ジェームズ・マカヴォイが“お気に入りのエリック”をチョイス
『X-MEN: ダークフェニックス』公開
2019年6月21日(金)、日本でも『X-MEN: ダークフェニックス』が公開された。今作で『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(2011) から始まった新シリーズは最終章を迎えるとされており、ファンは惜しみながらもX-MENの最後の戦いを見守っている。
エリックとチャールズも最終章
『X-MEN: ダークフェニックス』は、ジェームズ・マカヴォイ演じるプロフェッサーX/チャールズ・エグゼビアとマイケル・ファスベンダー演じるマグニートー/エリック・レーンシャーを中心に据えたシリーズとしては第4作目にあたる。8年間続いた新シリーズが最終章を迎えるにあたって、マイケル・ファスベンダーはエリックとチャールズの関係性を振り返っている。
ジェームズ・マカヴォイが“お気に入り”を語る
そんな中、プロフェッサーX/チャールズ・エグゼビアを演じたジェームズ・マカヴォイが、8年間を振り返って“お気に入りのマイケル・ファスベンダー”について語った動画が話題になっている。映画評論サイトRotten TomatoesのInstagramに投稿されたインタビューで、マカヴォイは以下のように語った。
マカヴォイ「私のお気に入りの彼の演技は、間違いなく『ファーストクラス (邦題: X-MEN: ファースト・ジェネレーション)』です。調和がとれた素晴らしい作品でした。全員に役割があってね。でもこの映画が本当に描きたかったものは、マグニートーのオリジンだったんです。この映画はただ単に (ファスベンダーが割り込む)」
ファスベンダー「パーティ映画じゃない」
マカヴォイ「単に彼をミュータントのリーダーとして描くのではなく、『007』のようなスパイ要素も含まれていました。このキャラクターでそれをやるかという (再びファスベンダーが割り込む)」
ファスベンダー「多くはマシュー・ヴォーン監督のアイデアだってことは言っとかなきゃ」
マカヴォイ「まぁね。でも君にはスタイルと才能があって、衣装もあったし、あのシルエットは見事に全てをかっさらっていった」
ファスベンダー「サンキューベリーマッチ」
マカヴォイ「大変な仕事だったと思いますよ。これまでのX-MEN映画にはなかったものです。X-MEN映画の概念を打ち壊したのです」
ファスベンダー「ありがとう (cheers)」
マカヴォイ「どういたしまして」
オリジン作品としての『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』
多くのファンと同じく、ジェームズ・マカヴォイのお気に入りは『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』のようだ。マイケル・ファスベンダーが、“最強ヴィラン”であるマグニートーの強さと弱さをスタイリッシュに演じた名作だ。また、マカヴォイが「マグニートーのオリジン」と語るように、同作はヴィランのオリジンにスポットライトを当てた映画作品の走りでもあった。近年では『ヴェノム』(2018) や『ジョーカー』(2019年10月4日(金)公開予定) といったヴィラン単体のオリジン作品が注目を集めているが、再びファンがマイケル・ファスベンダーのエリック・レーンシャーを拝める日は来るのだろうか。
衝撃のエンディングを迎える『X-MEN: ダークフェニックス』は、2019年6月21日(金)より全国で公開。
Source
Rotten Tomatoes Instagram