オクティヴィア・E・バトラーの小説『キンドレッド』ドラマ化へ 『ウォッチメン』プロデューサーが手がける | VG+ (バゴプラ)

オクティヴィア・E・バトラーの小説『キンドレッド』ドラマ化へ 『ウォッチメン』プロデューサーが手がける

©️ Beacon Press

『キンドレッド』が映像化

米FXがオクティヴィア・E・バトラーの小説『キンドレッド』の映像化を進めていることが明らかになった。Deadlineが報じた。FXはディズニー傘下のテレビ局で、ドナルド・グローヴァー主演・監督・脚本の『アトランタ』(2016-) や「X-MEN」シリーズのスピンオフ『レギオン』(2017-2019) といったドラマの製作で知られる。

『キンドレッド』は1979年に出版された作品で、日本では唯一翻訳されたバドラーの長編小説として知られる。風呂本惇子と岡地尚弘によって翻訳された『キンドレッド―きずなの招喚』は、1992年に山口書房から刊行された。

kindred

¥1,000 (2021/04/11 04:12:53時点 Amazon調べ-詳細)

奴隷制時代へタイムスリップ

『キンドレッド』は、26歳の黒人女性の主人公が1976年から奴隷制時代の南部アメリカへとタイムスリップする物語。主人公のデイナが黒人女性であるというだけで受ける仕打ち、白人奴隷主でデイナの先祖でもあるルーファスの支配欲、黒人少女アリスとの出会いを、過去と現代を行き来するデイナの姿を通して描いている。ドラマ版では、主人公は現代のロサンゼルスから19世紀の農園にワープすることになるという。やはり時代を行き来する中で、主人公は歴史のひずみに直面し、これに立ち向かう。

パイロット版の製作は、ドラマ『ウォッチメン』(2019) にコンサルティング・プロデューサーとして携わったブランデン・ジェームズ=ジェンキンスが担当し、シリーズの製作総指揮も務めるという。

『キンドレッド』は2017年にダミアン・ダフィーとジョン・ジェニングスの手でグラフィックノベル化され、コミック界のアカデミー賞とされているアイズナー賞で「Best Adaptation from Another Medium」に選ばれている。

¥1,123 (2021/04/11 04:12:53時点 Amazon調べ-詳細)

なお、オクティヴィア・E・バトラーの作品では、『Wild Seed』(1980) と『Dawn』(1987) のドラマ化が進行している。いずれも黒人のクリエイターと俳優によって製作されており、『Wild Seed』はSF作家のネディ・オコラフォが脚本を担当する

Source
Deadline

VG+編集部

映画から漫画、ゲームに至るまで、最新SF情報と特集をお届け。 お問い合わせ

    関連記事

    1. Amazonドラマ『アップロード』シーズン2は新技術と反テクノロジー派描く。ノラとネイサンは……

    2. 『GOTHAM/ゴッサム』はジム・ゴードン役のベンジャミン・マッケンジーをどう変えたか——結婚、監督業への挑戦

    3. ドラマ『ホークアイ』ケイト・ビショップが “二代目” 新コスチューム示唆する姿で登場

    4. 『GOTHAM/ゴッサム』シーズン5完成間近! キャットは「まじか…」リドラーとペンギンはあの姿に…