ドラマ『ミズ・マーベル』は2022年夏配信
MCUドラマ『ミズ・マーベル(原題:Ms.Marvel)』は2022年夏に配信を開始する。2021年11月12日(金)、Disney+ Dayに合わせて発表された。『ミズ・マーベル』は2021年後半の配信を目指していたが、2022年に延期するとされていた。
MCUドラマとしては、2021年11月24日(水)配信開始の『ホークアイ』に続く第6弾になる見込み。MCU映画との兼ね合いでは、2022年7月8日(金)全米公開予定の『ソー:ラブ&サンダー(原題:Thor: Love and Thunder)』の後、同年11月11日(金)全米公開予定の『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー(原題:Black Panther: Wakanda Forever)』の前になると見られる。
Ms. Marvel, an Original Series from Marvel Studios, coming Summer 2022 on #DisneyPlus. #DisneyPlusDay pic.twitter.com/Sgpddq4dh5
— Disney+ (@disneyplus) November 12, 2021
初のムスリム主人公
『ミズ・マーベル』はムスリムで女性で高校生であるカマラ・カーンを主人公に据えた作品。原作コミックではキャプテン・マーベルことキャロル・ダンバースがかつて名乗っていた“ミズ・マーベル”の名前を引き継ぐ。ムスリム(イスラム教徒)の人物としてはマーベルコミックで初めて単独主人公になったキャラクターでもある。
ミズ・マーベルことカマラ・カーンは映画『キャプテン・マーベル』(2019) の続編で、2023年2月の全米公開を予定している映画『ザ・マーベルズ(原題:The Marvels)』にも登場する予定。キャプテン・マーベルことキャロル・ダンバース、ドラマ『ワンダヴィジョン』(2021) でスーパーパワーを手に入れたモニカ・ランボーと共に“マーベルズ”の一人として大作映画に参加することが決まっているのだ。
新映像も公開
また、Disney+内で会員向けに公開された「マーベル・スタジオ 2021 ディズニープラス・デイ スペシャル」の映像では、本編の新映もが公開されている。
マーベル・スタジオ 2021 ディズニープラス・デイ スペシャル
カマラはモヒカン姿のキャプテン・マーベルを憧れの目で見ている。一方で、「ジャージー市の少女じゃ世界は救えない」と弱音を漏らす。ジャージー市というのは、ニューヨークの隣に位置するニュージャージー州の街。決して悪いところではないのだが、巨大な都会であるニューヨークと比較され、“田舎”とされることもしばしば。家賃や物価の高い都心に住めず、ニュージャージーから電車に乗ってニューヨークへ仕事に通う人もいる。
スパイダーマンを思わせるお手製のコスチュームを身にまとったカマラは宙を駆けていく。カマラは様々なスティグマや自尊心の毀損を乗り越えて、ミズ・マーベルになっていくようだ。
主演はイマン・ヴェラーニ
ドラマシリーズからスタートするという異例のデビューを果たすミズ・マーベル。本作で主人公カマラ・カーン役を演じるのはイマン・ヴェラーニだ。カナダ生まれの俳優で、2020年に当時18歳でカマラ役に抜擢された。また、カマラと同じくスーパーパワーを持つレッドダガーことカリームを1999年生まれのアラミス・ナイトが演じる。
『ミズ・マーベル』を統括するショーランナーはビシャ・K・アリ。Netflix『セックス・エデュケーション』(2019-) シーズン1の製作に携わり、ドラマ『ロキ』(2021) では第3話「ラメンティス」の脚本を担当している。また、マーベル・スタジオのプロデューサー陣に加え、映画『バッドボーイズ フォー・ライフ』(2020) で監督を務めたアディル・エル・アルビ&ビラル・ファラーが製作に加わる。二人は2022年公開を予定しているDC映画『バットガール(原題:Batgirl)』の監督も務める予定だ。
ドラマ『ミズ・マーベル(原題:Ms.Marvel)』は2022年夏にDisney+で独占配信。
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