『高い城の男』シーズン3であの日本人キャラクターを演じたのは誰? 日系の新キャストまとめ | VG+ (バゴプラ)

『高い城の男』シーズン3であの日本人キャラクターを演じたのは誰? 日系の新キャストまとめ

via: Amazon.co.jp, © 1996-2018, Amazon.com, Inc. or its affiliates

『高い城の男』シーズン3の日本人キャラクターをチェック!

大注目のシーズン3公開!

2018年10月5日、『高い城の男』(2015-) シーズン3の配信が始まり、大きな注目を集めている。シーズン3からは新たに、『Treme』(2010-2013)や『ロー&オーダー』(1990-2010)に携わってきたベテランプロデューサーのエリック・オーバーマイヤーがショーランナーに就任。既にシーズン4の製作も決定している。

新登場の日本人キャラクターは…?

『高い城の男』という作品の特殊性は、多くのアジア系俳優が出演している点にある。VG+では、これまでにシーズン1から登場していた日系キャラクターと、そのキャストについて特集をお送りしてきた。今回は、『高い城の男』シーズン3から新たに登場した日系キャラクターとそのキャストを見てみよう。

沖縄生まれのベテラン女優が参戦

Amazon

シーズン3の第二話「厳命」から登場したのは、タミコ・ワタナベ。沖縄で生まれたハワイアンで、田上大臣が「ウチナンチュですか」と微笑みかけた女性だ。次第に田上大臣との親交を深めていく。
タミコ・ワタナベ役で出演しているのは、ベテラン女優のタムリン・トミタ。映画『ベスト・キッド2』(1986)のクミコ役で人気を博したベテラン女優だ。映画『鉄拳』(2010)では風間準を演じており、『高い城の男』で田上大臣を演じるケイリー=ヒロユキ・タガワと共演している。実は、タムリン・トミタ自身、沖縄は嘉手納基地で生まれている。『高い城の男』シーズン3では沖縄出身のタミコ役を演じることになり、作品に更なる多様性をもたらしている。

フレッシュな憲兵隊員を演じたのは…

第一話から印象的な演技を見せたのは、シーズン3から新たに木戸の部下となる中村。ハワイ出身で白人と日本人のハーフであることから、大日本帝国への忠誠を証明するため、木戸大尉から厳しい任務の遂行を突きつけられる。
中村を演じたのは、1980年生まれのアキー・コタベ。2004年にロサンゼルスに活動の場を移し、2005年から『ER緊急救命室』(1994-2009)や『ヒューマンズ』(2015-)など、数多くのドラマ作品に出演している。ミシガン出身のコタベは、幼い頃から世界の各地を転々とする生活を過ごしていた。ロサンゼルスに移る前には日本で一年間働いた経験を持つ。その忠誠心の裏に確かな多様性を孕む中村は、そんなコタベの豊富な経験を十分に活かしたキャラクターといえる。

Amazon

SFドラマに引っ張りだこのアノ人も登場

シーズン3から登場したのは、大日本海軍のイノクチ(井口)提督。第二話では、レジスタンスへの弾圧を繰り返す木戸大尉に対して、懲罰ではなく教育を与えるよう指示した他、ジュリアナ釈放のため田上大臣の口利きをするなど、シーズン3では重要な役割を果たす。
このイノクチ提督を演じたのは、近年SFドラマに引っ張りだこの尾崎英二郎。これまでに、『HEROES』(2006-2010)、『エージェント・オブ・シールド』(2013-)、『エクスタント』(2014-)に出演。スピルバーグ作品にもマーベル作品にも登場した尾崎が、遂に『高い城の男』にも登場したのだ。イノクチ提督を演じきった尾崎は、シーズン4への出演も決定。今後の活躍にも期待がかかる。

Amazon

新キャストも続々登場している『高い城の男』シーズン3。今回ご紹介した人物の他にも、アジア系のキャラクターは多数登場している。まだシーズン3を未見の方は、ぜひともチェックしておこう。

Source
Akie-Kotabe.com

VG+編集部

映画から漫画、ゲームに至るまで、最新SF情報と特集をお届け。 お問い合わせ

関連記事

  1. 【中国SF】郝景芳のSF小説「最後の勇者」ドラマ化? 映像化が進行中、配信で公開へ

  2. パワー・ブローカーの謎を考察『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』キャストが明かした新事実も

  3. 『スノーピアサー』シーズン4は2025年公開へ スピンオフとフランチャイズ化の計画も?

  4. 第8話ネタバレ解説&感想 ドラマ『THE LAST OF US』エリーの傷、あいつの卑近さと異常性 あらすじ・考察【ラスアス実写版】