津原泰水「隣のマキノさん」英訳が米Storm Cellar誌に掲載。Toshiya Kameiによる翻訳 | VG+ (バゴプラ)

津原泰水「隣のマキノさん」英訳が米Storm Cellar誌に掲載。Toshiya Kameiによる翻訳

Storm Cellar

津原泰水「隣のマキノさん」英訳が米誌に掲載

『ヒッキーヒッキーシェイク』(2016)などの著作で知られる津原泰水の短編小説「隣のマキノさん」が、「My Neighbor Makino」の英題で米Storm Cellar誌に掲載される。「隣のマキノさん」は、2004年に発表された津原泰水の短編集『綺譚集』に収録された作品だ。英訳を手掛けたのはToshiya Kamei。

作品情報
作 品:隣のマキノさん
作 者:津原泰水
収録元:綺譚集
¥792 (2024/10/14 17:02:36時点 Amazon調べ-詳細)

英 題:My Neighbor Makino
翻訳者:Toshiya Kamei
掲載先:Storm Cellar
発売日:2020年9月7日

Storm Cellar誌は年間2〜3作品を刊行するアメリカの文芸誌。「My Neighbor Makino」が掲載される『Storm Cellar 8.3』は、日本からでも電子書籍と紙版の両方が購入できる。

『Storm Cellar 8.3』

なお、Toshiya Kameiが英訳した津原泰水作品が海外で発表されるのはこれで三度目。これまでに、Cherry Treeに「The Promise」として掲載された「約束」、Asymptoteに「Flickers of Light」として掲載された「反曲隧道」が英語で発表されている。また、2021年刊行予定のGargoyle 74号には、「アクアポリス」の英訳が「Aquapolis」として掲載される予定だ。

VG+編集部

映画から漫画、ゲームに至るまで、最新SF情報と特集をお届け。 お問い合わせ

関連記事

  1. 糸川乃衣『我らは群れ』、本日発売開始!

  2. 『文藝』2020年春号は「中国・SF・革命」 ケン・リュウの初邦訳掲載、藤井太洋、立原透耶らも参加

  3. 劉慈欣「三体」ドイツでも完結へ 2019年4月に最終巻が発売

  4. ケン・リュウ「紙の動物園」が描いた“強さ”。「ガラスの動物園」の“もろさ”を超えて――