『シーシュポス: The Myth』が配信開始
韓国のSFサスペンスドラマ『シーシュポス: The Myth』がNetflixで2021年2月17日(水)より配信を開始する。『シーシュポス: The Myth』は韓国でも同日にJTBCで放送を開始する全16話のドラマ。JTBCといえば、Netflixで配信され日本でも大人気を集めた『梨泰院クラス』(2020) を放送した局として知られる。
なお『梨泰院クラス』はJTBCの金土ドラマの枠で放送されたが、『シーシュポス: The Myth』は水木ドラマ。そしてこの水木ドラマの第一弾はNetflixでも配信されたファンタジードラマ『サンガプ屋台』(2020) だ。
『サンガプ屋台』と同じくSFファンタジーの要素を持つ『シーシュポス: The Myth』は、パク・シネとチョ・スンウが主演を務める。今回はそのあらすじとキャストを紹介しよう。
『シーシュポス: The Myth』のあらすじ&予告編
ドラマ『シーシュポス: The Myth』のあらすじは、主人公の天才エンジニア、ハン・テスルが未来から来た何者かに命を狙われ、未来から来たもう一人の主人公カン・ソヘがハン・テスルの命を守る、というもの。
こちらが日本語版の予告編だ。
ハン・テスルはある危険な存在について気づいており、それが追われる原因となったようだ。予告編では、自身が作ったというタイムマシンに乗って未来から追ってがやってくるというあらすじが紹介されている。また、テスルは“クォンタム・アンド・タイム”の共同創業者とされており、もう一人の共同創業者であるエディ・キムがテスルとソへの前に立ちはだかる。
カン・ソへは荒廃した未来の韓国に住んでおり、相当な戦闘の腕を身につけている。未来でハン・テスルを救うように記されたメッセージを受けており、時間を逆行して現代の韓国にやってきた。Netflix版の予告では、「今度はできる」と発言しており、『シーシュポス: The Myth』はタイムスリップものの中でも“ループもの”である可能性を匂わせている。
『シーシュポス: The Myth』のキャスト
『シーシュポス: The Myth』で、未来からやってくる主人公カン・ソへを演じるのはパク・シネ。言わずと知れた韓国の大スターで、ドラマ『美男ですね』(2009) や映画『7番房の奇跡』(2013) などへの出演で知られる。日本や中国でもその人気は高い。2020年2月には、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で困窮している家庭の児童を対象に5,000万ウォンの寄付を行った。
もう一人の主人公ハン・テスルを演じたのはチョ・スンウ。Netflixで配信されたドラマ『秘密の森』(2017-) でも主演を務めた。元は舞台役者としても活躍しており、『ジキル&ハイド』では第10回韓国ミュージカル大賞で主演男優賞を受賞した。
また、ハン・テスルの親友で“クォンタム・アンド・タイム”の共同創業者のエディ・キム役としてテ・インホ、テスルの兄ハン・テサン役でホ・ジュンソク、“クォンタム・アンド・タイム”のカウンセラーのキム・ソジン役でチョン・ヘイン、ヘインの父で“クォンタム・アンド・タイム”の理事であるキム・ハヨン役でチョン・グクファンらの出演が明らかになっている。
韓国発のSFサスペンスドラマ『シーシュポス: The Myth』は、全16話でどのような物語を届けてくれるのだろうか。
ドラマ『シーシュポス: The Myth』はNetflixで2021年2月17日(水)より配信開始。
なお、Netflixでは2月5日(金)より、韓国初のSF大作映画『スペース・スウィーパーズ』の配信を開始している。
引き続き、韓国SFから目が離せない。