第40回日本SF大賞 最終候補作発表 『なめらか』『宿借りの星』『零號琴』等が選出 | VG+ (バゴプラ)

第40回日本SF大賞 最終候補作発表 『なめらか』『宿借りの星』『零號琴』等が選出

(C) Hayakawa Publishing Corporation All rights reserved., ©︎2009 TOKYO SOGENSHA Co., Ltd.

日本SF大賞 最終候補作が決定

日本SF作家クラブが主催する日本SF大賞の第40回最終候補作が発表された。2018年9月1日から2019年8月31日までに発表された作品が対象で、この一年間、世間を賑わせた国内SF作品が並んでいる。最終候補作に選ばれたのは、以下の5作品。

第40回日本SF大賞 最終候補作品 (作品名・五十音順)

《天冥の標》全10巻 小川一水 (早川書房)
『なめらかな世界と、その敵』 伴名練 (早川書房)
《年刊日本SF傑作選》全12巻 大森望・日下三蔵編 (東京創元社)
『宿借りの星』 酉島伝法 (東京創元社)
『零號琴』 飛浩隆 (早川書房)

2019年2月に完結編「X 青葉よ、豊かなれ」のPART3が発売され、全10巻が完結した小川一水の《天冥の標》シリーズが最終候補作に選出された。

¥836 (2022/09/29 01:54:10時点 Amazon調べ-詳細)

また、2019年8月に発売されるや一週間で5刷となるなど大きな話題を呼んだ伴名練の『なめらかな世界と、その敵』も、日本SF大賞の最終候補作に。

早川書房
¥1,870 (2022/09/29 01:54:11時点 Amazon調べ-詳細)

2008年に第一弾が発売され、毎年数多くの優れた国内SF中短編作品を収録してきた大森望・日下三蔵編《年刊日本SF傑作選》は、2019年8月に発売された「おうむの夢と操り人形」で最終巻を迎えた。

東京創元社
¥2,670 (2022/09/29 04:27:09時点 Amazon調べ-詳細)

『皆勤の徒』(2013) で第34回日本SF大賞を受賞した酉島伝法は、2019年3月に発売された『宿借りの星』で二作連続の日本SF大賞最終候補入り。

¥3,300 (2022/09/29 00:31:42時点 Amazon調べ-詳細)

『象られた力』(2005) で第26回日本SF大賞、『自生の夢』(2018) で第38回日本SF大賞を受賞した飛浩隆は、2018年10月に発売された『零號琴』で最終候補に入った。なお、『零號琴』は第50回星雲賞日本長編部門を受賞している。

¥2,530 (2022/09/29 01:54:12時点 Amazon調べ-詳細)

受賞作の発表は2020年2月

日本SF大賞は、日本を代表するSF作家の小松左京が中心となって設立されたSF賞である。日本SF作家クラブから選ばれた選考委員による討議で受賞作を決定する。第40回日本SF大賞の選考委員には、池澤春菜、白井弓子、高槻真樹、森岡浩之、三雲岳斗が選出されており、2020年2月下旬に受賞作品が発表される。なお、2019年2月に受賞作品が発表された第39回日本SF大賞には、山尾悠子『飛ぶ孔雀』、円城塔『文字渦』が選ばれている。

日本SF作家クラブ公式サイト

VG+編集部

映画から漫画、ゲームに至るまで、最新SF情報と特集をお届け。 お問い合わせ

    関連記事

    1. 郝景芳「折りたたみ北京」がイタリアでも刊行! 中国語からイタリア語に翻訳した『Pechino pieghevole』が7月15日発売

    2. Kaguya Planet 9月の筆者・スケジュール公開! 犬と街灯「島アンソロジー」とのコラボも開始

    3. もといもと「境界の街〜僕らの極秘計画〜」、こい瀬伊音「DNAR」、伊藤螺子「浦島さんによると世界は」、星野いのり「ル々の花」、穂崎円「ぱんげあ」一般公開開始!【Kaguya Planet】

    4. Kaguya Planet7月先行公開、アヴラ・マルガリティ「ミツバチたちの死」(翻訳:日本橋和徳) ジョイス・チング「まめやかな娘」(翻訳・解説:紅坂紫) 配信開始