Amazonが『ワイルドシード』ドラマ化! バトラー原作、脚本にネディ・オコラフォ

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SF小説『ワイルドシード (Wild Seed)』がドラマ化

脚本にネディ・オコラフォ

Amazonプライムビデオが、2006年に逝去した黒人女性SF作家 オクティヴィア・バトラーの『ワイルドシード (Wild Seed)』(1980) をドラマ化することが分かった。米時間26日、Deadlineが報じた。監督と脚本を務めるのは、ケニア生まれのワヌリ・カヒウ。『ビンティ (Binti)』(2015) で二大SF賞であるヒューゴー賞とネビュラ賞の二冠を達成したSF作家のネディ・オコラフォが共同脚本を手がける。

黒人女性たちの手でドラマ化

ワヌリ・カヒウ監督は、ケニアにおけるLGBTの権利を扱った映画『ラフィキ (Rafiki)』(2018)などで知られる。ネディ・オコラフォは近年、コミック『ブラックパンサー: ロング・リブ・ザ・キング (Black Panther: Long Live the King)』(2018) や『シュリ: サーチ・フォー・ブラックパンサー (Shuri: The Search for Black Panther)』(2019) のストーリーも手がけている。20世紀を代表する黒人女性SF作家 オクティヴィア・バトラーの『ワイルドシード』を、黒人女性たちの手でドラマ化するとあって、大きな反響を呼んでいる。

1980年発表のSF小説

『ワイルドシード (Wild Seed)』は、1980年に発表されたSF小説。自由に人を殺す能力を持つDoroと、人を癒す能力を持つAnyanwuという不死身の男女の物語だ。17世紀のアフリカで二人は出会い、以降、男性と女性、キラーとヒーラー、主人と奴隷といった様々な対比が、時代を超えて描かれる。
『ワイルドシード』のドラマ化発表にあたっては、史上初のヒューゴー賞三連覇を達成した黒人女性作家 N・K・ジェミシンも祝意のコメントを寄せている。

SF作品のドラマ化を牽引するAmazon

『ワイルドシード (Wild Seed)』の実写化の権利を獲得したAmazonプライムビデオは、これまでに、フィリップ・K・ディックの『高い城の男』の実写ドラマ化に成功。『高い城の男』の終了後も、フィリップ・K・ディック作品を新たにドラマ化することが決定している。

また、アジア初のヒューゴー賞長編小説部門受賞を達成したリュウ・ジキン (劉慈欣) 『三体』についても、Amazonが実写ドラマ化を目指しているとの報道も出ている。

しばらくは、AmazonプライムビデオがSF小説のドラマ化の流れをリードすることになりそうだ。『ワイルドシード (Wild Seed)』の新情報にも注目しよう。




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Deadline

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