『ホークアイ』第4話から後半戦へ!
2021年11月24日(水) より配信を開始したMCUドラマ『ホークアイ』は、いよいよ12月8日(水) に配信される第4話から後半戦に突入する。『ホークアイ』は全6話で構成されており、第3話から最終回目前の第5話までは監督コンビのバート&バーティが指揮をとる。
第3話では、これまでとは一味違う物語とアクションの見せ方が印象的だったが、第4話ではどのような展開が待っているのだろうか。事前に公開された米予告をチェックしてみよう。
冒頭、ドラマ『ホークアイ』が批評家から高い評価を受けていることと、「この年一番楽しいマーベルのアドベンチャー」という評を紹介すると、クリントとケイトが地下鉄の電車に飛び乗った直後に第4話以降の映像が挿入されている。クリントの視線の先を青い電撃が走り、暗視ゴーグルをつけた謎の人物が映し出される。そしてケイトが「誰!?(Who’s that!?)」と言いながら驚きの表情を見せる。
その間には、第3話で話題になった幼少期のエコーことマヤのほっぺを“おじさん”が触るシーンも。注目したいのは、①電撃シーン、②おじさんシーン、③謎の人物シーンが映し出される間に「最大のサプライズはまだこれから」というナレーションが入っていることだ。「サプライズ」の部分は「surprises」と複数形になっている。
キングピンとエレーナ登場?
②の“おじさん”が登場するシーンは、Netflixドラマ『デアデビル』(2015-2018) にも登場したキングピンのMCU参戦を示唆している。原作コミックでは、エコーやカジはキングピンの下で働いている。キングピンはニューヨークの街を牛耳っており、スパイダーマンの宿敵でもある。
少なくとも、今回の予告では“おじさん”の存在が「サプライズ」に含まれているのだから、その正体がポッと出の新キャラではないことは確定したと言っていいだろう。第4話でその正体が明かされるのかどうかに注目したい。
①の電撃シーンと、③の謎の人物は、クリント&ケイトとジャージ・マフィアの間に新たな勢力が割って入ることを予想させる。その人物の筆頭候補は、映画『ブラック・ウィドウ』(2021) で初登場を果たしたエレーナ・ベロワだろう。
まず、①の青い電撃は、先代のブラック・ウィドウであるナターシャ・ロマノフが使っていた武器を想起させる。手首から電撃を放出するもので、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019) でも、ナターシャはクリントに対してこの青い電撃を放っている。
クリント討伐の仕事を受けたエレーナがクリントの前に現れるとすれば、手強い相手になりそうだ。一方で、MCUにおける二代目ブラック・ウィドウになるエレーナと、二代目ホークアイになるケイトの出会いにも注目だ。二人は先代のように友情を育み、共闘関係になれるのだろうか。
この件に関わる『ブラック・ウィドウ』のポストクレジットシーンは、こちらの記事で解説している。
現在のクリントとケイトは、マヤとカジが率いるジャージ・マフィア、ジャックとの三角関係の渦中にある。同時に警察も動き始めている。そこにキングピンやエレーナが参戦すれば、自体は更に複雑に。もちろん、全く予期せぬ人物が登場する、より大きなサプライズが用意されている可能性もある。ドラマ『ホークアイ』第4話ではどのような展開が待っているのだろうか。
ドラマ『ホークアイ』はDisney+で独占配信中。
第4話のネタバレ解説はこちらから。
第3話のネタバレ解説はこちらから。
スパイダーマンとキングピンが本作に登場するかどうかの考察はこちらから。
第3話で提示されてカジの過去についての解説はこちらから。
マヤ・ロペスを演じたアラクア・コックスのキャリアについてはこちらの記事で。
第1話のネタバレ解説はこちらから。
第1話に登場した「サノスは正しかった」という落書きについては、こちらで詳しく考察している。
第2話のネタバレ解説はこちらから。
第2話で判明した、ケイトがウエストコースト・アベンジャーズのリーダーになる可能性についての考察はこちらの記事で。
ドラマ『ホークアイ』のヴィラン候補まとめはこちらから。
MCUの時系列における『ホークアイ』の位置と、フェーズ4のタイムラインについての解説はこちらの記事で。