映画版『ゼルダの伝説』監督が目指すのは「実写版の宮﨑駿映画」 『猿の惑星/キングダム』後に撮影へ | VG+ (バゴプラ)

映画版『ゼルダの伝説』監督が目指すのは「実写版の宮﨑駿映画」 『猿の惑星/キングダム』後に撮影へ

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実写版『ゼルダの伝説』にかかる期待

任天堂の人気ゲーム「ゼルダの伝説」が「メイズ・ランナー」三部作などで知られるウェス・ボール監督によって実写映画化される。ウェス・ボール監督は2024年初夏日本公開の映画『猿の惑星/キングダム』でも指揮をとっており、今勢いに乗っている若手監督の一人だ。

かねてより『ゼルダの伝説』の実写映画化に言及していたことで知られるウェス・ボール監督には、すでに「ゼルダ」実写化のイメージを持っているようだ。米EntertainmentWeeklyのインタビューに答えたウェス・ボール監督は、実写映画版『ゼルダの伝説』のイメージについてこう語っている。

この素晴らしいファンタジー・アドベンチャー映画は『ロード・オブ・ザ・リング』のような者ではなく、独自のものになります。私がいつも言ってきたのは、実写版の宮﨑(駿)映画を見たいとうことです。彼がもたらすあのワンダーと斬新さ、そういうものを見てみたいんです。

任天堂のゲームだけでなく宮﨑駿映画にも愛情を持っているウェス・ボール監督。実写版『ゼルダの伝説』が『ロード・オブ・ザ・リング』のようなスタイルではなく、宮﨑駿映画を実写化したようなワンダーと斬新さに溢れたものにしたいと話している。

さらにウェス・ボール監督は、「ゼルダの伝説」という作品の重大さとそこにかける情熱について以下のように話している。

私の人生は全てこの瞬間に繋がっていました。私はゼルダで育ちましたし、最も重要な財産であり、未開拓のIPでもあると思っています。ですから、私たちは特別なものにしようと一生懸命に取り組んでいます。ただ(実写映画化が)出来るからやるというわけではありません。本当にスペシャルなものを作りたいんです。

現在ウェス・ボール監督は映画『猿の惑星/キングダム』のポストプロダクションに入っており、「次回作かどうかは言えないが」再び脚本に取り組んでいると語っている。『猿の惑星/キングダム』が手から離れ次第、少しの休暇を挟んで『ゼルダの伝説』の撮影に入りたいとしている。

ウェス・ボール監督が実写版で描き出す『ゼルダの伝説』の世界はどんなものになるのだろうか。まずは、2024年夏公開予定の映画『猿の惑星/キングダム』を楽しみに待とう。

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Source
EntertainmentWeekly

ウェス・ボール監督が過去に『ゼルダの伝説』の実写化について“予言”していた内容はこちらから。

映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』ラストの解説はこちらから。

ウェス・ボール監督最新作の映画『猿の惑星/キングダム』の情報はこちらから。

齋藤 隼飛

社会保障/労働経済学を学んだ後、アメリカはカリフォルニア州で4年間、教育業に従事。アメリカではマネジメントを学ぶ。名前の由来は仮面ライダー2号。編著書に『プラットフォーム新時代 ブロックチェーンか、協同組合か』(社会評論社)。
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