Netflix映画『JUNG_E/ジョンイ』1月20日配信開始
韓国のSF映画『JUNG_E/ジョンイ』がNetflixで2023年1月20日(金)より配信を開始する。『JUNG_E/ジョンイ』は気候変動によって人類が地上で暮らすことができなくなった22世紀が舞台のディストピアSF。人々はシェルター内で生活しているが、その中で戦争が起こり、研究者たちは伝説の兵士であるユン・ジョンイの脳のデータを複製して戦争を終わらせようとする。
『JUNG_E/ジョンイ』の指揮をとるのはSF映画ファンにはお馴染みのヨン・サンホ監督。『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016)と『新感染半島 ファイナル・ステージ』(2020)の監督・脚本で知られる。Netflixで配信されたドラマ『地獄が呼んでいる』(2021)では原作ウェブトゥーンを手掛けると共に監督・脚本を担当した。
公開された公式予告では、海面上昇により資源が枯渇した2194年の荒廃した世界が映し出されている。人類は宇宙のシェルターに住んでおり、ニール・ブロムカンプ監督の映画『エリジウム』(2013)のスペースコロニーを思わせるシェルターは、一瞬にして戦場と化す。
伝説の兵士ジョンイは戦場で倒れるが、その後、ジョンイを再現して「最強のAI戦闘集団」を作る計画が始動する。大量生産されたジョンイだが、研究チームのリーダーであるソヒョンはジョンイに自由に生きるよう告げ、戦いの火蓋が切って落とされる。予告編の最後には四足歩行で歩く戦闘ロボットの姿も。ジョンイは自由を掴むことができるのだろうか。
なお、以前公開されたティーザー映像では、ジョンイはクロノイドであり、クロノイドの使命はより安全な世界の実現することであると紹介されていた。“クロノイド”とは、クローンとアンドロイドを組み合わせた言葉で、人体の再生技術とアンドロイド技術を組み合わせた存在である。
ティーザー映像でも公式予告でも、気候変動の影響で水没した都市や、クロノイドを開発する研究所が映し出されており、『JUNG_E/ジョンイ』がハイクオリティなSF映画に仕上がっていることを予期させる。
『JUNG_E/ジョンイ』は、2022年5月に脳出血により55歳で逝去したカン・スヨンの遺作でもある。カン・スヨンは研究チームのリーダーであるソヒョン役を演じている。主人公のジョンイを演じるのは、ドラマ『地獄が呼んでいる』でミン・ヘジン役を演じたキム・ヒョンジュ。研究機関の長サンフンを『地獄が呼んでいる』でユジ役、ドラマ『梨泰院クラス』(2020)でスングォン役を演じたリュ・ギョンスが演じる。
Netflix映画『JUNG_E/ジョンイ』キーアートも公開。
クロノイド製AI搭載戦士ついに誕生。
2023年1月20日より独占配信。#JungEジョンイ #JungE #정이 pic.twitter.com/vmOnRQ9FeC
— Netflix Japan | ネットフリックス (@NetflixJP) December 21, 2022
映画『JUNG_E/ジョンイ』は、2023年1月20日(金)よりNetflixで独占配信。
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