『室井慎次 生き続ける者』ネタバレ解説&感想 ラストの意味は? 「踊る大捜査線」の今後も考察 | VG+ (バゴプラ)

『室井慎次 生き続ける者』ネタバレ解説&感想 ラストの意味は? 「踊る大捜査線」の今後も考察

©2024 フジテレビジョン ビーエスフジ 東宝

『室井慎次 生き続ける者』公開

映画『室井慎次 生き続ける者』が2024年11月15日(金) より劇場で公開された。10月から公開されている『室井慎次 敗れざる者』の後編にあたる本作は、「踊る大捜査線」シリーズの最新作にあたり、室井慎次のその後の物語が描かれる。

今回は、映画『室井慎次 生き続ける者』のラストについてネタバレありで解説・考察&感想を記していこう。以下の内容は本編の結末に関する重大なネタバレを含むので、必ず劇場で本作を鑑賞してから読んでいただきたい。また、児童への虐待に関する描写にも言及しているのでご注意を。

ネタバレ注意
以下の内容は、映画『室井慎次 生き続ける者』の内容に関するネタバレを含みます。

映画『室井慎次 生き続ける者』ネタバレ解説

リクをめぐる事件

映画『室井慎次 生き続ける者』は、前作『室井慎次 敗れざる者』のラストで室井家の車庫(小屋)が炎上した事件の後から幕をあける。そこからは失恋したタカ万引きに手を染めて父のトラウマに怯えるリク母・日向真奈美の影響に苦悩する杏、そして子育てと病気に苦しむ室井慎次の姿が描かれ、前半は観ていて苦しくなる展開が続いていく。

そんな中で『室井慎次 生き続ける者』の物語を大きく動かすのは加藤浩次演じるリクの父・柳町明楽だ。明楽とリクは父子家庭で、仕事がうまくいかない明楽はリクに手をあげていた。その後、明楽が逮捕されてリクは室井の家に里子に来ることになったのだが、『生き続ける者』では柳町明楽がリクを取り返しにやって来る。

里親制度は養子縁組とは異なり一時的に子どもを預かる制度であり親権は実の親にある。『室井慎次 生き続ける者』では児童相談所の対応が冷たいようにも見えるが、柳町明楽が罪を償って出てきた以上、制度上は里親の室井慎次には里子を手放すことを拒否する権利はないのだ(その代わり里親は養育費を自治体から受け取っている)。

事件の真相

一方、室井慎次の家の近くで遺体が見つかった事件は、意外なほどあっさりと解決に向かう。電話をかけてきた犯人の声が映画『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(2003) の犯人グループの一人、国見昇のものであることに室井が気づき、警視庁は都内に潜伏していた国見の逮捕に成功したのだった。

事件は日向真奈美の信者となった犯人グループによる仲間割れと見られ、室井と共に事件解決にあたった警視庁の桜章太郎は、日向真奈美が仲間割れをさせて、国見に瀬川を殺させ、室井宅の近くに埋めさせたのではないかと考察している。娘の杏も洗脳し、里親に室井家に送るよう勧めたのではないかと言うのだ。

全てが日向真奈美の作戦だったとしたら、獄中から犯罪者を操る強力なヴィランが「踊る」シリーズに誕生したことになる。日向真奈美は『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』(2010) でも獄外の若者を操ったが、その脅威がまだ去っていないということになれば、日向真奈美の殉教を阻止した青島俊作も安全ではないだろう。

ちなみに桜章太郎は、室井が狙われた理由を「幸せそうに見える」としていた。「邪悪な者は幸福を壊したがる」というのが桜の考えだが、「踊る大捜査線」シリーズでは一貫して視聴者が犯人側に共感しないようにストーリーが組まれてきた。この後解説する柳町明楽の結末も含め、その「踊る」の前提は『室井慎次 生き続ける者』でも徹底されているように思える。

ハイライトの取り調べシーン

室井が国見を取り調べたシーンも『室井慎次 生き続ける者』のハイライトの一つだった。今では部外者となった室井の容疑者との接見を阻止しようとする仁狩管理官に、沖田が電話で「室井さんを中に入れてさしあげて」と指示するのだ。これは予告編でも見られたシーンで、事件解決のために室井を取調室に入れさせたというのが、この発言の真相だった。

室井は、事件は被害者と加害者の家族を苦しめることになると話し、国見は後に自供を始めることになる。この会話の中で、室井は『踊る大捜査線 THE MOVIE 2』で国見が銃で撃った恩田すみれが警察を退職したこと、20年経った今でも後遺症に苦しんでいることを明かす。『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』(2012) 以降、初めてすみれのその後に言及された瞬間だ。

恩田すみれには『THE FINAL』での死亡説も出ていたが、まだ生きていることが明かされた。また、スペシャルドラマ『踊る大捜査線 THE LAST TV サラリーマン刑事と最後の難事件』では、恩田すみれと室井慎次が結婚を迫られる一幕があったが、今すみれには「家族」がいることにも言及されている。すみれは過去に大分の父に電話をかけていたこともあったが、この「家族」とは誰のことなのだろうか。恩田すみれについてはこちらの記事で考察している。

『室井慎次 生き続ける者』ラストをネタバレ解説

まさかの最後

『室井慎次 生き続ける者』のラストでは、加藤浩次演じる柳町明楽がリクを取り返しに室井家へとやって来る。室井は一度は柳町明楽の更生を信じてリクを実親の元に送り出したが、明楽の虐待親としての性質は変わっていなかった。ここにも“悪人に共感させない”という「踊る大捜査線」シリーズのルールが垣間見える。

家族を守るために猟銃を使おうとした杏の活躍もあり、柳町明楽は取り押さえられるが、一方で犬のシンペイが明楽によって吹雪の中に放り出されてしまった。室井慎次は家族であるシンペイを捜しに出かけ……帰らぬ人となってしまったようだ。

『室井慎次 生き続ける者』では、室井には狭心症の疑いがあることが示されており、室井は薬を服用していた。狭心症は動脈が硬化して起こる病気で、生活習慣や強いストレスも発症の原因になる。ラストでは雪山での捜索で室井の心臓に強い負担がかかったのだろう。また、捜査への協力もあり治療に専念できなかったことも最悪の結果を招いた理由の一つだと考えられる。

『室井慎次 生き続ける者』のラストシーンでは、今まで室井に関わってきた秋田の人々が次々と室井慎次の家を訪れる。中でも注目の人物は新城賢太郎だ。新城が室井の椅子に捧げた資料は、「犯罪捜査における室井モデル草案」だった。映画『室井慎次 生き続ける者』では、新城が室井と青島の約束を引き継いで、現場の警察とキャリアが連帯できるシステムを秋田県警から作り出すと宣言されていた。

警察庁の沖田からも許可を得ていたということで、室井が目指した改革は、地方からのボトムアップという形で実現されることになるのかもしれない。Nシステム(自動車ナンバー自動読取装置)を使ってまで室井の動向を追っていた新城が、その遺志を現実的な路線で引き継ぐというのは胸熱な展開だ。

青島という熱を持ったマントルに影響を受けた室井、その二人を遠巻きに見ながら熱を帯びた新城が、あの室井家での対話を経て自分にできることを考え直したということだ。「秋田県警に飛ばされた」という思いで腐らなかった新城には拍手を送りたい。

「生き続ける者」の意味

室井家のお参りに来る面々は、それぞれ室井に対する感謝の念を抱いていた。飯島直子演じる石津紀子、小沢仁志演じる石津百男は、無理に後継ぎにさせようとした息子が東京に出て失ってしまっていたが、室井はある刑事を送ってその息子に会いに行って二人に挨拶するよう助言していたという。この刑事ってもしかして、青島だろうか。青島ならそれくらいのことはやってくれそうだ。

また、室井は地域のぐれた若者たちを外に連れ出した時には、喧嘩では勝てないことを認めて、一緒にお菓子を棚に戻そうと説得していたことも明らかになる。その後、この若者たちは市場でのアルバイトに真剣に取り組んでおり、室井のお参りにも来ていた。その若者たちから被害を受けていた商店主の市毛きぬは、室井の気持ちが若者たちに伝わっていたことを報告するのだった。

そして、室井が地区長の長部に頼んでいたことは、使わずに貯金していたタカ、杏、リクの養育費の預金通帳を子ども達に渡すことだった。 室井の死を受けて、子ども達は室井の夢を引き継ぐことに。その夢とは、より大きな家を建てて、より多くの犯罪孤児を受け入れることだった。ゆくゆくは犯罪孤児が暮らせる施設を作りたいという思いがあったのだろう。

回想シーンでこの夢を「考えてるだけで楽しい」とタカとリクに語る室井は秋田弁で話しており、本音で話をしていることが分かる。タカとリク、そして杏はこの夢を引き継ぐことを決めたという。「生き続ける者」という本作のサブタイトルは、本城や地域の若者、そして室井の家族である子ども達に室井の遺志が引き継がれることを意味していたのである。

前作では『敗れざる者』というサブタイトルを冠しながらも、室井自身が警察で「負けた」ということを認めていた。『生き続ける者』でも室井は死んだが、その意志は周囲の人間によって生き続けるというのがその結末であった。「勝ち負け」「生き死に」を表面上の意味ではなく、より深いところで捉えていたのが「室井慎次」二部作だったと考えられる。

ポストクレジットで現れたのは…

『室井慎次 生き続ける者』では、エンドロールでも残された人々のその後が描かれている。交番勤務で刑事を志望するようになった乃木真守は、室井の助言通りに嫌いだった勉強を始めている。タカ・杏・リクが乃木と一緒に車庫を再建している様子も。きっと、リクが作っていた表札に書かれた「室井慎次の家」が未来の施設の名前になるのだろう。

また、タカ達の面倒は石津夫妻が見ることになったようだ。一緒に暮らしているのかどうかは分からないが、一緒に食卓を囲み、牧場の手伝いをする子ども達の姿が見られる。息子に牧場の仕事を強いて後悔していた石津夫妻にとっても“やり直し”の機会となったようだ。

そして、エンドロール後のポストクレジットシーンで聞こえてきたのは『踊る大捜査線』の挿入曲「C.X. (Orchestra Version)」の冒頭のドラム音だ。この時点でピンときた人も多いだろう。そう、室井慎次の家にお参りにやって来たのは、織田裕二演じる青島俊作だったのだ。

誰もが予想し、そして期待した映画『室井慎次 生き続ける者』での青島の登場。けれどそれは、室井慎次の死後という哀しい形で実現したのだった。二人は再会することはできず、あの日約束した秋田できりたんぽを一緒に食べるという約束も叶わなかった。こんなに哀しいことってあるだろうか。

だが、青島俊作はいつものように「踊る大捜査線」のファンには希望をもたらしてくれる。室井慎次の家の目前まできた青島は電話を受け、不本意そうに「戻ります……」と言って踵を返すのだ。メタ的に青島俊作が「踊る大捜査線」に帰ってくるという宣言だ。

室井さんに手だけでも合わせて行ったら……と思わなくもないが、室井にはすでにたくさん室井を弔ってくれる人がいて、青島は室井のためにも前に進まないといけない。そして、画面には「THE ODORU LEGEND STILL CONTINUES」の文字が現れる。

「THE ODORU LEGEND CONTINUES」は、タイトルに「踊る大捜査線」を冠しないスピンオフ作品に用いられてきたレーベルで、これまでに『交渉人 真下正義』(2005)、『容疑者 室井慎次』(2005)、『室井慎次 敗れざる者』『室井慎次 生き続ける者』が「THE ODORU LEGEND CONTINUES」に数えられている。

『室井慎次 生き続ける者』のラストでは、これに「STILL」を差し込んだフレーズが表示されたが、直訳すると「踊る伝説はまだ続く」ということになる。「LEGEND」作品として「踊る大捜査線」を冠しない作品が続いていくのか、「踊る大捜査線」というタイトルが帰ってくるのかは今のところ不明だ。それでも、青島俊作が帰ってくることは間違いないだろう。

『室井慎次 生き続ける者』ネタバレ感想&考察

「室井慎次」二部作が描いたもの

映画『室井慎次 生き続ける者』の結末は、ファンにとって悲しみと喜びが入り混じる複雑なものだった。室井慎次がシリーズから退場するラストが描かれた一方で、その意志を新城賢太郎や子ども達が引き継いでいくことも示された。いかりや長介が演じた和久平八郎のようにシリーズから重要なキャラクターがいなくなる一方で、その遺志を引き継ぐ新キャラも紹介されている。

青島と室井の物語として幕を開けた「踊る大捜査線」は、そうした様々な人物の群像劇を描く「踊る」ユニバースへと昇華したようにも思える。青島もまた、真下や室井のように「青島俊作」を冠したタイトルで復活ということになるのかもしれない。

『室井慎次 敗れざる者』の解説&感想記事で触れた「踊る大捜査線」のヴィラン像については、今回はラスボスに加藤浩次演じる柳町明楽が設定されていた。シリーズ全体では“邪悪さ”として“女性性”を強調する演出が時折登場していたが、今回は日向真奈美という悪のカリスマと、虐待親の柳町明楽を切り離してヴィランとして登場させたことには好感が持てた。

娘の杏が日向真奈美の影響を受けながらも、それを乗り越えていくことができるというプロットも、あるべき形に収まっていた。室井さんがリクを虐待親の元に帰してしまったのは頂けないが、それが室井の不器用さと愚直さの現れでもある(それによって被害が生まれてしまうのも現実だが)。

余談だが、『室井慎次 敗れざる者』では、室井慎次が「知らないということを知っている」という強さが、『室井慎次 生き続ける者』では、他者に教えを与えることで人は永遠になるというコンセプトが描かれたように思う。これは、ギリシャ哲学でプラトンがソクラテスの物語を通して描いた「無知の知」と「エロス」の理論だ。どれくらい意識して作られたのかは分からないが、室井慎次の晩年を通して“哲学”を描くというのは、室井らしい作品だったと言える。

事件パートと生活パートへの感想

「室井慎次」二部作は、元々4話程度の事件が絡まないドラマとして構想されていたもので、映画化に伴い室井が事件に巻き込まれるという要素が追加された。それもあってか、描かれる要素がかなり多く、事件パートは駆け足になってしまった印象がある。

ただ、すでに警察を辞めている室井は事件については重要な役割を果たしつつも、実際の処理は現役の警察が東京で行うというくらいの距離感は必要だったのだろう。また、事件パートには、新城と沖田、桜や乃木といった今後のシリーズで再登場することになるかもしれない警察勢、恩田すみれの名前が出たことや今後もヴィランとして登場しそうな日向真奈美の再登場という意義もあった。

だから本来の田舎生活パートで室井慎次の物語がしっかり描かれていたのは良かった。何より、乃木真守が家にやってきた時に酔った室井が、子ども達に囲まれた大変な生活が「楽しい」と笑顔を浮かべてくれたことは救いだった。あれだけ眉間に皺を寄せて壮絶なキャリアを生きてきた室井が、あんな晩年を迎えられたことはハッピーエンドだったと言っていい。

「室井慎次」二部作はとにかく室井慎次の幸せそうな顔を見るたびに涙が溢れてくるという点では、何度も見たくなるような作品だった。駆け足な印象の事件パートについては、今回描かれた事件が今後の「踊る」シリーズへの伏線だったとすれば、20年の空白を埋める新シリーズのイントロと捉えられるようになるかもしれない。

今後はどうなる?

「踊る大捜査線」はこれからも続いていくことが明らかになったが、今後注目したいのは、タカ、杏、新城賢太郎、乃木真守、桜章太郎、日向真奈美あたりだろうか。

タカは東京大学に進学して警察を目指すことを決めたようだ。ということは、沖田仁美と新城賢太郎の後輩になるということである。好きだった大川紗耶香が東京で就職することも関係しているのだろうか。かつて新城も言っていた通り、その方が警察の中では上にあがるのが容易だとも考えられる。前作の終盤ではタカは室井の口から青島との約束について聞いていた。タカが室井と青島の約束を実現してくれることに期待したい。

タカが東京に行くことになれば、「室井慎次の家」を運営するのは杏の仕事になるだろうか。犯罪加害者の娘である杏には世間からの誹謗中傷などが待ち受けている可能性もあるが、石津夫妻やきぬさんをはじめとする周囲の人々が室井の遺志を継いで杏を支えてくれることだろう。

新城賢太郎は「室井モデル」を秋田県警から全国に広めるという役割があるが、定年も近いため残された時間はそれほど多くないはずだ。本庁から沖田の力を借りて「室井モデル」の浸透に尽力してもらいたい。刑事になるために勉強していた乃木真守は、秋田県警で新城県警本部長の下で、現場から「室井モデル」の実現に力を貸すことになるかもしれない。

青島俊作と絡むことになりそうなのは桜章太郎と日向真奈美だ。室井と一緒に仕事をした桜は、どこか若き日の青島っぽさを感じさせるキャラクターだが、所属は警視庁刑事部だ。青島も現在は警視庁刑事部の捜査支援分析センターに所属しているため、現場の桜を青島がデータ解析で支援するという展開はありそう。

一方、かつて青島に殉教を阻止された日向真奈美は、室井の死を受けて青島を次のターゲットとして狙うかもしれない。ただ、「幸せそう」というのが室井が狙われた理由だったようなので、日向真奈美に狙われる条件としては、青島も「幸せそう」でなければならない。

であれば、青島はやっぱり恩田すみれと結婚して幸せになっているのではないだろうか。室井が取調室で触れたすみれの「家族」が青島のことだったとすれば……。想像が止まらないので、今回はひとまずこの辺りまでにしておこう。今は室井慎次を弔いつつ、室井の遺志はどのように引き継がれていくのか、「踊る大捜査線」の今後に期待したい。

映画『室井慎次 生き続ける者』は2024年11月15日(金) より全国の劇場で公開。

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『室井慎次 生き続ける者』のラストを受けての青島俊作についての考察はこちらの記事で。

『室井慎次 生き続ける者』の新庄賢太郎と「室井モデル」の考察はこちらから。

恩田すみれはどうなったのか、『生き続ける者』を受けての解説&考察はこちらから。

鳥飼誠一はどうなったのか、『THE FINAL』と『生き続ける者』を受けての解説&考察はこちらから。

『生き続ける者』で描かれたタカの今後、そして鳥飼とタカの共通点と違いの解説はこちらから。

『生き続ける者』での沖田仁美とその後についての考察はこちらから。

 

『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』ラストのネタバレ解説&感想はこちらから。

『踊る大捜査線 THE FINAL』における室井慎次の描き方、青島、雪乃、池神長官との関係についての解説&考察はこちらから。

香取慎吾が演じた久瀬智則についての解説&考察はこちらから。

『踊る大捜査線 THE LAST TV サラリーマン刑事と最後の難事件』ラストのネタバレ解説&感想はこちらから。

『室井慎次 敗れざる者』ラストのネタバレ解説&感想はこちらの記事で。

 

『室井慎次 敗れざる者』では和久さんの想いを室井と青島がどのように引き継いだのかが明らかになった。詳しくはこちらの記事で。

『室井慎次 敗れざる者』に登場した弁護士・奈良の所属事務所についての考察はこちらから。

『室井慎次 敗れざる者』に登場した「踊る大捜査線」からの小ネタまとめはこちらから。

齋藤 隼飛

社会保障/労働経済学を学んだ後、アメリカはカリフォルニア州で4年間、教育業に従事。アメリカではマネジメントを学ぶ。名前の由来は仮面ライダー2号。 訳書に『デッドプール 30th Anniversary Book』『ホークアイ オフィシャルガイド』『スパイダーマン:スパイダーバース オフィシャルガイド』『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース オフィシャルガイド』(KADOKAWA)。正井編『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』の編集担当、編書に『野球SF傑作選 ベストナイン2024』(Kaguya Books)。
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