『大阪SFアンソロジー(仮)』収録作の公募スタート! 募集期間は3月25日(土)まで | VG+ (バゴプラ)

『大阪SFアンソロジー(仮)』収録作の公募スタート! 募集期間は3月25日(土)まで

『大阪SFアンソロジー(仮)』公募開始

※この公募は受付を終了しました。

Kaguya Booksの書籍『大阪SFアンソロジー(仮)』収録作の募集をスタートします!

『大阪SFアンソロジー(仮)』は2023年夏にSFレーベル Kaguya Books と出版社の社会評論社から刊行を予定している書籍です。編者は、オンラインSF誌の Kaguya Planet や『SFアンソロジー 新月/朧木果樹園の軌跡』などで発表した作品で知られる正井さんが務めます。また、『大阪SFアンソロジー(仮)』は井上彼方 編『京都SFアンソロジー(仮)』と同時刊行される予定です。

今回の公募で採用された小説は、数名の作家による書き下ろしの作品と共に『大阪SFアンソロジー(仮)』に収録されます。以下の募集要項とコンセプトをご確認の上、応募フォームよりご応募ください。

「大阪SFアンソロジー(仮)」収録作品の募集要項

  • 対象作品
    以下のコンセプトに則った、「2045年の大阪」および「歴史の積み重ね」をテーマにしたSF短編小説
    ※ウェブ上や非商業同人誌など、いかなる媒体でも既に発表した作品は応募不可とします。
  • 応募資格
    大阪在住または大阪出身の方。プロ・アマ問わずご応募いただけます。
  • 文字数
    10,000字程度
    ※スペース、ルビは文字数に含みません。
  • 審査員
    正井、Kaguya Books 編集部
  • 収録先
    2023年夏に刊行予定の正井編『大阪SFアンソロジー(仮)』(Kaguya Books/社会評論社)
    ※採用された作品は、編集者との改稿作業を経て収録されます。
  • 原稿料
    書籍収録にあたっては規定の原稿料と印税が支払われます。
  • 募集期間
    2023年3月15日(水)〜2023年3月25日(土) 23:59
  • 応募方法
    下記リンク先の応募フォームからご応募ください。
  • 選考期間
    2023年3月26日(日)〜2023年5月頃
    選考結果の発表は、採用させていただいた作品の執筆者へのメール連絡とさせていただきます。
  • 一人一作品まで
  • 採用本数
    最大2編
  • 『大阪SFアンソロジー(仮)』コンセプト

応募フォーム

※この公募は受付を終了しました。

編者は正井

『大阪SFアンソロジー(仮)』の編者を務める正井さんは、「大食い女」を寄稿した『フード性悪説アンソロジー 燦々たる食卓』(2018) をはじめ、数多くの同人誌で小説および短歌・俳句を発表してきました。2019年にはSF短編集『沈黙のために (新装版)』を発行しています。

2019年には第一回ブンゲイファイトクラブで本戦に出場し、2020年には「よーほるの」で第一回かぐやSFコンテストの最終候補に選出されました。その後、オンラインSF誌Kaguya Planetで人魚譚「宇比川」(2020)とジェンダーSF「優しい女」(2021)を発表。井上彼方 編『SFアンソロジー 新月/朧木果樹園の軌跡』(2022) では表題作を提供するなど、幅広い作風と独特の文体、そして巧緻でリアルな人物造形によって多くの人を魅了しています。

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井上彼方 編『京都SFアンソロジー(仮)』でも、「観光地の向こう側」をテーマに公募を行います。こちらの募集期間は4月10日(月)〜4月17日(月)、応募資格は「京都府在住または京都府出身、または京都府に3年間以上住んだことがある方」となっています。詳細はこちらの記事をご参照ください。

なお、『大阪SFアンソロジー(仮)』と『京都SFアンソロジー(仮)』の募集要項を双方満たす方は、両公募に一編ずつ応募することができます。

たくさんのご応募をお待ちしております!

Kaguya Booksとは

「京都/大阪SFアンソロジー」を刊行する Kaguya Books は、2022年にSF企業のVGプラスが立ち上げた書籍レーベル。Kaguyaは、2020年から開催している「かぐやSFコンテスト」を出発点とし、2021年12月からサブスク形式でSF短編小説を配信するオンラインSF誌の「Kaguya Planet」を展開。

第一回かぐやSFコンテスト大賞受賞作の勝山海百合「あれは真珠というものかしら」が大森望 編『ベストSF2021』(2021, 竹書房)に、第二回かぐやSFコンテスト大賞受賞作の吉美駿一郎「アザラシの子どもは生まれてから三日間へその緒をつけたまま泳ぐ」の中国語訳が中国の『科幻世界』2022年3月号に、Kaguya Planet掲載の蜂本みさ「冬眠世代」が伴名練 編『新しい世界を生きるための14のSF』(2022, 早川書房)に収録されるなど、オンラインと紙の書籍の架け橋になっている。

2022年には過去2回のかぐやSFコンテスト受賞者と最終候補者を中心とした初の書籍、井上彼方 編『SFアンソロジー 新月/朧木果樹園の軌跡』を社会評論社から刊行。SNS等で話題を呼び、発売前重版が決定するなどSFの新レーベルとして好発進を見せた。

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2023年は2年ぶりの開催となる第三回かぐやSFコンテストが控える中、「京都/大阪SFアンソロジー」の二冊に加え、蜂本みさの初長編『遊びの国のモシカたち(仮)』他、複数の書籍の刊行を目指している。

Kaguya Planet では『遊びの国のモシカたち(仮)』の冒頭を会員限定で公開中。大森望へのインタビュー「大森望が語る、『ゲンロンSF創作講座・アンソロジー・引退』」を先行公開している。3月は久永実木彦の新作SF短編小説を配信予定。

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