「X-MEN」シリーズ生粋のファンであるマシュー・ヴォーン監督が語る
2024年のMCU映画は『デッドプール3』のみとなっており、2023年の『マーベルズ』の興行成績が想定を下回ったこともあり、MCU映画で『デッドプール3』はターニングポイントになると考察されている。そして、そのような『デッドプール3』に関して『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)の監督と脚本など、20世紀FOX版「X-MEN」シリーズの製作に携わってきたマシュー・ヴォーン監督がコメントを出したことを米brobibleが報じた。
マシュー・ヴォーン監督曰く、『デッドプール3』はMCUに衝撃を与え、活気を取り戻す作品になるとのことだ。マシュー・ヴォーン監督は「デッドプール対ウルヴァリン、あるいはウルヴァリン対デッドプールについて私が知っている僅かな断片は、ライアン・レイノルズとヒュー・ジャックマンの口論が今こうしている間にも起こっていることでしょう。それは信じられないようなものです」と語った。そして、以下のようなコメントを続けた。
それは気付け薬のようなものです。MCUはライアン・レイノルズとヒュー・ジャックマンという気付け薬を入れようとしており、それによってよみがえるでしょう。ライアン・レイノルズとヒュー・ジャックマンは、MCUの世界全体を救おうとしているんです。
マシュー・ヴォーン監督は前述の通り、20世紀FOX版「X-MEN」シリーズには携わっているが、今回の『デッドプール3』には携わっていない。しかし、「X-MEN」シリーズのファンとして、今回のようなコメントを出した。「私はX-MENの純粋なファンであり、私が望むのは映画が本来あるべき良いものになることです」とも語っている。
『デッドプール3』の監督はショーン・レヴィが務める。デッドプール役にライアン・レイノルズ、ウルヴァリン役にヒュー・ジャックマンが復帰し、モリーナ・バッカリン、ブリアナ・ヒルデブランド、ステファン・カピチッチ、忽那汐里などが続投する。メインヴィランや、ストーリーに関してはまだ明らかになっておらず、『デッドプール2』(2018)で登場した時間移動装置が鍵になるのではと噂されている。
『デッドプール3』は2024年7月26日より米公開予定。
Source
brobible
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