2023年11月17日(金)よりApple TV+より世界独占配信
ハリウッド版『GODZILLA』(2014)から始まり、東宝とレジェンダリー・ピクチャーズとの提携で拡大していったモンスター・ヴァース。その最新作にあたる全10エピソードからなる『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』の新予告編が解禁され、11月17日(金)よりApple TV+にて世界独占配信されることが発表された。そこではカート・ラッセル演じる陸軍将校のリー・ショウや、カート・ラッセルの実子であるワイアット・ラッセル演じる青年期のリー・ショウが特務機関モナークの任務に就く姿や、ウィリアムという謎の白人の老人から託されたメッセージという“遺産”、そしてゴジラの姿が映された。
『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』の新予告編では『GODZILLA』でのサンフランシスコの惨事だけではなく、謎の怪鳥が飛ぶ姿や『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019)で登場した蜘蛛に似た頭足類の怪獣のスキュラと『キングコング:髑髏島の巨神』(2017)のバンブー・スパイダーを思わせる二体の怪獣が戦う姿が描かれている。ゴジラの登場が注目されているが、これまでのモンスター・ヴァースに登場してきた怪獣同士の戦いも描かれることになりそうだ。
そのような怪獣同士の死闘が描かれる一方、『GODZILLA』の出現以降、空港には「ゴジラ避難経路」がつくられており、人間たちの中の葛藤も描かれるようだ。『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』の新予告編では現代のリー・ショウが「希望、夢、野心、モンスターを追わなくとも一緒に来れば知ることができる」といった旨の発言や、過去のリー・ショウが希望をもって特務機関モナークの任務に就いているが、現代のリー・ショウは特務機関モナークに何かを思うところがあるような言い方をしている。
謎多き怪獣たちの戦いや、ゴジラの登場、そして人類同士の謀略が描かれることになる『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』。その新予告編からはかつてのリー・ショウが就いた任務とは何だったのか、ウィリアムが託そうとしている“遺産”とは何なのかなど謎が多い。また、5メートルから7メートルほどの竹に擬態する髑髏島のバンブー・スパイダーらしき怪獣と、アリゾナ州・セドナの油田地帯に現れた巨大なスキュラらしき怪獣が同じ大きさで同じ場所で戦っている理由などにも興味が尽きない。今後の情報解禁に期待していきたい。
『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』は2023年11月17日(金)よりApple TV+にて世界独占配信。
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