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ヒューゴー賞の投票期間が終了 今年のSF最高賞に選ばれる作品は…?

2018年ヒューゴー賞の投票期間が終了

今年もSF最高賞の発表が近づく

米国時間の8月1日、SF文学賞最高賞の一つ、ヒューゴー賞の2018年度受賞作/受賞者の投票が締め切られた。各賞の受賞者は米国時間の8月19日、サンノゼで開催される第76回世界SF大会(ワールドコン)にて発表される。ヒューゴー賞は、ネビュラ賞と並ぶSF文学最高賞の一つ。1953年に設立された。世界SF大会に登録したSFファンに夜投票で受賞作/受賞者を決定する。つまり、ヒューゴー賞に選ばれた作品は、SFファンから広く愛された作品ということだ。今年はどの作品が、SFファンが選ぶ最高賞の名誉に選ばれるのだろうか。

二冠と三連覇がかかる長編小説部門

長編小説部門で最も注目を集めているのが、N・K・ジェミシンの『The Stone Sky』だ。同作は、Broken Earthトリロジーの三作目。前の二作『The Fifth Season』、『The Obelisk Gate』は、二年連続でヒューゴー賞を制覇している。ヒューゴー賞長編小説部門の三連覇となれば、史上初の快挙となる。また、今年のネビュラ賞では長編小説部門を受賞している。ヒューゴー賞とネビュラ賞の二冠を達成すれば、2014年のアン・レッキー『叛逆航路』以来となる。

 

短編小説部門では新人作家に期待

短編小説部門では、新人作家レベッカ・ローンホースの「Welcome to Your Authentic Indian Experience」が高い評価を得ている。インディアン (ネイティブ・アメリカン) の世界をバーチャル体験できるVRマシンのガイドとして働く男の物語だ。同作はネビュラ賞で短編小説部門を受賞。ヒューゴー賞との二冠に大きな期待がかかっている。昨年はアマル・エル=モータルの「Seasons of Glass and Iron」が二冠を達成。2012年にはケン・リュウが「紙の動物園」で二冠を達成している。彗星の如く現れたダークホースが、その名を世界に轟かせるだろうか。

 

大混戦の映像部門

映像部門には、『ブレード・ランナー 2049』、『ゲット・アウト』、『シェイプ・オブ・ウォーター』、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』、『マイティ・ソー バトルロイヤル』、『ワンダーウーマン』の6作品がノミネートされた。「スター・ウォーズ」シリーズは、昨年の『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』も含め三年連続のノミネート。『マイティ・ソー バトルロイヤル』と『ワンダーウーマン』がノミネートされ、初めてDCとマーベルの作品が同時にノミネートされた。今年のアカデミー賞作品賞を受賞した『シェイプ・オブ・ウォーター』は、SF最高賞との同時受賞を狙う。

その他にも、中編小説部門、シリーズ部門など、ヒューゴー賞では合計15部門で表彰が行われる予定だ。VG+では、米時間8月19日に発表される投票の結果もお届けする。

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via: © The Hugo Awards
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The Hugo Awards

VG+編集部

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