マーゴット・ロビー主演『ハーレイ・クイン』
2020年2月7日(金)より、映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』が全米で公開されている。「バットマン」シリーズに登場するヴィラン(悪役)であるハーレイ・クインを主役に据えた作品で、映画『スーサイド・スクワッド』(2016)で同役を演じたマーゴット・ロビーが主演を務める。
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— Birds of Prey (@birdsofpreywb) February 16, 2020
『アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル』(2017)でアカデミー賞主演女優賞ノミネート、『スキャンダル』(2019)でアカデミー賞助演女優賞ノミネートを果たしたマーゴット・ロビー。『ハーレイ・クイン』ではプロデューサーとしても製作に関わっている。
お気に入りのコスチュームは?
そんなマーゴット・ロビーが、『ハーレイ・クイン』で着用したお気に入りのコスチュームについて、米Entertainment Tonightに語っている。作中、ハーレイ・クインは様々なコスチューム姿を披露する。インタビュアーに「お気に入りのコスチュームはどれですか?」と聞かれたマーゴット・ロビーは、以下のように答えている。
お気に入りのコスチュームはマリリン(・モンロー)の衣装です。なぜなら、あの象徴的な姿を美しく再現していながら、スカートではなくスラックスを履いてるんですよ。
インタビュアーは、この回答に「現代的になっているんですね」と相槌を打っている。
マリリン・モンローを再現
マーゴット・ロビーは『ハーレイ・クイン』の中で、映画『紳士は金髪がお好き』(1953)でのマリリン・モンローの姿を再現している。だが、マーゴット・ロビーがBusiness Insiderに語ったところによると、ハーレイ・クインがマリリン・モンローのコスチュームで踊るシーンでは、当初は全く違うコスチュームでの撮影が想定されていたという。
コスチュームに関する資料を見ていたマーゴット・ロビーは、その中にマリリン・モンローの姿を見つける。スラックスを履いたマリリン・モンローのコスチュームを思いついたマーゴット・ロビーは、監督のキャシー・ヤンにこれを提案。キャシー・ヤン監督はこのアイデアを「素晴らしい。そうしましょう」と、二つ返事で採用し、“スラックスを履いたマリリン・モンロー”が実現したという。
マーゴット・ロビーは、果たしてどのようにしてマリリン・モンローを現代によみがえらせたのだろうか。ハーレイ・クイン版モンローにも要注目だ。
また、マーゴット・ロビーは、映画『ハーレイ・クイン』には「ジョーカーが登場しないことが重要だった」とも語っている。マーゴット・ロビーが“ガールギャング映画”に込めた想いは以下の記事に詳しい。
日本ではPG12指定
映画『ハーレイ・クイン』は、北米ではR指定映画として公開されている。興行収入面では苦戦を強いられており、メインターゲットと考えられていたティーネイジャーが鑑賞できないことが理由と分析されている。だが、日本ではPG12 (小学生以下の鑑賞には、成人の保護者の助言や指導が必要) として公開されるため、10代の観客でも鑑賞できる。日本では、どのような受け入れられ方をするのだろうか。
映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』は2020年3月20日(金) より日本公開。
『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』公式サイト