新予告映像公開&最新ラージフォーマットでの上映決定『ゴジラ-1.0』 | VG+ (バゴプラ)

新予告映像公開&最新ラージフォーマットでの上映決定『ゴジラ-1.0』

©2023 TOHO CO., LTD

IMAX®、MAX4D、ScreenX、4DX、4DXScreen、Dolby Cinemaでの上映も決定

ゴジラ生誕70周年記念作品として『シン・ゴジラ』(2016)以来、7年ぶりの日本国産ゴジラ映画となる『ゴジラ-1.0』(2023)。その最新予告映像である「新映像【対ゴジラ篇】」が公開された。山崎貴監督・脚本・VFX、TOHOスタジオ・ROBOT制作で、2023年11月3日(金)という初代『ゴジラ』(1954)と同日に公開される『ゴジラ-1.0』だが、通常の2D上映だけではなく、IMAX®、MAX4D、ScreenX、4DX、4DXScreen、Dolby Cinemaでの上映も決定している。

最新予告映像の「新映像【対ゴジラ篇】」では、戦後間もない無(ゼロ)になった日本を蹂躙し、負(マイナス)にするゴジラの姿だけではなく、背びれが青く光り動く様子に加え、船上から機関銃の掃射を浴び、海中からそれを追跡するなどゴジラが地上だけではなく海上でも暴れまわることが想起させる映像が公開された。また、この際のゴジラの口元が焼けただれており、これが放射熱線を吐いたことによるものなのか、それとも人類側の攻撃によるものなのか、さまざまな考察の余地のあるものとなっている。反戦と災害としてのゴジラを描く『ゴジラ-1.0』だからこその考察の余地があるのかもしれない。

また、市街地の場面では浜辺美波演じる大石典子と神木隆之介演じる敷島浩一が逃げる様子が映し出され、敗戦処理を行う「新生丸」と思わしき船を操縦する佐々木蔵之介演じる秋津淸治の姿や船に同乗する敷島浩一、吉岡秀隆演じる野田健治、山田裕貴演じる水島四郎の姿も公開されている。特に敷島浩一はここでゴジラに向けて機関銃を放っており、対ゴジラ戦に参加させられることが考察できる。敷島浩一を演じる神木隆之介は野田健治を演じる吉岡秀隆と『Dr.コトー診療所』(2003)で共演しており、吉岡秀隆を劇中と同じくコトー先生と呼んでいたそうだが、『ゴジラ-1.0』の撮影において秀さんと呼ぶようにしたそうだ。

最後は瓦礫だらけの焦土と化した市街地でゴジラが咆哮をあげて終わった『ゴジラ-1.0』の新予告映像「新映像【対ゴジラ篇】」。戦後まもない日本で人類はゴジラとどのように戦うことができるのか、戦後の日本の姿やそこに現れるゴジラの姿については、山崎貴監督は『ALWAYS 続・三丁目の夕日』で夢オチながらも描いている。今回の『ゴジラ-1.0』で山崎貴監督はどのように戦後の日本とゴジラを描くのだろうか。今後の情報公開にも期待していきたい。

『ゴジラ-1.0』は2023年11月3日(金)より全国公開。

『ゴジラ-1.0』公式サイト

映画『ゴジラ-1.0』予告編第1弾はこちらの記事から。

映画『ゴジラ-1.0』予告編第2弾はこちらの記事から。

モンスター・ヴァース版ゴジラの映画最新作の情報はこちらの記事から。

モンスター・ヴァース版ゴジラのドラマ最新作の情報はこちらの記事から。

『ゴジラ S.P <シンギュラポイント>』の第1話ネタバレ感想と考察はこちらの記事から。

 

鯨ヶ岬 勇士

1998生まれのZ世代。好きだった映画鑑賞やドラマ鑑賞が高じ、その国の政治問題や差別問題に興味を持つようになり、それらのニュースを追うようになる。趣味は細々と小説を書くこと。
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