題: 流浪地球)」が『流転の地球』として映画化され、空前の大ヒットを記録している。一方で、『流転の地球』は原作のコンセプトを引き継いでいるものの、内容は原作小説から大きく改変されている。今回初めて直接映画作品の脚本を手がけることになり、劉慈欣の世界観がより具体的な形で実写化されることになりそうだ。

郝景芳はドラマ制作へ

中国SF界では、「折りたたみ北京」の作者・郝景芳 (ハオ・ジンファン) が、自身が立ち上げたスタジオでSFドラマアンソロジーを制作し、発表する予定だ。SF小説から映像界への進出は、一つの定石となっていくのだろうか。躍進し続ける中国SF界から目が離せない。

– Source –
上報 / sina.com

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