誰がスクラル? ドラマ『シークレット・インベージョン』新予告とポスター公開 エヴェレット・ロスの姿も | VG+ (バゴプラ)

誰がスクラル? ドラマ『シークレット・インベージョン』新予告とポスター公開 エヴェレット・ロスの姿も

©2023 MARVEL

『シークレット・インベージョン』配信間近

2023年最初のMCUドラマとなる『シークレット・インベージョン』が6月21日(水)より配信を開始する。『シークレット・インベージョン』は、かつてS.H.I.E.L.D.を率いたニック・フューリーを主人公に据えた作品。フューリーは擬態能力を持つスクラル人の一派による地球侵略に立ち向かう。

配信開始を1ヶ月後に控え、米マーベルは新予告とキャラクターポスターを公開した。

新予告では、STORMZYの「Audacity feat. HEADIE ONE」(2019) がBGMに使用されている。その歌詞は「死ぬまで人生をギリギリで生きる/羊の皮を被った狼が嘘を教える」と歌われており、スクラルによる静かな侵略が進む中でのニック・フューリーの状況を示唆している。

今回の映像には、マーティン・フリーマン演じるエヴェレット・ロスの姿も捉えられている。エヴェレット・ロスはCIA捜査官で、映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』(2022) ではCIA長官になったヴァルことヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌの下で働いていた。『シークレット・インベージョン』の時系列が『ワカンダ・フォーエバー』後だとすれば、エヴェレット・ロスも追われる身になっている可能性は高い。

映像内では、エミリア・クラーク演じるタロスの娘ガイアが、「世界は燃えている。マッチに火をつけたのはあなた」とニック・フューリーを責める姿も。さらに、かつてはウォーマシンとしてニック・フューリーのもとで戦ったローディ・ローズもフューリーが「最重要指名手配犯」であることを告げている。

さらに、ニック・フューリーは「特別なお友達=スーパーヒーローたち」を呼ぶことなく、一人で戦うことを宣言しており、フューリーが厳しい状況に立たされていることが見て取れる。最後には「私の母はいつも私を特別だと言ってくれた」と嘯く姿も。ニック・フューリーは無事に今回の任務を終えることができるのだろうか。

また、公開されたキャラクターポスターはニック・フューリーに加えて、元S.H.I.E.L.D.副長官のマリア・ヒル、ローディ、そして『キャプテン・マーベル』(2019) の時に擬態したケラー長官の姿のタロスらの姿が捉えられている。いずれも切れ目からスクラル人の姿が見えており、誰が本人で誰がスクラル人による擬態なのか、視聴者を疑心暗鬼にさせるポスターになっている。

ツイートには「これらの画像はミスリーディングである可能性があります」「誰も信じてはいけません」「正体不明」という注意書きも。ミステリー色の強い作品になりそうだ。

映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』の公開を経て、いよいよ配信が迫るドラマ『シークレット・インベージョン』。一体どんな展開が待っているのか、配信開始を楽しみに待とう。

ドラマ『シークレット・インベージョン』は2023年6月21日(水) よりディズニープラスで独占配信開始。

『シークレット・インベージョン』(Disney+)

『シークレット・インベージョン』では、ローディは「大統領の右腕」として登場するとされている。詳しくはこちらから。

公式予告の解説&考察はこちらの記事で。

『シークレット・インベージョン』は『アーマー・ウォーズ』に繋がっていく要素もあるという。詳しくはこちらから。

【!ネタバレ注意!】映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』のラストについての解説&考察はこちらの記事で。

齋藤 隼飛

社会保障/労働経済学を学んだ後、アメリカはカリフォルニア州で4年間、教育業に従事。アメリカではマネジメントを学ぶ。名前の由来は仮面ライダー2号。編著書に『プラットフォーム新時代 ブロックチェーンか、協同組合か』(社会評論社)。
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