映画『室井慎次 敗れざる者』公開
「踊る大捜査線」シリーズの幕開けから27年、映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』(2012) での幕切れから12年。「踊る」シリーズ最新作となる映画『室井慎次 敗れざる者』が2024年10月11日(金) より全国の劇場で公開、柳葉敏郎演じる室井慎次が帰ってきた。
映画『室井慎次 敗れざる者』は、『容疑者 室井慎次』(2005) 以来となる室井慎次が主人公の映画作品。2024年11月15日(金) には続編『室井慎次 生き続ける者』の公開も決定しており、「踊る」シリーズの再始動にも期待がかかっている。
『室井慎次 敗れざる者』では、プロデュース:亀山千広、脚本:君塚良一、監督:本広克行といういつもの布陣が再集結。音楽には、映画『THE FIRST SLAM DUNK』(2023) の音楽を担当した武部聡志が新たに参加している。
様々な期待を背負って公開された映画『室井慎次 敗れざる者』。今回は、そのラストについてネタバレありで解説し、感想を記していこう。以下の内容は本編の結末に関する重大なネタバレを含むので、必ず劇場で本編を鑑賞してから読んでいただきたい。
以下の内容は、映画『室井慎次 敗れざる者』の結末に関するネタバレを含みます。
Contents
映画『室井慎次 敗れざる者』ネタバレ解説
舞台は2023年?
映画『室井慎次 敗れざる者』は、『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』から十数年後が舞台。室井慎次は定年を前に警察を辞め、故郷の秋田県に帰っていた。そこで室井は犯罪被害者・加害者の子ども達の里親になって暮らしているのだが、児童相談所に出した履歴書の日付は令和3(2022)年4月6日になっている。
ラストでも触れられるが、室井は里親を始めてから1年しか経過していない。つまり、『室井慎次 敗れざる者』の時系列は2023年ということになる。室井の年齢は58歳と見られる。
青島との約束を果たすために警察のトップを目指していた室井慎次が、すでに警察を辞めていたという設定はショッキングではあった。しかし、『室井慎次 敗れざる者』で里子達と平和に暮らす室井慎次の姿を見るとなぜか涙が止まらない。室井がやっと緊張から解放され、それでも他者に寄り添いながらゆっくり暮らす姿は、室井ファンにはご褒美でしかない。
三つの事件
そんな平和な日々を打ち破るように、三つの出来事が室井を襲う。①弁護士によるタカへの接触、②室井家前での死体発見、③杏の到来、の三つだ。
①については、『室井慎次 敗れざる者』でほとんど唯一本作内で解決された問題だろう。殺人事件被害者の子どもであるタカは、加害者の弁護士である奈良育美から容疑者に有利な証言をすることを依頼される。しかし、タカは室井の付き添いの元、自分がなりたいのはあんたのような人間ではないと加害者に告げる。
かつてタカの家には母の恋人である暴力団関係者が寝泊まりしており、その人物も“本当の父親”ではなかった。室井もまたタカの“本当の父親”ではないが、タカは室井のような大人になりたいと思っていた。室井は警察を離れたが、今は組織のためではなく自分の正義に従い、タカという自分に憧れる若者を(結果として)育てていたのだ。
このエピソードのラストも泣ける展開であると同時に、どこか室井っぽい冷静さと青島っぽい純粋さをあわせ持ったタカが、本シリーズにおいて室井の良き相棒になってくれることを示唆するものだった。
②で埋められていたのは、映画『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』で逮捕され、服役を終えて釈放されていたレインボーブリッジ事件の犯人の一人・瀬川吉雄の遺体だった。遺体とは「洋梨」が一緒に埋められており、社会から「用無し」という扱いを受けた犯人グループがかつて残したメッセージと一致していた。
『室井慎次 敗れざる者』ではレインボーブリッジ事件を20年前としており、瀬川吉雄は18年服役した後に2年前に釈放されていた。当時、室井が本庁で捜査に当たっていたこともあり、室井はこの事件の捜査への協力を要請されることになる。
③が厄介な問題だ。元の里親に手紙とお金を持たされ、犯罪被害者・加害者の子どもの里親になっている室井慎次の元に送られた日向杏は、日向真奈美の娘だった。日向真奈美は、映画『踊る大捜査線 THE MOVIE』(1998) で猟奇殺人犯として逮捕され、警視庁副総監拉致事件の真犯人発見に協力。『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』(2010) では須川圭一を使って事件を起こし、自身を釈放させた(その後、殉教死しようとしたところを青島が逮捕した)。
杏が生まれたのは『THE MOVIE3』の2年前とされており、父親は『THE MOVIE3』の実行犯・須川圭一だと考えられる。同作では、須川は刑務所で日向真奈美のカウンセリングを担当しており、彼女に外出までさせていたことが明らかになっている。須川は日向真奈美に心酔して彼女の釈放計画を実行した。猟奇殺人犯二人の子どもだと考えられる杏は、室井家に混乱をもたらす。
杏はタカとリクの二人に、室井が里親としてお金をもらっておりお金が貯まったら二人を捨てるつもりだ、室井からもっと働けと言われて殴られたなどと嘘をつき、特に幼いリクの心が室井から離れていくように仕向ける。音楽からも分かる通り、『室井慎次 敗れざる者』ではこの件が最も視聴者にとってストレスに感じるように設定されており、本件は次作『室井慎次 生き続ける者』に持ち越されることになる。
『室井慎次 敗れざる者』ラストをネタバレ解説
室井が警察を辞めた理由
『室井慎次 敗れざる者』の終盤では、発見された遺体の件について室井が秋田県警から呼び出しを受け、筧利夫演じる新城賢太郎と面会する。新城も警察でのキャリアの最後を迎え、秋田県警本部長の座に就いていた。室井は映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』のラストで、警察の腐敗を正すべく組織改革推進委員会の委員長に任命されたが、『室井慎次 敗れざる者』の冒頭で5年その職を務めた後、長官の命で交通局担当に左遷されたことが明かされていた。
新城いわく、真矢ミキ演じる沖田仁美は室井に秋田県警本部長の花道を用意していたという。しかし室井はこれを断って警察を退職。空いた秋田県警本部長のポストに新城が就くことになっていた。時を経て、あの時肩を並べていた警察庁長官官房審議官の室井・新城・沖田の三人は、それぞれ退職・支店・本庁という全く違う位置にいたのだ。
「警察を辞めた理由」を聞かれた室井は、新城に家に来て飲まないかと誘う。年老いた室井と新城が囲炉裏の前でウイスキーを飲む光景には痺れる。しかし、室井が家で飲みたかった理由は、夕食どきに子ども達を家に置いてきたことへの心配と、今からする話を子ども達に聞いてもらいたいという思いがあったのだろう。
室井は、「警察を辞めた理由」を青島との約束を果たせなかったからだと明かす。ここで、新城の口から青島が今は警視庁の捜査支援分析センターにいることが明かされている。新城の口ぶりからして、青島はその後もお上に楯突くことをやめなかったようで、青島もまた室井と同じく左遷されたのだろうか。室井との違いは、青島は今でも警察をやっているということだ。
追記:捜査支援分析センターが本作に絡む可能性と青島の今後についてはこちらの記事で考察している。
室井は「現場の刑事が信念を曲げずに捜査ができるようにする」という約束を守れなかったと話し、二人は青島の思い出話にふける。新城の室井は青島に「甘かった」という指摘はその通りで、室井は青島に刺激を受け、変化を経験したからこそ青島を特別扱いして甘やかしていたのだ。
このシーンでの室井の「あの頃は信じていた」という言葉が重い。警察という組織が一体になれると、信じた理想に向かって突っ走り、酸いも甘いも知った老人の言葉だ。そんな中でリクが「組織って何?」と尋ね、新城は「こうして一緒にいること」と答える。だが、リクは「それは家族でしょ」と返す。血の繋がらない室井家の人々だが、リクはこれを家族だと思っている。室井はもう孤独ではないと思うと、このシーンも泣ける。
青島との約束を果たせなかった自分を「負け犬」と蔑むこのシーンは、『室井慎次 敗れざる人』のハイライトだ。今、室井がなぜここにいるのかを明かすと共に、これまでの価値基準とは離れて、かけがえのない家族を手に入れたことを同時に示す場面となっている。
秋田県警での一幕
それでも、室井は遺体発見の件で過去の事件と向き合わなければならない。翌日秋田県警に出向いた室井は捜査本部の会議を目にするが、そこでは警視庁捜査一課管理官の仁狩が声を荒げて捜査を仕切っていた。「わざわざこんなところまで来て」という上メセ発言も飛び出している。室井が変えられなかった警察の姿が、そこにはあった。
ここで室井は警視庁捜査一課の桜章太郎と面会する。桜にはやはり青島を思わせるテンションの高さがあるが、公式パンフレットによると演じた松下洸平は「青島を彷彿とさせる感じで」というディレクションを受けていたという。『室井慎次 生き続ける者』でのバディ結成に期待が高まる。
桜はレインボーブリッジ事件で逮捕された犯人グループが釈放されたが、社会は変わっておらず、働き口が見つからないまま再び大きな事件を起こそうとし、特殊詐欺に手を出したのではないかと推理する。捜査が本格化する中で、村中に監視カメラが取り付けられて住民は監視されることに。東京から来た室井を疎ましく思う石津夫婦、地区長の長部、そして室井には親切にしてくれた市毛商店のきぬ等、ここから容疑者が絞られていくことになるのだろう。
変化した室井慎次
『室井慎次 敗れざる者』のラストは、室井慎次とタカ・リク・杏との関係が描かれる。まずタカは、高校を出て働くことになってもここに残っていいかと室井に聞く。「いたければいろ」という室井らしい不器用な返答。進学の件とかも聞いてあげてほしいが、室井は相手の自主性を尊重しているのだろう。
次に、杏が来てからギクシャクしていた室井とリクの和解が描かれる。この時、室井がレコードでかけて「懐かしいな」と漏らす曲はSano ibuki「WITHOUT YOU」。原曲は1970年に発表されたイギリスのバンド・バッドフィンガーの楽曲で、『室井慎次 敗れざる者』の挿入歌としてSano ibukiがカバーしている。
リクは室井になぜ自分を怒らないのか、加害者として逮捕された父はよく自分を怒っていたのに、と話すのだが、室井は意外にもどうやって教えるかを迷っていると明かす。自分は親としてはまだ1年生だと、正直に明かすのだ。警察としての35年のキャリアも、子育ての前ではそれほど役に立たず、その事実を認めて小さな命と向き合おうとしている。やっぱり泣ける。
タカと話したシーンでは、室井は平坦な地を歩いて去っていく。青島と去る際には階段を上がっていくシーンが印象的に描かれていた警察時代の室井との違いを強調する演出だ。リクと話す時には目線が合うようにしゃがんでいたり、椅子に座って陸に声をかけており、人の「上」に立つ室井慎次はもういなかった。これでいいと思う。
青島との接点
そして最後に室井が退職してこの家にやってきた時の様子がダイジェストで描かれる。廃屋だった家をDIYでリノベーションし、家の前でへたれこんでいた野犬のシンペイを引き取り、一から新しい生活を作り出した様子が描かれる。
リノベーション中に室井が食べるカップ麺は「キムチラーメン」で、これはドラマシリーズ第6話で青島と和久が張り込みをした際に食べていたものと同じだ。「踊る」シリーズではその後もキムチラーメンが度々登場する。この辺りにも、室井が青島と湾岸署から影響を受けていたことが示されている。
そして回想の後、リクは室井に頬を寄せて、「室井さんはあったかいから好き」と話す。室井に人間としての体温、“あたたかさ”を残したのは、青島俊作という人間の“熱さ”だったはずだ。
まさかのラスト
ラストシーンの前に挿入されるのは、左手に火傷を負った人物が釈放されるシーン。似た火傷はリクの左肩にもついており、この人物が服役していたリクの父であることを示している。そして、その人物を演じているのは加藤浩次で、次回作でのヴィランが予告される演出となっている。
『室井慎次 敗れざる者』のラストシーンでは、リクを連れて秘密基地を出た室井は、家に隣接する小屋が燃えているのを目にする。小屋の前には杏とタカが立っていた。室井は消火を試みるも失敗、警察時代のコートが焼けるのを目にして『室井慎次 敗れざる者』は幕を閉じる。二つの事件の犯人は一体、そして、室井は家族を守ることができるのだろうか……。
エンドロールでは過去シリーズの室井の名場面が紹介され、ポストクレジットでは『室井慎次 生き続ける者』の予告が挿入される。そこで分かったことは、加藤浩次演じるリクの父がリクと室井に会いに行こうとすること、どうやら杏が母真奈美と面会していたらしいこと、沖田が室井をどこかに呼び入れようとしていること、遺体をめぐる捜査が進展していくことなどだ。最後に新城は室井が青島と交わした約束はまだ終わっていないとも話している。この言葉が意味することとは……。
『室井慎次 敗れざる者』ネタバレ感想&考察
無害な室井、“加害者女性”
『室井慎次 敗れざる者』は今まで描かれてこなかった室井慎次と家族というテーマが描かれた作品だった。それも里親制度を使い、血のつながっていない家族の形の中で生きる室井の姿が描かれており、とても良かった。年齢的にはおじいちゃんでありながら、子どもには自分を「室井さん」と呼ばせて、驕ることなく一人の人間として真摯に子どもに向き合う姿には胸を打たれた。
室井はやっぱり不器用なので、杏の周辺を巡ってはもどかしく感じることも多い。だが、そもそも室井さんの生活が平和なほのぼのライフなので、ストーリーの制約上、ストレス要素をもたらす必要があったのだろう。
結論は続編『室井慎次 生き続ける者』に持ち越されることになるが、それでも杏の描き方は気になる点が多かった。加害者の娘ということで、杏が本当に危ない人物であれば、加害者家族(特に女性)への偏見を助長することになりかねない。男性同士のケアは上手く描けていただけに、杏については次回作での逆転劇を期待したい。
そもそも「踊る大捜査線」の劇場版シリーズにおいては後半から、女性加害者が女性性(と言われるもの)を利用したり強調したりしながら犯罪計画を実行していく設定が増えていった。『容疑者 室井慎次』もその例に漏れていないし、杏の母とされている日向真奈美も二作品に渡ってそうした役割が付与されてきた。
当初の「踊る」シリーズは女性被害者の立場を描くことに力を入れていたが、時が経つにつれて女性加害者を描くことに力を入れ出しているようにも見える。「娘」として登場した杏が、2024年になっても再びその役割を担わされないことを願うばかりだ。
犯人は誰?
だが、上記のような懸念もミスリードではないかと思える要素もある。室井家の小屋が火事になった件だが、室井は秘密基地に向かう直前にリクに「風呂を沸かしておいてくれ」と頼んでいる。公式パンフレットに掲載された室井家の見取り図を見ると、風呂はドマの隣にあり、小屋に隣接しているように思われる。風呂のシーンは序盤に挿入されており、火を起こして沸かすほど古い風呂かどうかは分からないが、風呂を沸かすためにリクが起こした火が小屋に引火したということはないだろうか。
杏は秋田県警が室井の身柄を押さえに来たときもそれを見て喜んでおり、自分が仕掛けたことでなくても室井の不幸を喜んでいるように見える。実際に自ら手を下すことは何もしてないとすれば、少しぶりっ子なところを見て「怪しい」と思ってしまうこちらの気持ちこそ歪んでいるのではないかとさえ思わされる。
仮に杏が放火犯だったとすれば、その動機は母を逮捕に追い込んだことだろう。だが、室井に復讐をするチャンスは他にもあったはずで、なぜあのタイミングだったのかという点も気になるところだ。
死体遺棄事件についても、杏が1ヶ月以上も室井家周辺に潜伏していたことから、杏にも疑惑がかかるような演出がなされている。しかし、遺体の運搬などを含めて杏一人で可能とは思えないので、これもミスリードである可能性は高いと考察できる。
瀬川吉雄は青森県出身ということになっているが、この秋田の村に親戚がいたとしたら、瀬川がその親戚を頼ってやってきて、「村に厄介を持ち込んだ」と言われることを恐れた親戚が瀬川を殺したという線もあるだろう。そうなれば、石津夫妻や地区長の長部、商店主の市毛きぬも怪しくなってくる。改めて警察と組むことになった室井は、無事に犯人を見つけることができるのだろうか。
タカの進路は? 青島の登場はある?
他の考察要素としては、タカの進路についても気になるところ。高卒でノンキャリとして村の交番で働き始めるというのが堅い線だが、タカが思いを寄せる同級生の大川沙耶香は仙台の専門学校に行くと言っていた。大川沙耶香はタカにも仙台に来てほしいという口ぶりだったが、仙台には東北大学がある。
そう、東北大学は室井慎次が卒業した大学であり、過去に東大卒の新城からも嫌味を言われている。タカが室井と同じく東北大を経て警察官僚を目指すとすれば、それはそれで熱い展開だ。願わくば青島には再雇用制度を使って現場に残ってもらい、タカと出会うまで働いていてほしい。
そして、やっぱりその青島が続編『室井慎次 生き続ける者』に登場するのかどうかというところも見所の一つ。織田裕二演じる青島俊作が「踊る」の劇場版スピンオフに登場した例は過去にない。しかし、その前例を打ち破って、青島が室井家にきりたんぽ鍋を食べる約束を果たしに来る姿を見たい。なんなら、そのまま“二人の父”として子ども達を育ててもらってもいい……。
様々な心配と期待とワクワクを膨らませて、『室井慎次 敗れざる者』は『室井慎次 生き続ける者』にバトンを繋いだ。続編公開までは繰り返し劇場に足を運んで、帰ってきた室井慎次の姿を目に焼き付けたい。
映画『室井慎次 敗れざる者』は2024年10月11日(金) より全国の劇場で公開。続編『室井慎次 生き続ける者』は2024年11月15日(金) より全国の劇場で公開。
『室井慎次 敗れざる者』と『室井慎次 生き続ける者』のオリジナル・サウンドトラックは予約受付中。
『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』は配信中。
室井とタカの関係から見える青島&雪乃との過去と、“ハードSF”についての考察はこちらから。
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