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映画『ジョーカー』のトーマス・ウェイン役にアレック・ボールドウィン 「バットマンの父」を演じた歴代俳優は…?

新たな「バットマンの父」誕生

トーマス・ウェイン役にアレック・ボールドウィン

『バットマン』の悪役ジョーカーを主役に据えた『ジョーカー(仮題)』(2019年公開予定) に、アレック・ボールドウィンが出演することが決まった。28日、海外の各メディアが一斉に報じた。ボールドウィンが演じるのは、バットマンことブルース・ウェインの父であるトーマス・ウェイン。『ジョーカー』では、80年代のゴッサムシティを舞台に、ジョーカーの誕生秘話が描かれる。

ドナルド・トランプのモノマネも評判

アレック・ボールドウィンといえば、『ミッション: インポッシブル/ローグ・ネイション』(2015)と『ミッション: インポッシブル/フォールアウト』(2018)でアラン・ハンリー長官役でおなじみ。米国ではショー番組の司会者としても人気が高く、ドナルド・トランプのモノマネが話題になったこともある。トーマス・ウェインといえば、ゴッサム一の大富豪にして、街一番の実力者。ドラマ『GOTHAM/ゴッサム』(2014-)では、トーマス・ウェインの死によって街全体のパワーバランスが崩れ、混沌に陥っていくゴッサムシティの様子が描かれた。ボールドウィンの貫禄ある演技に期待が高まる。

歴代のトーマス・ウェインを振り返る

では、トーマス・ウェインというキャラクターは、これまでにどのような俳優達によって演じられてきたのだろうか。歴代実写化作品を振り返ってみよう。

“最初”のトーマス・ウェイン

実は、1966年から1968年年にかけて放送されたドラマ版の『バットマン』には、トーマス・ウェインは登場していない。トーマス・ウェインが実写化されたのは、ティム・バートン版『バットマン』(1989)が初めて。この時は、俳優のデイビット・バックストが演じているのだが、なんと彼はこの10年前に、『スーパーマン』(1978)にも出演している。それも、ビルをよじ登る泥棒役だ。10年後には同じDC映画で大富豪、それも高潔なバットマンの父親役を演じることになろうとは、夢にも思わなかっただろう。

“真面目”なトーマス・ウェインたち

『バットマン・フォーエヴァー』(1995)では、テレビドラマ『新スター・トレック』(1987-1994)でロミュラン人の守衛役、映画『ジャッジメント・ナイト』(1993)で警察役を演じてきたマイケル・スクラントンがトーマス・ウェインを演じた。守衛、警察から、バットマンの父へ——よほど真面目な人柄だったのだろう。
クリストファー・ノーラン監督のダークナイト・トリロジーでは、イギリス人俳優のライナス・ローチがトーマス・ウェインを演じた。ライナス・ローチは、『司祭』(1994)で主役のグレッグ神父役を務めた他、ドラマ『LAW & ORDER』(2008-2010)では、検事役を務めている。その他にも、飛行機の機長や大統領補佐官など、やはり真面目な役をこなしている。なお、ライナス・ローチがトーマス・ウェインを演じたのは40代前半の頃である。

近年のトーマス・ウェイン

ドラマ『GOTHAM/ゴッサム』でトーマス・ウェインを演じたのは、1968年生まれの俳優グレーソン・マカッチ。マカッチは、『アルマゲドン』(1998)にも出演した二枚目俳優として知られているが、40代半ばでトーマス・ウェインというダンディな役柄を演じることになった。加えて、『GOTHAM/ゴッサム』ではトーマス・ウェインの死の真相を巡る物語が展開される為、重要な役どころとなっている。マカッチとしては、俳優としてのステップアップの機会となったのではないだろうか。

最新のトーマス・ウェインは、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)に登場。クレジットなしのカメオ出演という扱いではあるが、『スーパーナチュラル』(2005-)、『ウォーキング・デッド』(2016-)で知られるジェフリー・ディーン・モーガンが演じた。モーガンは、『ウォッチメン』(2009)でコメディアンことエドガー・ブレイクを演じており、DC映画への参加は二度目となった。

ボールドウィンの演技に期待

こうして歴代のトーマス・ウェインを振り返ってみると、アレック・ボールドウィンはこれまでで一番の大物俳優であることが分かる。劇中での年齢の設定は不明だが、ボールドウィン自身は御年60歳と、これまでで最高齢のトーマス・ウェインとなりそうだ。ジョーカーという狂気に満ちたキャラクターが主役の映画において、これまで高潔さや秩序の象徴として描かれてきたトーマス・ウェインを、ボールドウィンはどのように演じるのだろうか。
『ジョーカー』では、主役のジョーカー役をホアキン・フェニックスが演じる他、ロバート・デニーロ、ザジー・ビーツ、マーク・マロンの出演が決定している。続々と大物俳優の参加が発表されている『ジョーカー』、来年の公開を心待ちにして、続報を待とう。

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via: © Alec Baldwin, Photo by Phil Toledano

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