マーベルドラマ『シークレット・インベージョン』6月21日配信へ、米ディズニープラスで判明 大型クロスオーバーに期待 | VG+ (バゴプラ)

マーベルドラマ『シークレット・インベージョン』6月21日配信へ、米ディズニープラスで判明 大型クロスオーバーに期待

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ドラマ『シークレット・インベージョン』6月配信へ

MCUドラマ最新作となる『シークレット・インベージョン』は2023年6月21日(水)よりディズニープラスでの配信を開始するようだ。米時間2023年3月27日(月)、米ディズニープラスはドラマ『シークレット・インベージョン』の配信ページを更新し、配信日を6月21日と発表した。3月28日(火)現在、日本の視聴ページは閲覧できない状態になっている。

『シークレット・インベージョン』は同名のコミックシリーズを題材にしたドラマ作品で、アベンジャーズ計画の立案者であるニック・フューリーが主人公になる。しばらく地球を離れていたニック・フューリーだったが、今回は擬態能力を持つスクラル人が密かに進める地球侵略にスクラル人のタロスと共に立ち向かうことになる。ジャンルは「スパイスリラー」とされており、これまでの予告編では本格的なサスペンスとなる雰囲気も漂っている。

『シークレット・インベージョン』は2023年2月に『アントマン&ワスプ:クアントマニア』で幕を開けたMCUフェーズ5では初のドラマ作品。2022年8月に配信を開始した『シー・ハルク:ザ・アトーニー』以来となる、久しぶりの連続ドラマでもある。2022年7月に開催されたサンディエゴ・コミコンでは2023年春の配信開始がアナウンスされていたが、大幅な遅れはなく配信されることになりそうだ。

大型クロスオーバーに期待

5月3日(水・祝) には映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』が公開される予定で、『シークレット・インベージョン』はその1ヶ月半後の配信ということになる。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』で仮にニック・フューリーが登場しなければ、ニック・フューリーの実写作品での登場はフェーズ3最終作の『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019) 以来となる(アニメ『ホワット・イフ…?』(2021-) には登場している)。

ドラマ『シークレット・インベージョン』は、7月公開から11月10日(金) 日米同時公開に延期が発表された映画『マーベルズ』につながっていく可能性もある。『マーベルズ』は映画『キャプテン・マーベル』(2019) の続編にあたり、同作で出会ったニック・フューリーとタロスが『シークレット・インベージョン』では主軸となるため、あっと驚くサプライズにも期待したいところだ。

ドラマ『シークレット・インベージョン』の予告にはドン・チードルが演じるウォーマシンことローディの姿も見られる。ドン・チードルは同作への出演について、英TotalFilmにこう話している。

今では誰もが誰かの物語に登場することができます。私も『シークレット・インベージョン』に出演しています。サム(サミュエル・L・ジャクソン)のショーにね。『アーマー・ウォーズ』で何が起きるのか、その一端をお見せします。

『アーマー・ウォーズ(原題)』はドン・チードル主演で製作されるMCU作品で、元々は『シークレット・インベージョン』と同じくドラマとして製作が進められていた。しかし、2022年9月に劇場公開の長編映画に変更となることが発表されている。

ウォーマシンことルーディはドラマ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』(2021) でも登場しており、現在も空軍に所属している様子だった。『マーベルズ』の主人公キャプテン・マーベルことキャロル・ダンバースも元米空軍所属で、同作でメインキャラになるモニカ・ランボーの母マリア・ランボーも元空軍である。

ドラマ『ワンダヴィジョン』(2021) では、スクラル人がモニカを宇宙にいるニック・フューリーの元へ案内するような演出も見られた。「紹介」の期間にあたるフェーズ4を経て、フェーズ5ではどの作品がどんな風につながっていくのか、注視していこう。

ドラマ『シークレット・インベージョン』はDisney+で配信予定。4月に公開された公式予告の解説&考察はこちらから。

原作コミック『シークレット・インベージョン』は日本語訳が発売中。

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トピック:騒動続くマーベル・スタジオ

 

一方で、マーベル・スタジオ周辺では長く同スタジオを支えてきた幹部のビクトリア・アロンソが親会社のウォルト・ディズニーから突然解雇され、波紋を呼んでいる。Amazonプライムビデオの映画『アルゼンチン1985 〜歴史を変えた裁判〜』(2022) という他社の作品の製作に無許可で関わったことが理由と報じられているが、以前から批判の声が上がっていたVFX班の過重労働への責任を追及されての処分との見方もある。

 

しかし、ビクトリア・アロンソがフロリダ州の通称「ゲイと言ってはいけない」法案を当初批判しなかったディズニーの前CEOボブ・チャペックを批判したことも解雇の遠因になっていると見る向きもある。ビクトリア・アロンソ自身も同性愛者であり、マーベル・スタジオの多様化に貢献してきた人物であるだけに今後のMCU作品への影響も気がかりな点だ。

 

 

また、米時間3月25日(土) にフェーズ5のメインヴィランである征服者カーンを演じる俳優のジョナサン・メジャースが女性への暴行容疑で逮捕されるという衝撃的なニュースも入ってきた。ジョナサン・メジャースの弁護士は無実を主張しており、動画の証拠と目撃者による証明が可能としている。通報した人物は精神的な問題を抱えており入院したとされ、既に訴えは取り下げられているが、全容の解明と説明が望まれている。

 

ここ数年のDCスタジオがそうであったように、マーベル・スタジオの周辺でも製作陣やキャストを巡るネガティブなニュースが続きつつある。冷静な情報収集を心がけると共に、過ちは過ちと指摘できる姿勢が求められる。

ニック・フューリーの現在についてサミュエル・L・ジャクソンが語った内容はこちらから。

映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』新予告の解説&考察はこちらから。

映画『マーベルズ』の新ポスターと注目ポイントはこちらの記事で。

齋藤 隼飛

社会保障/労働経済学を学んだ後、アメリカはカリフォルニア州で4年間、教育業に従事。アメリカではマネジメントを学ぶ。名前の由来は仮面ライダー2号。編著書に『プラットフォーム新時代 ブロックチェーンか、協同組合か』(社会評論社)。
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